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「木訥」の意味と読み方とは?ヒントは「かざりけ」

2024年4月8日

ナヤミィ

木訥って、なんと読むのかな??

フクロウ

「木訥」はね、「ぼくとつ」と読むんだよ。

木訥ぼくとつの意味

[名・形動]質朴しつぼく訥弁とつべんであること。かざりけがなく、口数が少ないこと。また、そのさま。「―な人柄」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

木訥ぼくとつはここに注意

とつ」の読み方に注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

ぼく」はカンタンですが「とつ」が少々難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「木訥ぼくとつ」の意味は、かざりけが無く、口数も少ないことなんだね。

ナヤミィ

どちらの漢字に、こういう意味があるんだっけ・・・?

フクロウ

下で見てみよう!


木訥ぼくとつ」の「ぼく」は他に「もく・き・こ」とも読みますよね。意味は、

  • 木。「樹木じゅもく」など
  • 木材。「木刀ぼくとう」など
  • かざらない。「木訥ぼくとつなど

となっています。かざらない、という意味が木にあるんですね🧐

とつ」は他に「どもる」と読みます。意味は、

  • 口下手。口ごもる。「訥弁とつべん」など

となっています。あまり話すのが得意ではない、というイメージですね。

上辺うわべをかざらず、口数も少ない。という人をイメージして「木訥ぼくとつと覚えましょう!

ぼく」は問題ありませんが、「とつ」は書いたことが無いという方もいらっしゃると思います。

部首である「言」の横に「內」となりますが、これは「内」の旧字のようなんですよ。👀

上の部分、少しだけ違っていますよね?この部分、間違えずに覚えておきたいです!

読み方ですが、これは話すのがあまり得意ではない「ぼく」が転びそう!という状況をイメージしてみてはいかがでしょうか?🤔

フクロウ

少し難しい気がするね。

木訥の覚え方イメージ
あ~っと、ぼくが転びそう・・・。

この言葉、どう使う?

  • 彼の木訥ぼくとつな人柄にひかれた。
  • 私はおしゃべりが好きだから、木訥ぼくとつな人よりは饒舌じょうぜつな人の方が良いかな~。
  • 木訥ぼくとつに見えるが、見ていないところではどうなんだろう・・・?

木訥ぼくとつ」の類語

かざりけが無いこと、という意味の言葉が似ていますね。

  • 素朴そぼく・・・素直でかざりけがないこと。自然に近いこと。
  • 純朴じゅんぼく・・・素直でかざりけがないこと。
  • 簡素かんそ・・・かざりけがなく、質素であること。

木訥ぼくとつ」の対義語

木訥ぼくとつ」はかざりけがなく、口数も少ないことなのに対して、こちらは口数が多いことになります。

  • 饒舌じょうぜつ・・・とてもしゃべること。おしゃべり。

同じ読み方の熟語👀

  • 朴訥ぼくとつ・・・木訥ぼくとつと同じ。

木訥ぼくとつ」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 剛毅木訥ごうきぼくとつ・・・しっかりとしていて、かざりけが無いさま。
  • 剛毅木訥ごうきぼくとつに近し・・・しっかりとしていて、かざりけが無いさま。
ナヤミィ

う~ん、僕はどちらとも言えないかな?

フクロウ

少しだけ、おしゃべり寄りかも知れないね。

まとめ

木訥ぼくとつ」はかざりけがなく、口数も少ないということですね。

かざらず、口数も少ない人をイメージして覚えましょう!

とつ」は部首の「言」の横に「內」となりますが、これは「内」の旧字のようです。👀

上の部分が少しだけ違っていますよね?このちょっと伸びている部分を忘れないようにしましょう!

ちなみに、僕も口数が多い方ではありません・・・。😀

なかなか使うことは無さそうですが、念のため覚えておきましょう!

二文字

Posted by 管理人