サンプル

「常套」の意味と読み方とは?ヒントは「ありふれる」

2024年10月25日

ナヤミィ

常套って、なんと読むのかな??

フクロウ

「常套」はね、「じょうとう」と読むんだよ。

常套じょうとうの意味

きまりきった、または、ありふれたやり方。「―の手法」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

常套じょうとうはここに注意

とう」はカンタンに見えますが、下の部分を書き間違えないように注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

書くことが、あまり難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「常套じょうとう」の意味は、ありふれた方法のことなんだね。

ナヤミィ

常套じょうとう手段、とか聞いたことあるもんね。こういう意味があったんだ!

フクロウ

そうなんだよね。とは言っても、「とう」はあまり見かけない・・・。下で見てみよう!


常套じょうとう」の「じょう」は他に「つね・とこ」とも読みますよね。意味は、

  • いつも。いつまでも。通常つうじょう」など
  • 普通。「常識じょうしき」など
  • いつも変わらない。「常夏とこなつ」など
  • 常陸ひたち国。「常州じょうしゅう」など

となっています。普通であったり、いつもそう・・・。という意味がありますよね!

とう」は他に「かさねる・おおい」とも読みます。意味は、

  • おおう。つつみ。「外套がいとう」など
  • ありきたり。旧套きゅうとう」など

となっています。外套がいとうなどのようにつつむ物の他に、いつも同じでありきたりであったり、古臭いという意味も持っているみたいですね。

決まった場面でいつもと変わらない、普通でありふれた方法をとるとして「常套じょうとう」と覚えましょう!つねおおいに隠れていて変化を恐れていて、何も変わっていないイメージです。😉

「読み方がちょっと難しい。🤔」といった方は、「上等じょうとう常套じょうとう手段」と、文にして覚えてみるのもありですね!

じょう」は派生したりしていて少しややこしいので、ここでは「しょうがしら(上のパーツのことですね)」の下に、「ちょう」が入っている。とだけ覚えておきましょう!

ちなみに、部首は「はば」となっていますよ。

ちょう」はぶら下げる意味があるので「しょうがしら」の下にいつまで~もぶら下がっているイメージはいかがでしょうか。🧐

とう」は上が部首である「大」で、下が「長」となっています。

「大」は手足を伸ばしている人、「長」は長髪の人からきているみたいです。🤔

そこから、長かったり大きかったりすることを意味して「とう」が成り立ったと言われています。

大きくて長い包みなら、余裕でおおうことができますからね!

ここで使われている「長」は、そのままではありませんよね。

下の部分がちょっと違います・・・。見逃さないように、注意しましょう!

フクロウ

いつも常套じょうとうだと、退屈たいくつかも知れないね。

常套の覚え方イメージ
いつも決まっている方法なら、安心できますもんね。

この言葉、どう使う?

  • 今の見たかい?ごますり・・・。あれが、彼の常套じょうとう手段なのさ。
  • あまりにも常套じょうとうすぎて、何も心に響くことは無かったね。
  • そのような常套じょうとう語では無く、今の貴方の本心が聞きたいのです。

常套じょうとう」の類語

ありきたり、という意味の言葉が似ていますね。

  • 常軌じょうき・・・普通の考え方。
  • 常道じょうどう・・・普通の方法。人が守るべき道。
  • 恒例こうれい・・・いつも決まって行われること。

常套じょうとう」の対義語

常套じょうとう」はありきたりな方法のことなのに対して、こちらはその場に応じて変えることになります。

  • 臨機りんき・・・その場に応じて適切な方法をとること。

同じ読み方の熟語👀

  • 上等じょうとう・・・品質が良いこと。
  • 上棟じょうとう・・・棟上むねあげと同じ。
  • 城東じょうとう・・・お城の東の方。
  • 城頭じょうとう・・・お城の近く、または上のこと。
  • 常灯じょうとう・・・夜につけておくあかりのこと。また、神仏の前にずっとともしておく灯りのこと。

常套じょうとう」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 常套句じょうとうく・・・いつも決まって使う文句もんくのこと。
  • 常套語じょうとうご・・・ある場面でいつも使う言葉。
  • 常套手段じょうとうしゅだん・・・同じ場面でいつも決まって使っている方法のこと。
ナヤミィ

実は気づいていないだけで、僕にも常套じょうとう手段があるのかな・・・。

フクロウ

ありふれた方法、ということは成功率が高いはず・・・。悪いことでは無いと思うよ!

まとめ

常套じょうとう」はありふれた方法、ということなんですね。

決まった場面で、いつもと変わらない方法をとるイメージで覚えましょう!

つねおおいに隠れていて変化を恐れ、何も変わらないイメージです。

じょう」は「しょうがしら(上のパーツのこと)」の下に、「ちょう」がいつまでもぶら下がっているイメージができます!🧐

ちなみに、部首は「はば」となっています。

とう」は部首の「大」が手足を伸ばしている人、「長」は長髪の人からきているようですね。

大きくて長いつつみなら、何でも余裕でおおうことができそうです!

ここで使われている「長」は下の部分がちょっと違いますので、ここだけは注意しましょう!

「常」はともかく、「とう」にありきたり、という意味があることは忘れないようにしたいです!

何か自分が持っている常套じょうとう手段はありますか?🤔

二文字

Posted by 管理人