「烏鷺」の意味と読み方とは?ヒントは「白黒」
烏鷺って、なんと読むのかな??
「烏鷺」はね、「うろ」と読むんだよ。
烏鷺の意味
1 カラスとサギ。
2 黒と白。
3 黒い石と白い石をカラスとサギに見立てて、囲碁をいう語。「―の争い」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
烏鷺はここに注意
「鷺」の方は少し漢字が難しく見えるので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
漢字が少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「烏鷺」の意味は、カラスとサギのことであり、それに見立てた白黒のことなんだね。
うわ、「鷺」なんて書いたことあったかな・・・なんだか難しそう!
難しそうに見えるよね?でも、よく見てみると・・・。
「烏鷺」の「烏」は他に「お・からす・烏い・烏んぞ・烏ぞ」とも読みます。意味は、
- カラスのこと。「烏合」など
- 黒い。「烏鷺」など
- 太陽。「烏兎」など
- 反問をあらわす。「烏有」
となっています。太陽、というのは月にはウサギ、太陽にカラスがいるという伝説によるものだそうです🧐
「鷺」は他に「さぎ」とも読みます。意味は、
- 鳥の名で、サギのこと。「白鷺」など
となっています。こちらは鳥であるサギのことをあらわしているのですね。
黒い烏と白い鷺、お互いを合わせて白黒なイメージで「烏鷺」と覚えましょう!
「烏」は全身が真っ黒で目がどこにあるか分からない、というところから「鳥」の目の部分を外して「烏」となったと言われています。
そのため、「鳥」よりも1本少なくなっている点を忘れないようにしましょう!😎
「鷺」は難しそうに見えますが、よく見ると「路」と「鳥」でできているのが分かります。
ここで注意なのは、「烏」ではなく「鳥」だという点です。そのため、道を行く鳥として、「鷺」を覚えておきましょう!
白鷺と聞いたことがあれば、色に関しては覚えやすいね!
この言葉、どう使う?
- この烏鷺の争いが、これからの人生を決めると言っても過言ではない。
- 烏鷺のような色、と言えば理解できるだろうか。
- 奥の部屋から、烏鷺の争いの音がかすかに聞こえてくる。一体誰と・・・。
同じ読み方の漢字👀
- 雨露・・・あめつゆのこと。
- 迂路・・・回り道のこと。
- 有漏・・・仏語で、煩悩がある状態のこと。
- 洞・空・虚・・・中身がカラになっているところ。
「烏鷺」の熟語・ことわざ・慣用句
- 烏鷺の争い・・・囲碁で勝負すること。
確かに、囲碁で使うのって白黒の碁石だよなぁ~。
同じような色だから動物で表現する、というのもなかなか面白いね!
まとめ
「烏鷺」はカラスとサギのことであり、それに見立てた白黒のことなんですね。
カラスは黒、サギは白ということです。とは言っても、サギは白だけでは無いのですが・・・。
白鷺という言葉があるので、このイメージで覚えてみるのが一番楽そうですね🐦