「孤剣」の意味と読み方とは?ヒントは「ひとつ」
孤剣って、なんと読むのかな??
「孤剣」はね、「こけん」と読むんだよ。
孤剣の意味
ひとふりの剣。また、1本の剣だけで、他の武器を持たないこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
孤剣はここに注意
「孤」と「弧」を間違えないように、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み方も、意味の覚え方もカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「孤剣」の意味は、剣を一本だけ持っていることなんだね。
孤独な剣だから、孤剣なの?
そうだね。あれ、もう終わっちゃったかな・・・。
「孤剣」の「孤」は他に「みなしご・孤り・孤く」とも読みます。意味は、
- 親をなくした子ども。「孤児」など
- ひとり。「孤独」など
となっています。こちらには、ひとりなど孤独となってしまったような意味がありますね。
「剣」は他に「つるぎ」と読みますよね。意味は、
- 剣を使った武術。「剣士」など
- つるぎ。「刀剣」など
となっています。ちなみに、もともとは両刃のものをあらわしていたようですよ。🗡️
孤独な剣なので、ひとりぼっちの剣をイメージして「孤剣」と覚えてはいかがでしょうか?
「孤」は似ている漢字があるため、少しまぎらわしいですね。
今回使われている「孤」は、部首が「子」になっています。そして、右側は「瓜」ですね。
「瓜」を取りたいけど、子供なので小さくて取れない・・・。でも、他に誰もいない・・・、どうしよう・・・。
という状況をイメージしてみましょう。
ちなみに、勘違いしそうな漢字は「弧」です。これは、弓が使われているのでしなっているようなイメージの漢字ですね。
「剣」は「㑒」に「りっとう」を並べましょう。旧字だと「劍」なのですが、この時の方が意味は覚えやすそうです。
この漢字の中には「口」と「人」がそれぞれ2人分あるのですが、これが両側を均等にきたえた両刃のつるぎと覚えるのにイメージしやすいです。😆
大丈夫だろうけど、「孤」を間違えないようにしようね。
同じ読み方の熟語👀
- 古検・・・太閤検地のこと。
- 古賢・・・昔の賢人のこと。
- 古硯・・・古い、長い年月がたった硯のこと。
- 沽券・・・値打ちや品位のこと。
「孤剣」の熟語・ことわざ・慣用句
- 短褐孤剣・・粗末な着物と、たった一振りの剣。まずしい孤独な武士。
剣の漢字って、こういう意味があったんだね。
どうやってできたか、気にしていない人の方が多いんじゃないかな?もちろん、覚えたいものだけで良いんだけどね。
まとめ
「孤剣」はひとふりの剣のことなんですね。
孤独な剣なので、1本だけの剣しか持っていないイメージで覚えておきましょう。
「孤」は、部首が「子」になっています。そして、右側は「瓜」です。
「瓜」を取りたいけど、子供なので小さくて取れない、でも他に誰もいない・・・。
こう考えると、ひとりぼっちな子どものイメージが出来上がります。
「剣」は旧字だと「劍」です。この漢字の中には「口」と「人」がそれぞれ2人分あるので、両側を均等にきたえた両刃のつるぎ、とイメージして覚えてみましょう。
実際あつかうなら1本だけの方が良い気もしますが、どうなんでしょうか・・・?🤔