「聡明」の意味と読み方とは?ヒントは「賢い」
聡明って、なんと読むのかな??
「聡明」はね、「そうめい」と読むんだよ。
聡明の意味
[名・形動]
1 《「聡」は耳がよく聞こえること、「明」は目がよく見えること》物事の理解が早く賢いこと。また、そのさま。「―な少年」
2 神に供える餅 (もち) ・きびなど。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
聡明はここに注意
「総」ではありませんので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
漢字も読み方も、わりとカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「聡明」の意味は、理解が早く賢いことなんだね。
聡も、そういう意味なのかな?
そうなんだ。少しだけ下で見てみようね。
「聡明」の「聡」は他に「聡い」とも読みます。意味は、
- 物分かりがよく、かしこい。また、耳が良く聞こえる。「聡明」など
となっています。この時点で、賢いという意味があるのが分かりましたね!
「明」は他に「みょう・みん・明るい・明かり・明らか・明かす」などとも読みますよね。意味は、
- 明るい。「明星」など
- 明かり。「照明」など
- はっきりしている。「明白」など
- かしこい。「賢明」など
- つぎの。「明晩」など
- 明らかにする。「闡明」など
となっています。(他にもありますよ!)こちらも、賢いという意味で使えるんですね。
また、「明」は「明白」で使われているように、はっきりとしていることという意味も持っています。
耳がよく聞こえ、はっきりとして(見えて)おり、理解が早く賢いというイメージで「聡明」と覚えてはいかがでしょうか?😄
「明」は説明不要、と言ってもいいくらいカンタンですね!
太陽をあらわす「日」と欠けた月をあらわす「月」で明るい!と覚えましょう。😆
「聡」はあまり書かれない方が多いのではないでしょうか?
耳がよく聞こえる、ということで「耳」が使われていますね!
そのとなりに、「公」と「心」を立ててあげましょう。もっと身近な漢字だと、「総合」の「総」の「糸」を「耳」に変えるだけでもできます!
どちらも音読みで読もう。
この言葉、どう使う?
- 先程の少年、この辺りでは見たことが無かったが、ずいぶんと聡明な子だったなぁ。
- 彼女は聡明だから、判断力もあるのだろうか。
- 君のような、頭の回転がはやい聡明な人がいてくれると助かるよ。
「聡明」の類語
賢い、という意味の言葉が似ていますね。
- 賢明・・・かしこいこと。
- 知的・・・知識があり、知性が感じられること。
- 明哲・・・かしこく、物ごとの道理に通じていること。
「聡明」の対義語
「聡明」は賢いことなのに対して、こちらは愚かで判断する力がないことになります。
- 暗愚・・・判断する力がない。おろかなこと。
- 愚昧・・・おろかなこと。
- 蒙昧・・・暗いことが転じて、知識があまり無く道理に暗いこと。
同じ読み方の熟語👀
- 滄溟・・・広い海。
なるほど、最後まで聞いたら覚えられたよ!
それで大丈夫。少し聞いただけで分かるほど、聡明で無くても良いんだよ。
まとめ
「聡明」は、理解が早く賢いことなんですね。
耳も目も良く、理解が早くて賢いイメージで覚えておきましょう!😄
似た言葉だと、「一を聞いて十を知る」というものがあります。
こちらも、少し聞いただけで全て理解できる。というようなとても聡明に近いものになっていますよ。
詳しい分野であれば、少し聞いただけでも理解できることはありそうですよね!😆
「明」は太陽をあらわす「日」と、欠けた月をあらわす「月」で明るいんだと覚えておきましょう。
「聡」は耳が良く聞こえるからか、「耳」が入っていますよね。となりに「公」と「心」を立てておきます。
もっと身近な漢字だと、「総合」の「総」の「糸」を「耳」に変えるだけでもできますよね。
こちらはいかがでしょうか?
花言葉は良くききますが、石言葉はあまりなじみが無いかもしれません。
アクアマリンでしたら聞いたことがあるのではないでしょうか?この石には、聡明という石言葉があります。✨
やはりたくさんの種類がありますね・・・、3月の誕生石なので、3月生まれの方へのプレゼントにいかがでしょうか?
大きいのが良いか、小さいのが良いか。好みで変わるから難しいよね・・・。