「屹度」の意味と読み方とは?ヒントは「確信」
屹度って、なんと読むのかな??
「屹度」はね、「きっと」と読むんだよ。
屹度の意味
1 話し手の決意や確信、また強い要望などを表す。確かに。必ず。「明日は―雨だろう」「―来てくださいね」
2 表情や態度などが厳しいさま。「―にらむ」「―申しつける」
3 行動・状態にゆるみのないさま。「帯を―固く締め直してやれば」〈嵯峨の屋・姉と弟〉
4 動作が瞬間的に行われるさま。急に。とっさに。「―思ひ出だして」〈平家・九〉
→必ず[用法]
出典 デジタル大辞泉(小学館)
屹度はここに注意
「屹」の方は似た漢字がありますので、間違えないようにしましょう。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み方が少々難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「屹度」の意味は、確信があるときに使ったり、表情・態度が厳しい様子のことなんだね。
屹度って、いつもひらがなで使ってたなぁ・・・。
僕もそうだよ、普段使うときはひらがなでなんの問題も無いね。
「屹度」の「屹」は他に「屹つ」とも読みます。意味は、
- そばだつ。けわしい。「屹立」など
となっています。山などが高くそびえ立つ、というものになっています。
「度」は他に「ど・たく・たび・のり・めもり・度る・度る」とも読みます。意味は、
- ものさし。「度量衡」
- 決まり。基準。「制度」など
- 回数。「頻度」など
- おしはかる。「支度」など
- ようす。「態度」など
となっています。回数や、基準などの意味もありますよね。
「屹」に「度」を並べて「屹度」になります、なにやら当て字みたいですね。🤔
「屹」の部首は山ですし、少しわかりやすいです。
「屹」の右側は、「乞」となっています。「乞」は「きつ」とも読めますが、目にしたことがあるのは「乞う」かも知れませんね。
「乞う」は貰えるように願う、求めるというような意味です。🧐けわしい山に何かを乞う、と覚えるのはいかがでしょうか?
また、「屹」は山と乞を並べるだけですが、「乞」は「包」と少し似ているので、ここは間違えないようにしましょう!
「度」は、どうやら「尺」と同じ意味を持つようになったため、ものさしという意味も持っているみたいです。
知らずに「屹度」の文字だけを見ると意味を想像するのは難しそうですが、「きっと」という言葉ならおそらく誰でも使ったことがあると思いますので、覚えるのはそう難しくはありません!
下の画像をイメージして覚えてみるのも、良いかも知れませんね。🤗
このイメージで覚えておいても、良いかも知れないね。
この言葉、どう使う?
- 明日は屹度晴れるよ、なぜかって?天気予報を見たからね!
- ムカついたので、つい屹度にらんでしまった。
- 今日は残念でしたね。明日は屹度来てください、待ってますから。
「屹度」の類語
下のように必ず、確かにという言葉が似ていますね。
- 必ず・・・例外なく、決まっていること。
- 誓って・・・必ず行うという意思表示。
- 確かに・・・明白に、間違いなく。
「屹度」の対義語
「屹度」は確信や厳しい様子をあらわすことなのに対して、こちらはあやふやなことになります。
- 多分・・・ここでは、おそらく。という使い方になります。
同じ読み方の熟語👀
- 急度・・・屹度と同じ。
「屹度」の熟語・ことわざ・慣用句
- 屹度した・・・それが確実なこと。
- 屹度なる・・・いきなり厳しい表情になること。
- 屹度叱り・・・江戸時代の刑罰のひとつ。
漢字が少~し覚えにくいかな・・・。
大丈夫、それなら書けなくても良いんだ。読み方だけでも覚えておこう!
まとめ
「屹度」は確信があるときにもちいたり、表情や態度が厳しい様子のことなんですね。
当て字のようなので、ご注意を。
「屹」の「乞」は「きつ」とも読めます。
他の読み方として、「乞う」は貰えるように求める、というような意味を持っていますよね。けわしい山に何かを乞う、と覚えるのはいかがでしょうか?
「度」は「尺」と同じ意味を持つようになったらしいです。だから、ものさしという意味があるんですね。
使ったことはあると思いますが、漢字だと覚えにくいというか、ぱっと見て読めなかった方もいるかも知れません。
それぞれの漢字の読み方を覚えておけば、屹度を読み間違うことは無いと思います。
でも少し覚えにいですし、日常で使う分にはひらがなで問題ないですね。漢字を見て読める!くらいにはしておきたいです。😄
こちらはいかがでしょうか?
「きっと」と見ていたらあれを思い出しますね。
なんだと思いますか?
ん~・・・キットカット!
そうです!美味しいですよね😀
チーズケーキ味のもあるみたいです😊僕はまだ食べたことが無いのですが・・・!
美味しいよ、あのサクサク感が良いよね!