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「鈍色」の意味と読み方とは?ヒントは「ねずみ」

2024年2月6日

ナヤミィ

鈍色って、なんと読むのかな??

フクロウ

「鈍色」はね、「にびいろ」と読むんだよ。

鈍色にびいろの意味

染め色の名。濃いねずみ色。昔、喪服に用いた。鈍 (にび) 。にぶいろ。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

鈍色にびいろはここに注意

読み方に注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

漢字自体はカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「鈍色にびいろ」の意味は、染め色の名で、濃いねずみ色のことなんだね。

ナヤミィ

にび」ってあるからどういった色なのかな?と思っていたよ。

フクロウ

確かに、鈍い色ってなんだろう。となるよね。


鈍色にびいろ」の「にび」は他に「どん・とん・にぶい・なまる・のろい」とも読みます。意味は、

  • にぶい、刃物の切れ味が悪い。「鈍器」など
  • おそい。動作や頭の働きがのろい。「鈍感」など
  • にぶくなる。「鈍磨どんま」など
  • 進むのが遅い。「鈍行」
  • ゆるい。「鈍角」

となっています。刃物の切れ味が悪くなったり、動きが遅くなる意味を持っていますよね。

いろ」は他に「しょく・しき」とも読みますよね。意味は、

  • いろ。「配色」など
  • 顔の様子。「顔色」など
  • ようす。「異色」など
  • 男女間の欲。「色情」など
  • 仏語で、形あるすべてのもの。「色即是空しきそくぜくう」など

となっています。色や様子の意味で使われることが多いですよね。

切れ味が落ちる「にぶる」からきているため、まずはカタナを思い浮かべましょう。

そのカタナの色は、おそらく灰色に近いのではないでしょうか?

その色のカタナの切れ味が落ちるイメージで「鈍色にびいろと覚えましょう!

にび」の書き方ですが、刃物に関係する文字なので部首である「かねへん」が使われています。

その右側に、「とん」を書くだけですね。

とん」には多くのものが集まる、といった意味もあるため、金属が集まった結果重くなって遅くなってしまったイメージも面白いかも知れません。

にび」は「とん」とも読むので、同じ読み方ができる「とん」を使うことを覚えておきたいですね。😆

「色」はカンタンですね!実は、元々は色彩しきさいのことを言っている字ではなかったそうですよ・・・!

ちなみに「にびいろ」ではなく、「にぶいろ」とも呼ばれるそうです。

どちらも間違いではないので、覚えておきたいですね!

フクロウ

カタナがにぶる、よりもカタナそのものをイメージしてみよう!

鈍色の覚え方イメージ
ネズミはこのくらいの色でしょうか。

この言葉、どう使う?

  • 空が鈍色にびいろだ・・・、いい天気とは言えないな。
  • ネズミは鈍色にびいろだろう?何を言っているんだ?
  • 今回は鈍色にびいろにしよう。

鈍色にびいろ」の類語

濃いネズミ色に近い色が似ていますね。

  • 重いねずみ色
  • 灰がかった
  • くすんだ
ナヤミィ

刃物の切れ味が落ちる、だとさびを想像しちゃうなぁ・・・。

フクロウ

そうだね、だからこそカタナ自体をイメージしておこう。

まとめ

鈍色にびいろ」は染め色の名で、濃いねずみ色ということなんですね。

切れ味が落ちる「にぶる」から考えてみましょう。

刀を思い浮かべてください、その刀の色はおそらく灰色に近い色ではありませんか?

この灰色の刀の切れ味が落ちるイメージをしてみましょう!

にび」は刃物に関係するので部首の「かねへん」ですね。

その右側に、「とん」を書きましょう。

とん」には、多くのものが集まるといった意味もあります。金属が集まり重くなり、遅くなってしまったイメージもできますよね。

「色」は元々、色彩しきさいのことを言っている字では無かったみたいです。

実は「にびいろ」だけでなく「にぶいろ」とも呼ばれるそうです。

どちらも間違いではないので、覚えておきたいですね!

にぶい色・・・と聞いても、あまりねずみ色は想像しないかも知れません。

あなたはまず、どんな色をイメージされましたか?🧐

二文字

Posted by 管理人