「梟雄」の意味と読み方とは?ヒントは「荒々しい」
梟雄って、なんと読むのかな??
「梟雄」はね、「きょうゆう」と読むんだよ。
梟雄の意味
残忍で強く荒々しいこと。また、その人。悪者などの首領にいう。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
梟雄はここに注意
「雄」のとらえ方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
漢字が少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「梟雄」の意味は、残忍で荒々しい、おもに悪者のトップをさすことなんだね。
「雄」って勇ましいイメージがあったんだけど、違うのかな?
そうなんだけどね、「梟」という漢字もついているから・・・!
「梟雄」の「梟」は他に「ふくろう・梟い・梟す」とも読みます。知らない読み方もあるのではないでしょうか?意味は、
- ふくろうのこと。「鴟梟」
- つよい。たけだけしい。「梟帥」など
- さらす。「梟首」
となっています。たけだけしいや荒々しい、という使い方もされているようですね。
ちなみに、「フクロウ」は国によって縁起が良い、悪いが違っています。どの国でも自分たちと同じ感じ方、ということでは無い点も覚えておきたいです!🦉
「雄」は他に「お・おす・おん・雄る」とも読みます。意味は、
- オス。「雌雄」など
- おおしい。いさましい。「英雄」など
- 規模が大きい。「雄大」など
となっています。勇ましい、という意味がありますよね。
「梟」の文字は他に「梟悪」などで悪人に使われたりすることもあります。たけだけしい、荒々しいという意味も持っていますからね。
そのため、「梟雄」も勇ましいが、荒々しい者をイメージして覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「梟」の漢字、実は鳥(フクロウ)の死骸を木の上にさらす、というところからきているそうです。だから「木」の上に「鳥」の一部が使われているんですね・・・怖いですね・・・!😱
「雄」は肱の象形と小鳥の象形からできているそうです。小さくても、つばさ(肱)を広げて雄々しいすがたのオス鳥をイメージしてみましょう!🐦
勇ましいとは言っても、それが良い方向とは限らないんだね!
この言葉、どう使う?
- 梟雄としてあつかわれていた。
- 僕のご先祖さまには、梟雄と呼ばれていた人がいたそうなんだ。本当に同じ血が流れているのかなぁ?
- 昔は梟雄と呼ばれる者が多くいた。
「梟雄」の類語
残忍な悪者、という意味の言葉が似ていますね。
- 人畜生・・・ひとでなし。
- 悪漢・・・悪いことをする人。
- 溢れ者・・・ならずもの。または、職をうしなった人。
同じ読み方の熟語👀
- 共有・・・1つの物を2人以上で持つこと。
- 享有・・・権利などを生まれながらに身に着けていること。
- 侠勇・・・義侠心があり、勇ましいこと。
- 梟勇・・・強く勇ましいこと。
- 郷友・・・同郷の会。
- 郷邑・・・むらざと。
- 洶湧・・・水が勢いよくわきでること。
- 郷勇・・・中国清末に、正規軍の不足をおぎなうために設けられた地方義勇軍のこと。
僕は梟勇と呼ばれる方がいいな・・・!
目指すなら、そちらの方が良いね。
まとめ
「梟雄」は残忍で荒々しい、おもに悪者のトップをさすこと、ということなんですね。
「梟」は他に「梟悪」など、悪人に使われることもあります。荒々しいという意味も持っていますから。
「梟雄」も勇ましいが、荒々しい者をイメージしておきましょう・・・!🧐
「梟」は、鳥(フクロウ)の死骸を木の上にさらすところからきているみたいです。
だから「木」の上に「鳥」の一部が使われているんでしょうか・・・。😱
「雄」は肱の象形と小鳥の象形からみたいです。小さくてもつばさ(肱)を広げ、雄々しい姿のオス鳥をイメージしてみましょう!🐦
「雄」があるからといって、頼りになるいい人なんだろうなぁ・・・!と思ってはいけませんよ。🤔
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