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「納屋」の意味と読み方とは?ヒントは「しまうところ」

2024年1月29日

ナヤミィ

納屋って、なんと読むのかな??

フクロウ

「納屋」はね、「なや」と読むんだよ。

納屋なやの意味

1 屋外に建てられた物を納めておく小屋。

2 漁業地で、若者を起居させる網元の小部屋。

3 室町時代、海産物を保管するため港町の海浜に設けた倉庫。

4 江戸時代、河岸 (かし) に建てられていた商品倉庫。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

納屋なやはここに注意

物置に似ていますが、まったく同じではないので注意しましょう。

言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆

読み書きがカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「納屋なや」の意味は、屋外にある、ものをおさめておくための小屋のことなんだね。

ナヤミィ

物置ならあるんだけど、納屋なやとはどう違うんだろう?

フクロウ

そこも少しふくめて説明しようね。


納屋なや」の「」は他に「のう・なっ・なん・とう・おさめる・れる」とも読みます。意味は、

  • 受け入れる。「納得なっとく」など
  • しまいこむ。「格納かくのうなど
  • おさめる。「納税」など
  • おわる。「納会のうかい

となっています。どこかのスペースにしまう、おさめるんですね。

納得なっとくも、自分の内にしまいこむイメージができます。🧐

」は他に「おく・いえ・やね」と読みますよね。意味は、

  • 住まい。「家屋かおくなど
  • やね。「屋上」など
  • 職業やお店の名前などにつける語。「屋号やごう

となっています。こちらはご想像通りではないでしょうか、住むところに使いますからね。

納屋なや」は少し大きめのものをしまえるイメージがありますが、「物置」はもっと小さいものをイメージします。

ものをしまいこむための小屋のようなものをイメージして「納屋なやと覚えましょう!🤔

」は部首である「糸」と「内」が合わさったカンタンな漢字です。

「内」は入口をあらわし、そこに糸をしまいこむイメージでセットで覚えておきましょう。

また、部首の「糸」は糸の種類や形状などに関する字に使われるため、しまうための物自体が糸で作られているのかも知れませんよね。

」は小学生で習いますし、復習の必要はありませんが・・・、これは部首である「」に「」がおさめられています。

」は人体に関する字の他に、履物はきもの家屋かおくに関する字に使われるそうです。今回は、住まいを意味している漢字に使われていますよね。

いたる」は到達する、という意味があるので、屋根のあるところに到達した!

と覚えるのも良いですね。😄

フクロウ

「しまう」という意味があるのを、忘れないようにしよう!

納屋の覚え方イメージ
ある程度は整理しておきたいですね。

この言葉、どう使う?

  • その家に入った時、奥に大きめの納屋なやがあるのが見えた。
  • しばらく使われていないその納屋なやからは、人が出入りすることもない。
  • 納屋なやには農機具など、いろいろなものが置かれていた。

納屋なや」の類語

しまうところ、という意味の言葉が似ていますね。

  • 物置・・・ふだんは使わないようなものをしまっておくための小屋。
  • くら・・・穀物などを保管しておくための建物。
  • 小屋・・・小さい簡単なつくりの家のこと。

納屋なや」の対義語

納屋なや」は外にあるものをしまうための小屋なのに対して、こちらは敷地しきち内の中心となっている建物になります。

  • 母屋おもや・・・その敷地しきちの中心となる、家族が住む家のこと。
ナヤミィ

なるほどね。物置ならあるけど、納屋なやはないなぁ。

フクロウ

物置でも十分な家の方が、多いと思うよ。

まとめ

納屋なや」は屋外にある、ものをしまうための小屋ということですね。

物の受け入れ先、しまいこむための小屋をイメージして覚えましょう!

」の「内」は入口を意味して、そこに糸をしまいこむイメージで覚えておきましょう。

部首である「糸」は糸の種類などに関する字に主に使われるため、しまうための物が糸でできているのかも知れません。

」は部首の「」に「」がおさめられていますから、屋根のあるところに到達したと覚えるのも良いですよね。

」は人体に関する字の他に、履物はきもの家屋かおくに関する字に使われるそうです。ここも、覚えておきたいポイントですね。

「納」自体はいろんな読み方があるので、間違えないように注意が必要です!

僕の家には物置しかありませんでしたが、どのくらいのご家庭に納屋なやがあるんでしょうね・・・。🤔

二文字

Posted by 管理人