「蛍雪」の意味と読み方とは?ヒントは「苦労」
蛍雪って、なんと読むのかな??
「蛍雪」はね、「けいせつ」と読むんだよ。
蛍雪の意味
苦労して勉学に励むこと。苦学。蛍の光窓の雪。蛍窓 (けいそう) 。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
蛍雪はここに注意
なぜ「蛍」が使われているのか、忘れないように注意しましょう。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
漢字だけだと意味が少しわかりにくいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「蛍雪」の意味は、苦労しながら勉強することなんだね。
なるほど・・・?なんで「蛍」が使われているのかな?
不思議だよね。下でみてみよう!
「蛍雪」の「蛍」は他に「ほたる」とも読みますよね。意味は、
- 昆虫で、ホタル。「蛍光」など
となっています。光っているあの虫ですね。😀
「雪」は他に「ゆき・雪ぐ・雪ぐ」と読みます。冬に降るあれですね!意味は、
- ゆきのこと。「蛍雪」など
- まるで雪のような白さ。「雪膚」など
- ぬぐう。すすぐ。「雪辱」など
などとなっています。
なぜ、「蛍」と「雪」なのか?その訳は・・・
晋の車胤が蛍を集めてその光で書物を読み、孫康が雪の明かりで書物を読んだという故事からきているそうです。👀
どちらも、苦労して勉強されたようですね。
今回は上のとおり、暗いなか蛍を集めて本を読んだり、雪の明かりをたよりに本を読んで勉強した苦労人、というイメージで覚えるのが一番いいのではないでしょうか?🤔
「蛍」は他に「螢」という漢字もあります。こちらには「火」が入っていますよね。
これは、火の粉が舞っているようすをホタルが飛ぶ姿にたとえた漢字として覚えてみましょう!
「雪」はカンタンに書けますが、漢字を見てみると「雨」の下に「ヨ」のような文字が書かれていますね。これは「彗」がもとになっているようです。
「雨」を「彗」ではく、綺麗にする(すすぐ)として、すすぐという意味も持つ「雪」と覚えてみてはいかがでしょうか?🤔
なぜこの漢字が使われたのか。その時の様子を覚えておこう!
この言葉、どう使う?
- 努力したが、蛍雪の功とは無縁だった。
- 蛍雪の功を重ね、これから飛躍していっていただきたい。
- 昔からまずしかったが、蛍雪の功を積み続け、目指していた大学に入ることができた。
「蛍雪」の類語
苦労して勉強するという意味の言葉が似ていますね。
- 苦学・・・苦労して学ぶこと。
- 独学・・・学校にも行かず、一人で学ぶこと。
同じ読み方の熟語👀
- 勁節・・・竹などで、節が強いこと。
- 経説・・・経書に書かれている説。
- 磬折・・・立ったまま腰をへの字に曲げる礼。
「蛍雪」の熟語・ことわざ・慣用句
- 蛍雪の功・・・苦労して勉強した成果。
- 蛍窓雪案 ・・・苦労しながら勉強すること。(漢字の順序が違いますが・・・)
- 車蛍孫雪・・・車胤が蛍の光で読書し、孫康が雪に反射した月明かりで勉強した故事。(漢字の順序が違いますが・・・)
あかりも使えなかったんだね、それは大変だ・・・!
頑張った分の成果、出したいね。
まとめ
「蛍雪」は、苦労しながら勉強するということですね。
晋の車胤が蛍を集め、その光で書物を読んだ。
孫康が雪の明かりで書物を読んだ。
という故事からきているそうですね。
どちらも、苦労して勉強されたようです・・・!
少しでも多くの明かりを集めて勉強した、苦労人をイメージして覚えてみましょう!
「蛍」は他に「螢」という漢字もありますが、こちらには「火」が入っています。
これは、火の粉が舞っているようすを、ホタルが飛ぶ姿に例えた漢字として覚えておきましょう。
「雪」は「雨」の下に「ヨ」のような文字が書かれていますが、これは「彗」が元になっているみたいです。
「雨」を「彗」ではく、綺麗にするイメージで、すすぐという意味も持つ「雪」を覚えてみてはいかがでしょうか?🤔
そこまでしてでも勉強したかったのか、せざるをえなかったのか。
分かりませんが、苦労した分は報われたいものですね。
こちらはいかがでしょうか?
明かりで困ることは、現代では少ないと思います。
問題は何を使って勉強するか、ですね。
45年以上ご家庭で愛されてきた教材で、今のうちから慣れておきましょう!
他と比べると余分な付録が無いので、子どもはあまり選ばないかも知れません・・・が、その分お手頃な価格で続けやすいとの声もあります。
やはり子どもが楽しく続けられるのが一番なので、何かしら教材を買ってみようかと思っている方は、いろいろ探してあげましょう!😁
目を悪くしないように、明るいところで勉強しよう!