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「千仞」の意味と読み方とは?ヒントは「とっても」

2024年6月7日

ナヤミィ

千仞って、なんと読むのかな??

フクロウ

「千仞」はね、「せんじん」と読むんだよ。

千仞せんじんの意味

《「尋」「仞」は長さの単位》山などが非常に高いこと。また、谷や海などが非常に深いこと。ちひろ。「万丈の山、―の谷」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

千仞せんじんはここに注意

じん」を書くことは難しくはありませんが、あまり見慣れない漢字となっています。注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

書くことがそこまで難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「千仞せんじん」の意味は、山がとても高かったり、海などがとっても深いことなんだね。

ナヤミィ

千は確かに数が多いよね。単位と言うのは・・・?

フクロウ

じん」の意味を見てみると、何故かが分かるよ!


千仞せんじん」の「せん」は他に「ち」とも読みますよね。意味は、

  • 数である千。「一騎当千いっきとうせん」など
  • 数が多いこと。千秋せんしゅう」など

となっています。ちなみに、千が変化してカタカナの「チ」ができたそうですよ!

じん」は他に「ひろ・はかる」とも読みます。意味は、

  • 高さ、深さをはかるための単位。
  • はかること。

となっています。両手を上下に広げた場合は「じん」が使われ、左右に広げた場合は「じん」が使われるそう。🧐

「千」は数が多いこと、「じん」ははかるとのことなので、高さや深さはかった時に非常に多い数字となっているイメージで「千仞せんじんと覚えてはいかがでしょうか?

」は、線を3本書くだけでできてしまいますね!

ちなみに、部首は「十」となっていますよ。

じん」は「にんべん」に「刀」、そしてもうひとつ、間に「線」がはいっていますね!

じん」の線が外れているものでも良いです。

人が刀を使い、線の高さをはかっているイメージで「じんを覚えてみましょう!

じん」と同じ読みができるので、こちらの方が良さそうですね。🧐

フクロウ

いったいどのくらいの数をはかっているのか、覚えておこう!

千仞の覚え方イメージ
とても高い山に魅力みりょくを感じる人も、いますよね。

この言葉、どう使う?

  • 10年前、彼は千仞せんじんの谷へと落下し、それから消息しょうそくが不明となっている・・・。
  • 越えなければいけないその山は、まさしく千仞せんじんのごとき高さとなっていた。
  • 登頂したはいいものの、その千仞せんじんの崖の上にいざ立ってみると、足がすくんでしまった。

同じ読み方の熟語👀

  • 先人せんじん・・・昔の人。
  • 先陣せんじん・・・一番乗り。一番前。
  • 戦陣せんじん・・・戦うための場所。
  • 戦塵せんじん・・・戦いの場にたつ、ちりやほこり。
  • 千尋せんじん・・・千仞せんじんと同じ。

千仞せんじん」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 円石えんせき千仞せんじんの山にてんず・・・勢いがあり、おさえられないこと。
  • 千仞之谿せんじんのたに・・・非常に深い谷のこと。
  • 千仞之山せんじんのやま・・・非常に高い山のこと。
ナヤミィ

千が使われる位なら、確かに相当な高さや深さなんだろうね・・・!

フクロウ

高さはともかく、深さをはかるのはとても大変そうだ・・・。

まとめ

千仞せんじん」は山がとても高かったり、海などがとっても深いということなんですね。

高さや深さをはかった時に、非常に多い数字となっているイメージで覚えましょう。

」は、線を3本書くだけです。部首は「十」となっていますよ。

じん」は人が刀を使い、線の高さをはかっているイメージで覚えてみましょう!

じん」と同じ読みができるので、「刃」の線が外れて横にくっついているイメージの方が良さそうですよね。

非常に大きい数字になるので、はかること自体がとても大変だと思います。

・・・刀だけでは、はかることは無理そうですね。😅

二文字

Posted by 管理人