「弓勢」の意味と読み方とは?ヒントは「力」
弓勢って、なんと読むのかな??
「弓勢」はね、「ゆんぜい」と読むんだよ。
弓勢の意味
《「ゆみせい」の音変化》弓を引っ張る力量。弓を射る力の強さ。
「あな恐ろしの鎮西の八郎殿の―や」〈保元・中〉
出典 デジタル大辞泉(小学館)
弓勢はここに注意
そのまま読むと間違ってしまうので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
漢字はカンタンですが、読むことが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「弓勢」の意味は、弓を引っ張る力の強さのことなんだね。
そのまま読むと「きゅうせい」とかになると思ったんだけど・・・。
「ゆみ」と「せい」で、音が変化してしまっているみたいなんだ。
「弓勢」の「弓」は他に「きゅう・ゆみ」と読みますよね。意味は、
- ゆみ。「弓道」など
- ゆみのような形をしたもの。「弓状」など
となっています。今回はそのままの意味で使われていますね。一応カンタンに説明すると、矢を飛ばすためのものです。
「勢」は他に「せい・せ・勢い」と読みますよね。意味は、
- いきおい。力。「勢力」など
- ようす。「情勢」など
- 人数。むれ。「軍勢」など
- 睾丸。「去勢」
- 伊勢国。「勢州」
となっています。力や様子といった意味も持っていますね、人数が多ければそれが=力にも繋がります。
ここではそのまま、弓を引っ張る力として「弓勢」となっていますね!ですが、読み方が少しやっかいではあります。🤔
弓を射るさいに弛んでしまわないように、「ん!!」と力を入れましょう!力を入れて引いたので、「ぜいぜい」と苦しげに呼吸することとなってしまうイメージで、「ゆみ→ゆん!」「・・・ぜいぜい・・・」と一連の動きとして「ゆんぜい」と覚えてはいかがでしょうか?💪
「弓」はそのまま、弓がモチーフとなっていますよ!
「勢」は「埶」と、部首である「力」になっています。
「力」は文字通り力強いことをあらわしていますが、「埶」には種をまいて植える、といった意味もありますよ。
実際の成り立ちとは違いますが、力強い腕で種をまいて植える・・・。なんだか勢いがありそうですよね!(もしかしたら育つのも早いかも・・・)そこから勢いを意味して「勢」と覚えてみるのはいかがでしょうか。😆
読み方が難しいから、どんな状況かをイメージしてみよう!
この言葉、どう使う?
- その弓勢は、先ほどまで飛んできていたものとは比べ物にならない強さであった。
- 敵の弓勢が弱かったので、助かった・・・。
- 疲れたのか、先ほどまでの弓勢はすでに無くなっていた。
普通の読み方じゃないものって、とっても読みにくいよね・・・。
そういう時こそ、どういった漢字を使っているか、どういう状態なのかをイメージしてみると覚えられるかもね。
まとめ
「弓勢」は弓を引っ張る力の強さ、ということなんですね。
そのまま、弓を引っ張る力として覚えておきましょう!
弓を射るさいに弛んでしまわないよう、「ん!!」と力を入れて引いたので、「ぜいぜい」と苦しげに呼吸するイメージで、「ゆみ→ゆん!」「・・・ぜいぜい・・・」と一連の動きをイメージして覚えてはいかがでしょうか?💪
「弓」はそのまま、弓がモチーフとなっています!
「勢」の部首の「力」は文字通り力強いことを。「埶」は種をまいて植える、といった意味もあります。
実際の成り立ちとは違いますが、力強い腕で種をまいて植えるのは勢いがありそうです!そこから、勢いを意味していると覚えてみるのはいかがでしょうか。😆
漢字だけを見ればそういった意味なのはすぐに理解できるかと思います。今回問題なのは、読み方のほうですよね。
弓を射ることでどうなったか、イメージしてみると覚えやすいのではないでしょうか?🧐