「虎杖」の意味と読み方とは?ヒントは「多年草」
虎杖って、なんと読むのかな??
「虎杖」はね、「いたどり」と読むんだよ。
虎杖の意味
1 タデ科の多年草。山野に自生。高さ約1.5メートル。茎にはかすかな紅色の斑点があり、葉は卵形で先がとがる。雌雄異株。夏、白色または淡紅色の小花が円錐状につく。花が紅色のものを特に、明月草 (めいげつそう) とよぶ。若い茎は酸っぱいが、食べられる。根を漢方で虎杖根 (こじょうこん) といい、利尿・通経薬とする。さいたづま。たじい。すかんぽ。《季 春 花=夏》「―を啣 (くは) へて沙弥や墓掃除/茅舎」
2 紋所の名。イタドリの葉と花を図案化したもの。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
虎杖はここに注意
そのまま読むのはおそらく難しいので、読み方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
読むのが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「虎杖」の意味は、タデ科の多年生植物のことなんだね。
そうだったんだ!実は漫画のキャラで知ったんだけど、草のことだったんだね~。
人気がある漫画だよね、聞いたことがあるなら覚えるのもカンタンかも!
「虎杖」の「虎」は他に「こ・とら」と読みますよね。意味は、
- トラ。または、たけだけしいものの例えに使う。「猛虎」など
となっています。虎は格好良くもありますが、同時にたけだけしいため恐ろしくもありますね😖
「杖」は他に「じょう」と読みます。意味は、
- つえ。「錫杖」など
- つえで打つ。「杖刑」
- たよる。
となっています。確かに、杖は必要な人にとってはとても頼りになりますよね。
どちらの漢字もちゃんと意味を持っていますが、今回の場合は軽く丈夫な虎杖の茎が杖に使われて、その模様が虎斑のように見えることから虎杖と呼ばれたとか・・・。
杖にはたよる、という意味もありますからね。虎のように頼りになる、そんな杖に使われた植物をイメージして「虎杖」と覚えてみてはいかがでしょうか?
読み方に関しては、虎杖という草の使い方からきているようです🤔
傷薬としてつけると、血が止まり痛みを和らげるのに使えることから、痛みを取る→痛み取り→いたどり、と変化して付けられた。という話が通説になっているようですよ!
「虎」は少し覚えにくそうです。
まず、「とらかんむり」という部首を書きましょう。
これは、「虎」の下にある「ル」の上にある部分のことです。
上の冠部分と、七が書いてある部分ですね。その下に、「ル」を書いてあげましょう。
「杖」は長い木の棒を手にしているところから、「杖」が成り立ちました。🧐
部首は「木」の方になっていますよ。
読み方が覚えにくいかもしれないけど、頑張ろう!
この言葉、どう使う?
- 虎杖は軽くて丈夫なんだ。おまけに、生長が早い!
- 虎杖は食べることが出来ますが、地方によって呼び方は異なるようです。
- そこには虎杖が、ずらりと並んでいた。
「虎杖」の類語・・・?
類語というより、別名を並べます。
- スカンポ
- ドングイ
- ゴンパチ など
虎模様の杖・・・確かに頼りになりそう!
杖にも使える、痛み取りにも使える・・・。役に立つね!
まとめ
「虎杖」はタデ科の多年生植物のことなんですね。
今回の場合、軽く丈夫な虎杖の茎が杖に使われて、その模様が虎斑のように見えることから虎杖と呼ばれた、とも言われています。
杖には「たよる」という意味もありますから、虎のように頼りになる杖に使われた植物をイメージして覚えてみましょう!
読み方は、虎杖という草の使い方からきているようですね。🤔
傷薬として使えることから、痛みを取る→痛み取り→いたどり、と変化して付けられた。という話が通説になっているようですので、ここから読み方を覚えましょう!
「虎」は「とらかんむり」の下に、「ル」をかいてあげましょう。
「杖」は長い木の棒を手にしているところから、「杖」が成り立ったそうですね。確かに、杖は長い棒状です。
部首は、「木」の方になっています。
人気のある漫画でも同じ名前の人物がいるので、今回の熟語はご存じの方が多いかも知れませんね。🤔
今回のように、実は植物のことだということを知れば、また違った見方ができるかも・・・?
他にも「翌檜」など、読むのが難しい木もあります・・・、ゆっくりでいいので漢字も覚えつつ、その木はどういうものなのか?も覚えていきたいものですね!