「細石」の意味と読み方とは?ヒントは「小」
細石って、なんと読むのかな??
「細石」はね、「さざれいし」と読むんだよ。
細石の意味
こまかい石。小石。
「わが君は千代に八千代に―の巌となりて苔 (こけ) のむすまで」〈古今・賀〉
出典 デジタル大辞泉(小学館)
細石はここに注意
「細」の読み方に注意しましょう!おそらく、聞いたこと自体はあるはず!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くのはカンタンですが、読み方に難があるため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「細石」の意味は、こまかい石のことなんだね。
そういえば「さざれいし」って言葉、どこかで聞いたことあるなと思ったよ!
知っている人は多いんじゃないかな。
「細石」の「細」は他に「さい・細い・細かい・細やか・細しい」とも読みます。意味は、
- ほそい。「繊細」など
- こまかい。「細心」など
- くわしい。「詳細」など
- 取るに足らぬ。「細事」など
となっています。細いなど以外に、詳しい意味にも使われますね。
「石」は他に「せき・しゃく・こく・じゃく」とも読みますよね。意味は、
- いし。「石器」など
- 価値がないもののたとえ。「玉石」など
- くすり。「薬石」など
- 碁石。「布石」など
- 岩見国の略。「石州」
- 容積などの単位。
となっています。どうやら、石以外にも色んな意味を持つようです。
大きな石ではなく、細かくて小さい石をイメージして「細石」と覚えましょう!
問題は読み方ですが、これはもう「君が代」を覚えるのが一番早いのではないでしょうか?🤔
上にもあるとおり、「細石の巌となりてこけのむすまで」の部分を覚えておきましょう!子どもの頃でしたら、何度も歌ったことがある方も多いと思います。
それとこの歌の部分、これは小石が成長し、そのうち大きな岩になり、それに苔がはえるまで。という意味になっているんですね。それも考えると、やはりこの歌詞どおり覚えてしまうのが一番楽に感じます!
「細」は「糸」に田んぼの「田」となっています。
「石」は崖の下に落ちている石から、この漢字が成り立ったそうです。🧐
斜面の下に、口の形をした石があるようにも見えますよね。
歌で覚えるとカンタンだね!
この言葉、どう使う?
- その川をのぞくと、たくさんの細石があった。
- この細石が成長して、そのうち大きな岩になるといいなぁ・・・。
「細石」の類語
こまかい石、という意味の言葉が似ていますね。
- 砂利・・・小さな石。またはそれに砂もまじったもの。
- 石子・・・小石のこと。
- 砂れき・・・砂と小石のこと。
「細石」の対義語
「細石」はこまかい石のことなのに対して、こちらは大きな石のことになります。
- 巨石・・・とっても大きな石のこと。
僕もこの前歌ったから、よく覚えているよ!
忘れにくい言葉になっているよね。
まとめ
「細石」は、こまかい石ということなんですね。
けっして大きくはありません、こまかく小さい石をイメージして覚えましょう!
普段は読みませんが、何かの行事で歌ったことはあると思います。「君が代」ですよね。
「細石の巌となりてこけのむすまで」
子どものころ、よく歌っていませんでしたか?この部分を覚えておきましょう!
ちなみに、この歌の部分は小石がそのうち大きな岩になり、岩に苔がはえるまで、という意味みたいです。🧐
「細」は「糸」に「田」ですね。
「石」は、崖の下に落ちている石から成り立ったみたいです。
斜面の下に、口の形をした石があるようにも見えますよね。