「遜色」の意味と読み方とは?ヒントは「劣る」
遜色って、なんと読むのかな??
「遜色」はね、「そんしょく」と読むんだよ。
遜色の意味
他に比べて劣っていること。見劣り。「入賞作に比べても―のない出来だ」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
遜色はここに注意
「遜」の点の数に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがそこまで難しくは無いため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「遜色」の意味は、他と比べると見劣りすることなんだね。
遜色ない、って聞くから「他と変わらない」という事かと思ってたけど、そうか・・・。遜色だけだと、劣っているという事なんだね。
「遜」の意味をしっかり覚えておけば、ちゃんと覚えられるはず!
「遜色」の「遜」は他に「遜る・遜る・遜れる」とも読みます。意味は、
- ゆずる。他の人を先に。「遜位」
- へりくだる。控えめ。「謙遜」など
- おとる。ひけをとる。「遜色」
- にげる。「遜遁」
となっています。控え目な態度であったり、ひけをとるという意味があるんですね!
「色」は他に「しき・いろ」とも読みますよね。意味は、
- いろ。「配色」など
- 顔の様子。「顔色」など
- ようす。「出色」など
- 男女間の欲。「色情」など
- 仏語で、形あるすべてのもの。「色即是空」など
となっています。
控え目であり、他の者よりも劣っている様子。良い色が出ていないイメージで「遜色」と覚えてはいかがでしょうか。🧐
劣っているとのことなので、損な色と覚えてみるのも良いですね!
「遜」は部首である「しんにょう」に、「孫」となっていますね。
「しんにょう」は、行くことや進むことなどに関する字に主に使われます。
ここでは、「孫」の方にも逃げる、という意味を持つことになるそうです。そのため、追いかけっこで道を逃げる2人の孫をイメージして「遜」を覚えてみましょう!
何故2人にしたのか、ですって?それは「しんにょう」に点が2つあるからです。2人とした方が、点の数も覚えやすそうですよね。😆
「色」ですが、これは「出色」と似た意味の言葉として「特色」「異色」があります。
どちらも読み方は「色」ですよね?なので他の似たような言葉と同じ読み方、と覚えておくのが良いです!
劣っている色って、何色なんだろうね・・・?
この言葉、どう使う?
- うむ・・・。遜色ない出来に仕上がっているようじゃの。
- 有名どころと比べても遜色ないほどだね。
- 彼ならば、今から始めても強豪と遜色ないところまで上り詰めるだろう。
「遜色」の類語
劣っている、質が悪い、という意味の言葉が似ていますね。
- 低級・・・中身の程度が低いこと。
- 劣等・・・普通よりも劣っていること。
- 三流・・・二流よりも劣っていること。
僕も負けないように、良い物を作れるように頑張るぞ!
何か得意なことがあったのかな?
まとめ
「遜色」は他と比べると、劣ってしまうということなんですね。
基本的には遜色ない、と使うものになりそうです。
劣っている、つまり損をしている色と覚えてみても良いですね!良い色が出ていないのでしょう・・・。
「遜」は部首の「しんにょう」に、「孫」です。
「しんにょう」は、行くことなどに関する字に主に使われます。
ここでは「孫」の方でも逃げる意味を持つことになるようです。追いかけっこで道を逃げる、2人の孫をイメージしてみましょう。
何故2人にしたのか。
それは「しんにょう」に点が2つあるから。2人の方が、点の数も覚えやすいはず。
「劣ってない」と言われると、褒められているのかそうでないのか、ちょっと気になってしまいますね・・・。🤔