「為人」の意味と読み方とは?ヒントは「性質」
為人って、なんと読むのかな??
「為人」はね、「ひととなり」と読むんだよ。
為人の意味
生来の性質。人柄。「誠実な―」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
為人はここに注意
そのままでは読めませんので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み方が、少し厄介なため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「為人」の意味は、人柄のことなんだね。
「人となり」だったら分かったんだけど、こうも書けるんだね・・・!
言われてみたら、確かに・・・?とはなったんじゃないかな?
「為人」の「為」は他に「い・為す・為る・ため・為る」とも読みます。意味は、
- おこなう。「作為」など
- ために。
- 設ける。
- なる。
となっています。ちなみに、「為」の草書体がひらがなの「ゐ」になったそうです。
「人」は他に「じん・にん・ひと」とも読みますよね。意味は、
- ひと。「人間」など
- 人造の略。「人絹」
- 人を数える時に使う。
となっています。意外に、持っている意味は少ないようですね。
漢語では「為人」という言葉が人としてのあり方、として使われています。
そのため、その人のありかた、性質をイメージして「為人」と覚えてはいかがでしょうか?
読み方は人と為り、ですね。
元々は漢語の「為人」からきているそうですので、これを参考にして漢字も逆にしておきましょう!
「為」の部首は、下にある「れっか」となっています。
「手」と「象」から、象をその手で飼う、おこなう、という意味で「為」が成り立ったと言われていますよ。
言われてみると、かすかに「象」っぽさが存在しているように見えませんか?🤔
そして「人」、これはよく人と人が支え合っていると聞く漢字だと思いますが、いかがでしょうか?
ですが、それはどうやら違っているそうです。
本当は、横から見た人を意味しています。ご存じでしたか?🧐
確かに、子供のころに覚えるのであれば、支え合っているとした方がイメージとして覚えやすいのかも知れませんね。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、「為人」と「人となり」では「人」の位置が前後入れかわっています。
全部漢字で書く際は、人は後ろにつける。
そして読む際は、「人となりと為人は同じ」というのを忘れないようにしましょう!
元々は何だったのか、覚えよう。
この言葉、どう使う?
- 作者の為人も知りたいものだ。
- 次に書くのは、僕の大事な友人の為人だ。
- 彼女は穏やかな為人で、一緒にいると落ち着くんだ。
「為人」の類語
人柄、という意味の言葉が似ていますね。
- 人物・・・ひと。人となり。
- 人格・・・その人の人間性。
- 個性・・・個人性。
言われてみれば、漢字が逆になった感があるね!
そうだよね。覚えやすい言葉ではないかな?
まとめ
「為人」は、人柄のことなんですね。
漢語では、「為人」が人としての在り方として使われています。
読み方は人と為りです。
元々は漢語の「為人」なので、これを参考にして漢字も逆にしてしまいましょう!
「為」の部首は、「れっか」だそうですね。
「手」と「象」から、象をその手で飼う、おこなう、という意味で「為」が成り立ったみたいです。
確かに、少し「象」っぽさがあるようにも見えますよね。🤔
「人」は、よく人と人が支え合っていると聞くことが多いと思います。
ですが、それはどうやら違っており、本当は横から見た人を意味しているそうですよ。
子供の時に覚えるのであれば、支え合っているイメージの方が良かったのかも知れませんね。
「為人」と「人となり」では、「人」の位置が前後で入れかわっています。
人は後ろにつける。
そして読む際は、「人となりと為人は同じ」と覚えておきましょう。