「眇眇」の意味と読み方とは?ヒントは「小さい」
眇眇って、なんと読むのかな??
「眇眇」はね、「びょうびょう」と読むんだよ。
眇眇の意味
1 小さいさま。取るに足りないさま。「―たる小吏」
2 「渺渺 (びょうびょう) 」に同じ。「―たる蒼空」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
眇眇はここに注意
この漢字、見たことはありますか?
あまり見かけないので、注意ですね。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
使われている漢字は1つですが、それが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「眇眇」の意味は、取るに足らない小さいさまのことなんだね。
まあ、確かに「小」って漢字が入っているもんねぇ。
書いてみると、カンタンだよ。
「眇眇」の「眇」は他に「みょう・すがめ・眇さい・眇か・眇か・眇い」とも読みます。意味は、
- すがめ。「眇目」など
- 片目を細めて見る。
- ちいさい。「眇眇」
- おくぶかい。
となっています。ちなみに「すがめ」というのは、片目や斜視などの目のことです。
片目で見える範囲が小さいことや、小さい・かすかなという意味もあり、その「眇」が2つ合わさって「取るに足らない小さなさま」という「眇眇」になると覚えてはいかがでしょうか?
「眇」の部首は、「目」の方となっています。
部首の「目」は、目の状態や目で見ることなどに関する字に主に使われていますね。
片方の「目」で見える範囲が「少」ない、という覚え方をすると書きやすくなりますよ。
漫画的なイメージをすると、もっと覚えやすそうですね。🤔
漢字が1つだけだから、覚えておきたいね。
この言葉、どう使う?
- 眇眇たる仕事だ。
- 自分は眇眇たる身分なので、なかなか思ったような仕事につけない。
- 彼に比べれば、僕など眇眇たる存在だ。
「眇眇」の類語
取るに足らない小さなさま、という意味の言葉が似ていますね。
- 瑣末・・・重要度の低いこと。取るにたらないこと。
- トリビアル・・・瑣末なこと。つまらないことにこだわること。
- 些細・・・重要度の低いこと。取るにたらないこと。
「眇眇」の対義語
「眇眇」は取るに足らない小さなことなのに対して、こちらは重要度の高いことになります。
- 重要・・・大切なこと。大事なこと。
同じ読み方の熟語👀
- 渺渺・・・果てしなく広いこと。
- 淼淼・・・水面が果てしなく広がっていること。
ずっと見てたら、よくわからなくなってきちゃった・・・。
1つ同じものだけを見ていると、そうなることもあるよね。
まとめ
「眇眇」は取るに足らない小さなさま、ということなんですね。
片目で見える範囲が小さかったり、かすかなという意味もありますので、2つ合わさることで「取るに足らない小さなさま」という意味になるイメージで覚えてはいかがでしょうか?👀
「眇」の部首は「目」で、この片方の「目」で見える範囲が「少」ない、という覚え方をすると書きやすくなりますよね。
部首の「目」は、目の状態や目で見ることなどに関する字に主に使われていますよ。
上の画像でも書いてある通り、片方の目を細めて見ているイメージが覚えやすそうです!
漢字を1つ覚えれば大丈夫なので、今回は楽に思えますね。🧐