「慟哭」の意味と読み方とは?ヒントは「なく」
慟哭って、なんと読むのかな??
「慟哭」はね、「どうこく」と読むんだよ。
慟哭の意味
[名](スル)悲しみのあまり、声をあげて泣くこと。「訃報に接して―する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
慟哭はここに注意
「哭」はあまり見ないので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
漢字が少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「慟哭」の意味は、悲しすぎて声をあげながら泣くことなんだね。
「哭」は犬が入っているけど、どんな意味があるのかな?
「慟」にも同じような意味があるんだ。こちらも覚えないといけないね!
「慟哭」の「慟」は他に「とう・慟く」とも読みます。意味は、
- 大声で泣き、悲しむ。「慟哭」など
となっています。心が動くくらい、悲しいことがあったのでしょうか・・・。
「哭」は他に「哭く」とも読みます。意味は、
- 大声で。声をあげてなく。「鬼哭」など
となっています。動物が泣いているようにも見えますが・・・?🤔
どちらも大声で泣く、という意味があります。そのくらいの悲しみをイメージして「慟哭」と覚えてはいかがでしょうか?
「慟」は「りっしんべん」に「動」となっていますね。心を動かす、ゆさぶるくらいの出来事にあったのかも知れません・・・、ですが、この漢字は悲しみをあらわしています。もう少し分けてみましょう!🧐
「心」と「重」と「力」に分けます。「重」には程度がひどい。という意味もあるため、本当に酷いくらい重い力がはたらき、心が動く。としてみると、悪い方向に心が動くイメージに見えてはきませんか?
「哭」は犬の上に口が2つあるように見えますよね。犬が口2つ分もあるくらい、大きく口を開けて大声で鳴いているイメージだと覚えやすそうです!
「慟」の方は、なかなか意味が覚えにくいかもしれないね。
この言葉、どう使う?
- 人目も気にせず慟哭した。我慢できるわけもない・・・。
- 親友の突然の訃報に、慟哭した。
- 慟哭の演技には定評がある。
「慟哭」の類語
声をあげるくらい泣く、という意味の言葉が似ていますね。
- 号泣・・・大声で泣くこと。
- 哀哭・・・声をあげて泣くこと。
「慟哭」の対義語
「慟哭」は悲しくて声をあげながら泣くことなのに対して、こちらは大声で笑うことになります。
- 哄笑・・・大口をあけて、どっと大声で笑うこと。
同じ読み方の熟語👀
- 同国・・・同じ国。
- 同刻・・・同じ時刻。
衝動にも似ているから、「どう」を書き間違わないように注意しておかないと・・・!
間違ったせいで、大声で泣くことにならないようにしたいね。
まとめ
「慟哭」は悲しすぎて声をあげながら泣く、ということなんですね。
どちらも大声で泣く意味があるため、そのくらいの悲しみをイメージして覚えてみましょう。
「慟」は心を動かす、ゆさぶるくらいの出来事にあったのかも知れません。
さらに、「心」と「重」と「力」に分けます。「重」には程度がひどい、という意味もありますよね。本当に酷いくらい重い力がはたらき、心が動くとなると、悪い方向に心が動くイメージには見えませんか・・・?😫
そりゃ泣きたくなるかも知れませんよね・・・。
「哭」は、犬が口2つ分もあるような大きな口を開けて、大声で鳴いているイメージで覚えてみましょう!
大きい遠吠えくらいのイメージだと覚えやすそうです!🐕
悲しい時には、泣きましょうね。