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「股肱」の意味と読み方とは?ヒントは「頼りになる」

2024年7月19日

ナヤミィ

股肱って、なんと読むのかな??

フクロウ

「股肱」はね、「ここう」と読むんだよ。

股肱ここうの意味

《「股」はもも、「肱」はひじ。「股肱」で手足の意》主君の手足となって働く、最も頼りになる家来や部下。腹心。「―の臣」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

股肱ここうはここに注意

どちらも音読みですが、「ひじ」と「ひじ」を間違えないようにしましょう。

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

どちらも体の部位なので、覚えやすい熟語になっています。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「股肱ここう」の意味は、もっとも頼りになる部下のことなんだね。

ナヤミィ

孤高ここうなら知っていたけど、股肱ここうは知らなかったなぁ。

フクロウ

聞いたことがない人も、多いんじゃないかな。


股肱ここう」の「」は他に「もも・また」と読みますよね。意味は説明不要かも知れませんが、

  • 足のつけね。「股間こかん」など
  • 頼りになる部下。「股肱ここう

となります。体の一部であるまたですね!

こう」は他に「ひじ」と読みます。意味は、

  • ひじ。かいな。また、頼みとするもの。「股肱ここう

となっています。「ひじ」と聞くと、「ひじ」の方が先に思い浮かんでくるのではないでしょうか?

「肘」は腕の関節の外側にある部分のこと、そして「肱」は肩からひじまで、または肩から手首までとなっています。

「肱」の意味に、「かいな」ともありますからね。💪

「肱」が手、「股」が足をイメージしており、合わせて手足となって働く、頼りになる部下・家来という意味の「股肱ここう」となります。

漢字の書き方はとてもカンタンです、「股」は「月」と「しゅ」を、「肱」は「月」と「こう」を並べてあげましょう。

「そういえば、なんで月なんだろう・・・?🤔」となりませんでしたか?

これは、「肉」の文字が変わって「月」になったといわれています。そして、これは「にくづき」と呼ばれており体に関する文字に使われています。

「肉体」の代わりに「月」になったのですね。

フクロウ

「肉」の方が覚えやすかったかも・・・?

股肱の覚え方イメージ
部下が優秀ゆうしゅうだと、助かりますね。

この言葉、どう使う?

  • 彼の股肱ここうとして、日々奮闘ふんとうしているようです。
  • 股肱ここうは私の手足も同然、簡単に手放すわけにはいかぬ。
  • 誰でもいいわけではない、股肱ここうが今すぐ必要だ。

股肱ここう」の類語

頼りになる人、という意味の言葉が似ていますね。

  • 側近そっきん・・・偉い人の近くにつかえる人。
  • 補佐官・・・人を助ける役の人。
  • 番頭ばんとう・・・商家などの使用人の頭。または、警護する人。

同じ読み方の熟語👀

  • 孤高ここう・・・一人でいること。
  • 戸口ここう・・・戸数と人口のこと。
  • 虎口ここう・・・とても危ないところ。
  • 枯槁ここう・・・草木がれること。
  • 糊口ここう・・・ほそぼそとした暮らしをすること。

股肱ここう」の熟語・ことわざ

  • 股肱之臣ここうのしん・・・上の人の手足となり働く人。頼りになる部下。
  • 股肱右翼ここううよく・・・上の人を助ける人、補佐のこと。
ナヤミィ

僕も、誰かから頼りにされてみたいな!

フクロウ

信頼をつみ重ねていこう!

まとめ

股肱ここう」は、もっとも頼りになる部下のことなんですね。

「肘」は腕の関節の外側にある部分のこと。「肱」は肩からひじまで、または肩から手首までとなっています。「肱」は「かいな」でもありますからね。💪

「肱」は手、「股」は足で、どちらも合わせて手足となり働く頼りになる部下をイメージしましょう!

「股」は「月」と「しゅ」を。

「肱」は「月」と「こう」を並べてあげましょう。

漢字に、なぜ「月」が使われているか。

「肉」が「月」に変わったみたいですね。これは「にくづき」と呼ばれ、体に関する文字に使われています。

「肉体」の代わりに「月」になったんですね。

「ここう」と聞いて、一番思いうかぶのは「孤高ここう」だと思っています。そこに、「股肱ここう」も加えてみませんか?

知識を増やし、大事な時に知恵を発揮はっきできるようになれば、「股肱ここう」と呼ばれる人物になれるかもしれませんね・・・!😀

二文字

Posted by 管理人