「剪刀」の意味と読み方とは?ヒントは「きる」
剪刀って、なんと読むのかな??
「剪刀」はね、「せんとう」と読むんだよ。
剪刀の意味
はさみ。特に、外科手術で用いる洋式のはさみ。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
剪刀はここに注意
「剪」の読み方に注意しましょう。また、はさみとも読めます。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「剪」が少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「剪刀」の意味は、とくに外科手術で使うはさみのことなんだね。
ハサミ以外にも、言い方があったんだね。
そうだね、下でもう少し見ていこう。
「剪刀」の「剪」は他に「剪る・剪む・剪む・剪ぼす」とも読みます。意味は、
- きる。きって揃える。「剪定」など
- はさみ。「剪刀」
- ほろぼす。「剪滅」
となっています。少し怖い意味もありますが、切るという意味を持っていますね。
「刀」は他に「かたな」と読みますよね。意味は、
- カタナ。はもの。「刀剣」など
- カタナの形をした古代中国の貨幣。「刀銭」など
となっています。こちらはご想像通りではないでしょうか。
「剪」の方には元から切るやハサミという意味がありますし、それに「刀」を足して、さらに切れ味が良いハサミをイメージしてみるのもいいのではないでしょうか?
特に外科用のハサミということですから、切れ味が悪いと困ると思いますし。😅
「剪」は読むのも書くのも難しそうに見えますよね。
ですが、少し見方を変えれば書くのは難しくありません。
「前」の下に、部首である「刀」があるだけだからです。
ただ、この「前」が旧字のせいで書きにくい印象を与えているのではないでしょうか。
「前」の中にある「月」の横線が、てんてんになっているだけです。🧐
「刀」は「剪」にも入っていますし、カンタンですね!
「剪」の意味だけでも、覚えておきたいね。
この言葉、どう使う?
- 切れ味のいい剪刀だなぁ・・・。
- もっと使い勝手のいい剪刀は出ないものか。
- 紙を剪刀で切って、工作をしよう!
「剪刀」の類語・・・?
別名を並べます。
- クーパー
- メッツェン
- メーヨー
同じ読み方の熟語👀
- 戦闘・・・何かとたたかうこと。
- 先頭・・・一番先。
- 銭湯・・・お金を支払い入る浴場。
- 尖塔・・・一番上がとがった形の塔。
- 仙洞・・・仙人が住むところ。
- 船灯・・・船の灯りのこと。
- 先登・・・一番先に敵に攻めること。
同じ読み方の言葉、けっこうあるんだね。間違えないようにしないと・・・!
漢字さえ覚えておけば、他のものと間違ったりはしないはずだよ。
まとめ
「剪刀」は特に、外科手術で用いる洋式のはさみことなんですね。
医者以外の方はご存じないかもしれません。
「剪」の方に切るやハサミという意味がありますから、「刀」を足してさらに切れ味が良いハサミをイメージしてみても良いですね!✂️
特に外科用のハサミということなので、切れ味が悪いと困りますから・・・。😅
「剪」は「前」の下に、部首の「刀」があります。
ただ、この「前」は旧字なんです。
「前」の中にある「月」の横線を、てんてんに変えてください。
「刀」は「剪」にも入っているので、問題無く書けますね!
ハサミはハサミでも、呼び方が違うのは覚えておきたいです。😄