「慶賀」の意味と読み方とは?ヒントは「祝」
慶賀って、何と読むのかな??
「慶賀」はね、「けいが」と読むんだよ。
慶賀の意味
1 喜び祝うこと。祝賀。「無事帰着を―する」「―に堪えません」
2 任官・叙位された者が、お礼を申し上げること。拝賀。奏慶。よろこびもうし。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
慶賀はここに注意
お祝いごとに使いますが、とてもめでたい時に使用し、普段使いするような表現ではありませんよ。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「慶賀」の意味は、おめでたいことをお祝いすることなんだね。
なるほど、でもどんな時でも使うような言葉ではないんだね?
見て分かる通りお固い言葉だからね、使いどころは間違えないようにしようか。
「慶賀」の「慶」は他に「きょう・慶ぶ・慶い」とも読みます。意味は、
- めでたい。「大慶」など
- よろこぶ。「慶祝」など
となっています。よろこび、めでたい、いわう、と言った意味がありますね。😆
訓読みで慶ぶとも読むため、意味は覚えやすそうですね。ちなみに「慶ぶ」とは、おめでたいことをよろこぶ時に使うようにしましょう。
「賀」は他に「賀ぶ」とも読みます。意味は、
- よろこび、いわう。「賀正」など
- 加賀国。「賀州」
となっています。よろこぶ、いわう、と言った意味があります。どちらもほぼ同じような意味を持っているんですね。
「賀」は部首である「貝」に、「加」となっています。
部首の「貝」は、貨幣などに関する字に主に使われていますね。
「加」は、増やすことや仲間になること、影響を与える意味などを持っています。
「賀」は新年を祝う「賀正」にも使います、年賀状を送る際に書いたことがある方もいるのではないでしょうか?
そのため「賀」の方は問題なく書けると思います。
これから覚える!😅という方は「加」の下に「貝」で覚えましょう。
「慶」の方は難しいですよね・・・。
この字は3つの漢字を組み合わせてできたものとなっており、「廌」、そして部首である「心」に、「夊」が使われています。
ですが、「廌」と「夊」はあまり聞き覚えがないのではありませんか?変換でも、でてこないかも知れませんね。
「心」は少し縦に縮んでいて、「夊」は左側へのはみ出しが無い位でほぼそのまま使われているようですが、「廌」に関しては少し削られて使われているようです。
まず「廌」を覚えましょう。
「鹿」の下部分の代わりに、鳥の下半分を使っているようにみえますね。
そうしたら、「廌」の下部分(鳥みたいな部分)を取り外し、まず「フ」のような線を1つ付け足しましょう。
その下に「心」と「夊」を上から順番に並べましょう、そうすれば「慶」の完成です。
「心」の上に「フ」の線を1つ書くのを忘れないように。
それでもすぐには覚えられないと思うので、何度か頭の中でイメージして少し書いてみましょう。😄
う~ん、少し覚えにくい漢字だよね・・・?
この言葉、どう使う?
- あなたと共に今日という日を迎えられたのは、慶賀の至りです・・・!
- 小さいころから彼を見てきたものとして、最近の活躍は慶賀に堪えない。
- 取引先への慶賀の挨拶でも使用します。
「慶賀」の類語
おめでたい時に使う言葉が多いです。
- お祝い・・・めでたいことに対してよろこびの気持ちをあらわすこと。
- 慶ぶ・・・うれしいと思うこと。
- 祝賀・・・めでたいことを祝うこと。
「慶賀」の対義語
「慶賀」は喜び祝うことなのに対して、こちらは悲しく残念に思うことになります。
- 弔意・・・人の死を悲しむ、哀悼の心。
同じ読み方の熟語👀
- 繋駕・・・乗り物に馬をつなぐ。
「慶賀」の熟語・ことわざ・慣用句
- 慶賀使・・・江戸幕府の将軍がかわるごとに、琉球が派遣したお祝いの使節。
なるほど、僕もここぞというおめでたい時に使えるように、覚えておかなくちゃ!
お祝いしてもらうと、誰でもうれしいからね。かしこまってお祝いしたい時は使ってみよう!
まとめ
「慶賀」は、めでたいことをお祝いすることなんですね。
「賀」は部首の「貝」に、「加」です。
部首の「貝」は、貨幣などに関する字に使われるとのこと。
「加」は、増やすことや仲間になる意味などを持っていますよね。
「慶」は「廌」、そして部首の「心」に、「夊」です。
「心」は少し縦に縮んでおり、「夊」は左側へのはみ出しが無い位でほぼそのまま使われているように見えます。「廌」は、少し削られて使われているようですね。
「廌」は「鹿」の下部分に、鳥の下半分を使っているように見える漢字です。
「廌」の下を取り外し、まずは「フ」のような線をたしましょう。
この中に「心」と「夊」を、上から順に並べます。
それでもすぐには覚えられないと思うので、何度か頭の中でイメージして少し書いてみましょう。😄
年賀状を送る際に書くこともあると思いますが、今はもう印刷していたり、むしろもう年賀状は送らないという方もいると思います。
なので正直なところ、「慶賀」を実際書くことはあまり無いのかも知れません・・・。
それでも送って貰った時に、「慶賀」の文字を見てすぐに意味と読み方が分かるようにしておくのは無駄ではないと思います。
ぜひ覚えておきたいですね!😃
こちらはいかがでしょうか?
・・・もしかしたら年賀状、送りたくなったのではありませんか?
こちらでなら、安くカンタンにネットで注文できます。他のおすすめポイントとしては、
・デザイン作成から印刷、投函までネットで完結
・スマホからでも簡単デザイン作成
・23,000点以上の無料画像素材が全て無料で利用可能
というのがあります。他にもあるのですが、長くなるので3つだけ載せておきますね。
「送るってなっても、年末だけ気にしてればいいでしょ・・・」となりますよね、分かります。でも、早割もあるので秋あたりから思い出していただきたいですね😁
大事な人にだけでも、送っておきたいね。僕、昔送って貰ったものは、今でも取ってあるよ・・・!