「補選」の意味と読み方とは?ヒントは「補欠」
補選って、なんと読むのかな??
「補選」はね、「ほせん」と読むんだよ。
補選の意味
「補欠選挙」の略。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
補選はここに注意
欠員が出た時のためのサブメンバーを選ぶのではなく、欠員が出た時に繰り上げで定員まで補充ができない場合に補選(補欠選挙)をおこない、選ばれたらそのまま定員内に補充されます。
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
読み書きがとてもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「補選」の意味は、欠員がでた時におこなわれる選挙のことなんだね。
なるほど、補選は覚えやすいね。
そうだね、でも一応軽めに話しておこうかな。
「補選」の「補」は他に「ふ・補う・補ける」とも読みます。意味は、
- 足りない部分をおぎなう。「補修」など
- たすける。「補佐」など
- 官職をさずける。「補任」など
- 正式に就く前の身分。「候補」
となっています。補うとも読み、補充する、足りない部分を補う、または補佐などの手助けをする、といった意味があるのが分かります。
また、「補佐」などの助けるという意味で使われるときは、「輔」の代用字になっています。これも助ける、といった意味ですね。
「選」は他に「選ぶ・選る・選る・選る」とも読みます。意味は、
- えらぶ。「選択」など
となっています。
「選び、足りない部分を補う」イメージで「補選」と覚えましょう。「欠員が出て、足りない議員数を補うための選挙」なんですね。(補欠選挙の略となっています)
「補」はカンタンではありますが、こちらの「捕」と間違えないように注意しましょう!🧐
「捕」も同じ読み方ができますが、こちらは「捕まえる」なので「てへん」が使われていると覚えましょう。
「補選」の「補」は、部首である「ころもへん」が使われています。
「ころもへん」は衣類などに関する字に主に使われるため、「ころも」で、足りない部分を補ってあげましょう!💪
「選」は部首である「しんにょう」に、「己」が2つ、その下に「共」がありますね。
「己」という人が2人、共にしんにょうの上にいます。
あなたはその2人のうち、どちらを選びますか?🤔
という覚え方も、面白そうですね。
覚え方とは関係ありませんが、補選で当選した方は、欠員の前任者の残任期間だけが適用されます。
お堅いイメージより、かわいいイメージの方が良いと思うんだよね。
この言葉、どう使う?
- 辞職にともなう補選がおこなわれた。
- 先日おこなわれた補選では、〇〇が当選した。
- 補選勝利後、正式に議員に就任した。
「補選」の類語
選挙に関すること、または選ぶということが似ていますね。
- 選挙・・・代表者を選出すること。
- 選出・・・代表者を選ぶこと。
同じ読み方の熟語👀
- 保線・・・線路を保守・維持すること。
- 補箋・・・本紙にたす紙。または有価証券で余白がなくなり、補充のためにつける紙。
簡単な言葉だし、覚えておこう!まぁ、僕には関係ない言葉かもしれないけど・・・。
自分自身には関係ないけど、選挙関連だから覚えておこうよ。
まとめ
「補選」は、欠員がでた時におこなわれる選挙のことなんですね。
「選び、足りない部分を補う」イメージで「補選」と覚えましょう!
「補」は「捕」と間違えないように。
こちらは「捕まえる」なので「てへん」が。
それに対して、「補」は「ころもへん」が使われていますよ。
「ころもへん」は衣類などに関する字に主に使われるため、足りない部分を「ころも」で補うイメージが面白そうです!
「選」は「己」が2人、共にしんにょうの上にいます。その2人のうち、どちらを選ぶか?🤔というイメージで覚えてみましょう!
今回は特に「欠員が出た場合に」というところまでを覚えておきたいものです。足りなくなったので、足すんですね。
これを機に選挙をいろいろ調べてみると、もしかしたら新しい発見があるかも知れません。😀