「讃頌」の意味と読み方とは?ヒントは「たたえる」
讃頌って、なんと読むのかな??
「讃頌」はね、「さんしょう」と読むんだよ。
讃頌の意味
[名](スル)歌に作り、また、言葉をつくして、ほめたたえること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
讃頌はここに注意
漢字が少し難しいですが、あまり注意する点はありません。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
漢字が少し難しい程度なため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「讃頌」の意味は、歌にしたり、言葉でほめたたえることなんだね。
大地讃頌にも、この言葉が使われているよ!
母なる大地を、たたえているのかな。
「讃頌」の「讃」は他に「讃める・讃える・讃ける」とも読みます。意味は、
- ほめたたえる。「賞讃」など
- 絵などに添える詩文。「画讃」
- 仏の徳をたたえる言葉。「和讃」など
- 讃岐国の略。「讃州」など
となっています。「賛」が書きかえとして使えるものもあります。
「頌」は他に「じゅ・よう・頌める・頌える・頌やか・かたち」とも読みます。意味は、
- ほめたたえる。「頌歌」など
- 詩経の六儀のひとつ。「商頌」など
- 仏の徳をたたえる歌。「偈頌」
- かたち。
- ゆるやか。
となっています。
どちらもほめたたえる、という意味をもつためもの凄いほめまくる!といったイメージで「讃頌」と覚えてみてはいかがでしょうか?😆
「讃」は「言」に「賛」となっていますね。元々は「讚」となっており、「夫」の代わりに「先」が使われていました。これは勧めることを意味しているようで、下にある「貝」をお供え物とし、神に勧めてたたえる。という意味だそうです。そこに「言」を足し、たたえて言うを意味する「讃」が成り立ちました。
今は「夫」なので、夫が貝(品物)を勧める。と覚えるのが良さそうですね!
「頌」は「公」と「頁」となっていますね。「公」には通路や2つに分かれているものとして、皆が共にする場所としておおやけという「公」が成り立ちました。「頁」は人間の頭を強調したものですので、頭に2つに分かれたものを装飾し、おおやけの場に出てほめたたえるイメージをしてみましょう。
頭に2つの羽を付けて、踊りながらほめたたえているのを想像してみるのが面白そうですね!💃
褒めたたえているので、きっと笑顔のはず・・・!そこから読み方を「笑」と関連付けてみても面白そうです。😁
どちらの漢字も、少しだけ難しいね。
この言葉、どう使う?
- 階段下の方から、誰かの讃頌の声が聞こえる。通りにくいな・・・。
- この歌は、あの方を讃頌したものなのです。
- さあ、みんなで讃頌しようではありませんか!
「讃頌」の類語
ほめたたえる、という意味の言葉が似ていますね。
- 謳歌・・・声をそろえてほめたたえること。
- 賛美・・・ほめたたえること。
- 礼賛・・・素晴らしいとして、ほめたたえること。または、ありがたがること。
同じ読み方の熟語👀
- 参照・・・何かと照らし合わせ、参考にすること。
- 賛称・・・ほめたたえること。
- 山椒・・・ミカン科の落葉低木。
- 三賞・・・大相撲での3つの賞。
- 三章・・・3つ目の章。
- 三焦・・・漢方で、六腑のひとつ。
- 三唱・・・3回となえること。
- 三生・・・仏語で、前生と今生と後生の3つ。
- 三性・・・仏語で、人の善性と悪性、そのどちらでもない中性のこと。
僕も、誰かをほめたたえる時は歌を作っちゃおうかな!
語彙力があると、なお良いよね。
まとめ
「讃頌」は歌にしたり、言葉でほめたたえるということなんですね。
どちらにもほめたたえる、という意味がありますので、もの凄いほめまくるイメージで覚えてみましょう!😆
「讃」は元々「讚」となっており、「夫」の代わりに「先」となっていました。これは勧めることを意味しており、下にある「貝」をお供え物とし、神に勧めてたたえる。という意味とのこと。「言」を足し、たたえて言うを意味して成り立ったと覚えてみましょう!
今は「夫」なので、夫が貝を勧める、と覚える方が良さそうですね!
「頌」の「公」は通路など、皆が共にする場所としておおやけという「公」が成り立ちました。「頁」は人間の頭を強調したもののため、頭に2つに分かれたものを装飾して、おおやけの場に出てほめたたえるイメージで覚えてみましょう。
頭に2つの羽を付け、踊りながらほめたたえているイメージでも良さそうです!💃
おそらく曲で大地讃頌、と聞いたことはあるのではないでしょうか?そのため、言葉自体は覚えやすいものです。🧐
どちらもほめたたえる、という意味を持つことを忘れないようにしましょう!