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「注連」の意味と読み方とは?ヒントは「なわ」

2023年10月12日

ナヤミィ

注連って、なんと読むのかな??

フクロウ

「注連」はね、「ちゅうれん」と読むんだよ。

注連ちゅうれんの意味

しめ飾り。しめなわ。しめ。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

注連ちゅうれんはここに注意

実は「しめ」とも読みます!「注連縄しめなわ」の略でもあるわけです。

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きはカンタンですが、最初はどういう意味か分かりにくいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「注連ちゅうれん」の意味は、しめなわのことなんだね。

ナヤミィ

縄で作られている、あれのことかな・・・。

フクロウ

見たことはあるはずだよ。


注連ちゅうれん」の「ちゅう」は他に「そそぐ・ぐ・す」とも読みます。意味は、

  • そそぎ、流しいれる。「注入」など
  • あつめる。「注目」など
  • くわしく説明をいれる。「注釈ちゅうしゃく」など
  • 要件を書く。「注文」など

となっています。これだけだと、なぜ縄に繋がるのか分からないですよね。

れん」は他に「つらなる・れる・しきりに」とも読みます。意味は、

  • つながり。「連結」など
  • 引き続き。「連日」など
  • ひきつれる。「連行」など
  • 仲間。「連中」など

となっています。ここまで見て、注連縄しめなわの形状を思い出したら理由が何となく分かってきたのではありませんか?

注連縄しめなわにはさまざまな種類の形式がありますが、縄を集めて繋げて作られているようにも見えますよね。からまっているようにも見えます。ここで、縄が「あつめる・つながる」というイメージができるようになりますね😀

そして、注連縄しめなわには神を祭る神聖な場所を他と区別するためにはる縄の意味があります。新年、家の入口にはり悪いものが家に入らないようにする縄もそうですね。

ちゅう」と「れん」、どちらも読み書きがカンタンですので問題ありませんよね。😆

ちゅう」は「さんずい」と「主」になっています。「主」は台の皿の上で火が燃えていることから、そこに止まっている火を意味しています。そこから、静止していて動かない大黒柱のような存在として「ヌシ」を意味するようになったそうです。

そして、動かないところに水をそそいでたくわえるために「そそぐ」を意味するこの漢字が出来たそうですよ🧐

注連しめ」の場合は読むのが難しいのですが、神さまがめる神聖な場所と区別する、ということで「しめ」と読むと覚えておきましょう!

フクロウ

使うときは「注連縄しめなわ」というだろうけど、「注連ちゅうれん」の方も覚えておこうね。

注連の覚え方イメージ
縄の部分です。

この言葉、どう使う?

  • 立派な注連縄しめなわが飾られている。
  • とても大きな注連縄しめなわだったので、少しおどろいた。
  • おしゃれな注連縄しめなわを作る人もいたもんだ。

注連ちゅうれん」の類語・・・?

正月に玄関に飾る注連縄しめなわ、ということで正月玄関に飾るものを並べます。

  • しめ飾り・・・正月に玄関などに飾るしめ縄のこと。
  • 門松かどまつ・・・正月、玄関に立てる飾りの松のこと。
  • 松飾り・・・正月、玄関に飾る松。門松のこと。

同じ読み方の漢字👀

「ちゅうれん」だけでなく、「しめ」の方も書いておきます。

  • 柱聯ちゅうれん・・・詩文を書いて、柱にかけるれんのこと。
  • しめ・・・アトリ科の鳥のこと。
ナヤミィ

なんでそこにあるのか、考えたことも無かったよ。

フクロウ

神社に行っても、あまり深く考えない人も多いんじゃないかな。

まとめ

注連ちゅうれん」は、注連縄しめなわのことなんですね。

この縄は神聖な場所をわけるためのもの、よけみたいなものなので、これからは覚えておきたいものです。

注連縄しめなわは、縄を集めて繋げて作られているようにも見えます。これがからまっているようにも見えますので、縄が「あつめる・つながる」というイメージに繋げて覚えましょう!

ちゅう」の「主」は、静止していて動かない大黒柱のような存在として「ヌシ」を意味するようになった。

そして、動かないところに水をそそいでたくわえるために「そそぐ」を意味するこの漢字が出来た、と覚えましょう🧐

二文字

Posted by 管理人