「憂色」の意味と読み方とは?ヒントは「心」
憂色って、なんと読むのかな??
「憂色」はね、「ゆうしょく」と読むんだよ。
憂色の意味
心を痛めている顔つき・ようす。「―を浮かべる」「―を隠せない」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
憂色はここに注意
「憂」の読み方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
漢字はカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「憂色」の意味は、心を痛めているようすのことなんだね。
憂鬱、とかって言うもんね。
そういうことだね、それに色を付けてみよう!
「憂色」の「憂」は他に「憂える・憂い」とも読みます。意味は、
- 心配する。思い悩む。「杞憂」など
となっています。こちらに心配する、という意味がありますね!訓読みで「うれい」などと読み、思い悩んだり、心配することを意味します。
「色」は他に「しき・いろ」とも読みますよね。意味は、
- いろ。「配色」など
- 顔の様子。「顔色」など
- ようす。「異色」など
- 男女間の欲。「色情」など
- 仏語で、形あるすべてのもの。「色即是空」など
となっています。
何かを憂い、思い悩んでいる様子が顔に色としてあらわれているイメージで「憂色」と覚えましょう!
「憂」は難しそうに見えますが、「優」から「にんべん」を取っただけです。とは言ってもそれも書きにくい字ではあるので、もう少しカンタンな字を見てみましょう。
「愛」の上の部分を「百」に変えてみましょう!そのさい、「百」の縦に伸びている線をそのまま伸ばして輪っかの部分に繋げてください。「愛」が「百」パーセントの「人」が「優」しくなれるイメージです。😊
「色」ですが、これは「出色」というものと同じ読み方になっています。
間違って「ゆうしき」などと読まないように、注意しましょう!
どんな様子があらわれているか、見逃さないようにしよう!
この言葉、どう使う?
- 憂色を浮かべる少年がいた。何か心配事でもあるのだろうか・・・。
- 彼の顔からは、どうやっても憂色を隠せそうにない。
- 後日、彼女の顔からは憂色があとかたも無くなっていた。きっと、解決したのだろう。
「憂色」の類語
心配や心を痛めている顔つき、という意味の言葉が似ていますね。
- 愁色・・・憂いに沈んだようす。
「憂色」の対義語
「憂色」は心配そうな顔つきのことなのに対して、こちらは嬉しそうな顔つきのことになります。
- 喜色・・・嬉しそうなようす。
同じ読み方の熟語👀
- 夕食・・・夕方に食べるごはん。
- 有色・・・色がついていること。
- 有職・・・職を持っていること。
- 油色・・・彩色画などの上に透明な油を塗って保護し、光沢を出す技法のこと。
- 遊食・・・遊んで暮らすこと。
心を痛めている時の顔の色って、なんなんだろうね。
う~ん・・・。少なくとも、顔色は良くないんじゃないかな。
まとめ
「憂色」は心を痛めている様子、ということなんですね。
生きていれば悩みごとも当然ありますからね、きっと思い当たることは誰にでもあるはず・・・。
その時の自分の表情が一体どうなっているのか、それをイメージしてみましょう。🧐
「憂」は「優」から「にんべん」を取りましょう。
「愛」の上の部分を「百」に変えます。そのさい、「百」の縦に伸びている線をそのまま伸ばして輪っかの部分に繋げてください。
「愛」が「百」パーセントの人が優しくなれる、そんなイメージです。
「色」の読み方を間違い「ゆうしき」と読まないように、注意しましょう!