「水黽」の意味と読み方とは?ヒントは「虫」
水黽って、なんと読むのかな??
「水黽」はね、「あめんぼ」と読むんだよ。
水黽の意味
半翅 (はんし) 目アメンボ科の昆虫。中脚と後脚が体長より長い。池などの水面を滑走し、水面に落ちた昆虫を捕食する。体は飴 (あめ) のにおいがする。みずぐも。かわぐも。あしたか。あめんぼう。《季 夏》「夕焼の金板の上―ゆく/青邨」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
水黽はここに注意
そのまま漢字を見ても読めませんので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読みが難しく、「黽」の書き方も少々難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「水黽」の意味は、昆虫のあめんぼのことなんだね。
そのまま読めないのは分かったけど、「黽」はなんて読むのかな?
難しいよね、下で見てみよう!
「水黽」の「水」は他に「すい」とも読みますよね。意味は、
- みず。「水分」など
- みずがあるところ。「水域」など
- 水素の略。
となっています。生活に必要ですので、忘れることはないですよね。😀
「黽」は他に「べん・びん・ぼう・あおがえる・黽める」と読みます。思っていたより多いですね。意味は、
- かえる。「蛙黽」など
- つとめる。はげむ。「黽勉」など
となっています。どうやら、カエルの意味もあるようです。
そのままだと「水」と「かえる」になってしまいますが、これは「つとめる」の方で考えてみましょう。
水があるところで水面を滑走してエサ探しにはげむ虫のイメージで、「水黽」と覚えてはいかがでしょうか?
なぜ「あめんぼ」と言われるようになったのかですが、それは体の中央から飴のようなにおいがすることが由来とのこと。
また、「飴棒」とも表記されることから、体からは飴のにおいがする。
そして、手足は棒のように細い。
よって「あめんぼう」=「あめんぼ」とイメージして覚えましょう😁
「黽」の文字は、あおがえるの象形から成り立ったそうです。
確かに、ずんぐりとした体形に見えますね・・・!👀
まずは、下に穴の開いた箱を一番上に書きましょう。
その穴の右側に、下に向かって1本線を引き、その左には「乚」を書きます。
そうしたらあとは箱の下に、ヨをつけてあげるだけです。左の方にも、ヨを反転して書いてあげましょう。
どうやら、飴のにおいがするらしいよ・・・!
この言葉、どう使う?
- 久しぶりに水黽を見たよ。この年になって、居そうな場所になかなか行かなくなったからかなぁ・・・。
同じ読み方の漢字👀
- 水馬・・・あめんぼのこと。
- 飴坊・・・あめんぼのこと。
「黽」はかえるの象形なのに、あめんぼに使われるとか難しいなぁ・・・!
そういう時は、また別の意味で覚えてみるといいよね。
まとめ
「水黽」は水のあるところに住んでいる、あのあめんぼのことですね。
水があるところで水面を滑走し、エサを探すために頑張っている虫をイメージして覚えておきましょう!
体の中央から飴のようなにおいがすることが、「あめんぼ」の由来だそうです。
体は飴のにおいがする、というのは初耳でした。💦
「飴棒」とも表記されるようです。
手足は棒のように細いので、「飴ん棒」から「あめんぼ」になったと覚えてみるのも良いですね。
「黽」は、あおがえるの象形から成り立ったそうです。
まず、下に穴の開いた箱を一番上に書きましょう。
穴の右側は下に向かって1本線を引き、左には「乚」を書きます。
あとは箱の下に、ヨをつけます。左の方にも、ヨを反転して書いてあげましょう。
こちらはいかがでしょうか?
水黽のあかちゃんを見たことはありますか?
あかちゃんは体が短く、細長いからだの大人とはだいぶちがった印象です。
興味があれば、こちらの絵本で確認してみましょう。😁
今の時代なら、Youtubeにもありそうですね。
ちっちゃいと、居ても気づかないかも・・・?