「装丁」の意味と読み方とは?ヒントは「整える」
装丁って、なんと読むのかな??
「装丁」はね、「そうてい」と読むんだよ。
装丁の意味
[名](スル)製本の仕上げとして、書物の表紙・扉 (とびら) ・カバーなどの体裁を整えること。また、その意匠。「凝った意匠で―する」
[補説]装丁が書物の外側のデザインを意味するのに対し、装本は、レイアウトや材料の選択・印刷方法・製本様式までの形式を意味することが多い。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
装丁はここに注意
装本、という言葉もありますがこちらとは少し意味が違っています。
言葉の難しさ・・・★☆☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「装丁」の意味は、本の表紙やカバー、扉などのデザインをしてつくることなんだね。
ぱっと見ただけでも、何となく本に関することなのかな?とは思ったよ!
いいね、一応下でもみていこうか。
「装丁」の「装」は他に「そう・しょう・装う・装う」とも読みますよね。意味は、
- 身支度をする。「服装」など
- 見た目をととのえる。「装飾」など
- 機械などの部品をととのえる。「装置」など
- 本などの外観をつくる。「装丁」など
となっています。身支度をする、見栄えを整える、取り付ける、などのように着る、付ける、といったことに関係するものですね。
また、「裳」の代用として使われることもあります。
「丁」は他に「ちょう・とう・ひのと・丁たる」と読みますよね。意味は、
- 偶数。「丁半」
- とじられた紙の一葉。「丁数」など
- 物音。「丁丁発止」
- ひのと。
- 成年の男子。「壮丁」など
- 男のめしつかい。「園丁」など
- 「丁」の形をしたもの「丁字路」など
- 町を分けた単位。
などとなっています。「丁か半か」や「〇丁目」などで使われているのを見たことがあると思います、特に住所に使われる方はほぼ間違いないと思います。
他には「本の裏表2ページをひとまとめにして、それを数えるのに用いる」という意味も持っているようですよ。
本の外観に対して、丁寧に見栄えを整えるようにデザインをするイメージで「装丁」になると覚えておくのはいかがでしょうか?🤔
「装」は「壮」と「衣」を縦に並べるだけです。
「衣」は身にまとうものという意味があるため、見た目を整える「装」と同じような意味で使われているので、覚えやすいですね。😆
「壮」に関しても、「りっぱ」という意味も持っているため「りっぱに見た目を整える」として「装」とイメージしてみましょう!
「丁」は何の問題もありませんが、この漢字はクギの象形から来ているそうですよ。
りっぱな見た目に仕上げよう!
この言葉、どう使う?
- あの本の装丁を自分がしたのは、ナイショだ。
- とても豪華な装丁ですね・・・大丈夫でしょうか?
- 初めての装丁を任された、意匠をこらした目立つものにしよう。
「装丁」の類語
装幀、装訂、装釘など、装丁と同じ読み方のモノもあります。
- フォーマット・・・形式。
同じ読み方の熟語👀
- 想定・・・特定の状況を仮で設定すること。
- 壮丁・・・成年になった男子。
- 草亭・・・自分の家をへりくだっていう語。
- 送呈・・・他人に物をあげること。
- 装蹄・・・馬などに蹄鉄をつけること。
- 漕艇・・・競技用のボートをこぐこと。
- 装幀・・・装丁と同じ。
- 装訂・・・装丁と同じ。
- 装釘・・・装丁と同じ。
カンタンだったね~!
そうだね、でも装丁自体はとても大事なことだから覚えておこう。
まとめ
「装丁」は、本の表紙やカバーなどのデザインをしてつくることなんですね。
本の外観に対し、丁寧に見栄えを整えるように、デザインをするイメージで覚えましょう!
「装」は「壮」と「衣」を縦に並べるだけですね。
「衣」は身にまとう物という意味があるため、見た目を整える「装」と同じような意味で使われていますね。
「壮」は「りっぱ」という意味も持っているため、「服を着せて立派に見た目を整える」として覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「丁」は、クギの象形から来ているそうです。覚えやすいですね!
本の「装丁」で売上が変わることもあるみたいです!
実際本屋で見ていて、目を引くものが売れるのは分かる気がします。興味がわきますし、中身をよく知らなくても読んでみたくなること、ありますよね?😆
「装丁」を覚えるのはカンタンだと思いますが、実際の「装丁」は売上にも響きますしとても重要なことなんです。
本屋にふらっと入って「これは!」という見た目の本があれば、読んでみるのも良いですね!😄
こちらはいかがでしょうか?
デザインといえば、今はオンラインでもWebデザインやイラストなども依頼することができますよね。
ページ下部のサイトも、聞いたことがある方多いのではないでしょうか?
「外出する頻度が減った!」といった方はこのようなオンラインでの受発注にも注目してみましょう。
デザインはもちろん、動画や音楽の依頼をすることもできます。😀
依頼をする時、制作サンプルやレビューが載っているので比較が簡単にできるのも良い点ですね!
リモートワークが増えているこのタイミングに、試してみてもよさそう・・・!