「燦然」の意味と読み方とは?ヒントは「鮮明」
燦然って、なんと読むのかな??
「燦然」はね、「さんぜん」と読むんだよ。
燦然の意味
[ト・タル][文][形動タリ]きらきらと光り輝くさま。また、はっきりしているさま。鮮やかなさま。「―と輝く星」「―たる宝冠」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
燦然はここに注意
「燦」はほとんど見かけない文字となっています、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
漢字が片方、少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「燦然」の意味は、キラキラと光っている様子や、鮮やかなことなんだね。
遠くから見ても分かるくらいキラキラしているから、はっきりと見えるのかな。
そうなのかも知れないね・・・!
「燦然」の「燦」は他に「燦らか・燦やか・燦めく」とも読みます。意味は、
- はっきりと輝いている。「燦燦」など
となっています。「さんさんと~」と聞いたことはあるかも知れませんね。
太陽が光り輝くように、鮮やかで美しいことを意味しています。🌞
「然」は他に「ねん・然り・然える」とも読みます。意味は、
- そのとおり。「当然」など
- 他の語のうしろにつけて、その状態をあらわす時に使う。「遽然」など
- 燃える。
となっています。状態をあらわすのにも使えるそうです!
然はその状態をあらわす時にも使えるので、太陽がさんさんと輝いており、鮮やかな状態をイメージして「燦然」と覚えてはいかがでしょうか?😆
「燦」は部首の「火」に「粲」となっています。
「粲」には美しい・鮮やか・そして白米という意味もありますよ。
「粲」は少し難しいので、注意しましょう。🤔
「歹」と「又」、それに部首である「米」となっています。
「歹」とは、ばらばらな骨だったり、悪いといった意味があるようで・・・。
「又」には右手といった意味もありますので、右手で悪い不要な部分を取り除いたお米をイメージすると、覚えやすいのではないでしょうか。
火も足して、火によって不要なものが取り除かれて美しい白米になったとして、鮮やかな火の意味で「燦」と覚えてみましょう!
「然」は成り立ちが少し残酷なのですが、カンタンに書くといけにえを燃やす、ということから成り立ったようです。
確かに、下が部首の「ひへん」ですね。上に乗っているのはただの「タ」では無く、犬も「大」では無いことに注意しておきましょう。
余計なものが無くなった分、キラキラと輝いて見えるんだね!
この言葉、どう使う?
- 遠くの方で、燦然と輝いている星が見える。
- その王冠は燦然としていて、どこからでも見やすい。
- ショーケースの中で、大きなダイヤが燦然と輝いていた。
「燦然」の類語
鮮やかでキラキラと輝いている、という意味の言葉が似ていますね。
- 赫赫・・・赤く輝くようす。りっぱで目立つようす。
- 玲瓏・・・玉のように輝くようす。また、玉などがふれあい鳴るようす。
- 煌々・・・キラキラと輝いているようす。
同じ読み方の熟語👀
- 三千・・・とても数が多いことをあらわす。
- 参禅・・・禅の道に入り、修行をすること。または座禅をくむこと。
- 産前・・・出産する前のこと。
- 惨然・・・痛ましいようす。
- 潸然・・・涙を流して泣くこと。
- 粲然・・・燦然と同じ。
「燦然」の熟語・ことわざ・慣用句
- 光輝燦然・・・鮮やかに光り輝いていること。
何だか、この文字がとても光り輝いて見えてきたよ・・・!
意味を知ると、その文字に対してのイメージができてくるからね。
まとめ
「燦然」はキラキラと輝いている、鮮やかであるということなんですね。
太陽がさんさんと輝き、鮮やかな状態をイメージして覚えてはいかがでしょうか?😆
「燦」の「粲」は美しい・鮮やか・そして白米という意味もあります。
「粲」は少し難しいですよね。「歹」と「又」、それに部首である「米」。
「歹」は、ばらばらな骨、悪いといった意味があります。
「又」には右手といった意味もありますので、右手で悪い不要な部分を取り除いたお米をイメージすると、覚えやすいのではないでしょうか。
火により不要なものが取り除かれ、美しい白米になったとして鮮やかな火で覚えてみましょう!
「然」はいけにえを燃やす、ということから成り立ったようです。
下が部首である「ひへん」ですよね。上に乗っているのはただの「タ」では無く、犬も「大」では無いようです。
キラキラとしている物は、何だかとても綺麗にみえますよね。
特に女性にとっては、光り輝くダイヤなどはとても魅力的なのではないでしょうか?✨
どんよりとしているよりも、良いですよね!