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「放曠」の意味と読み方とは?ヒントは「こだわらない」

2024年7月12日

ナヤミィ

放曠って、なんと読むのかな??

フクロウ

「放曠」はね、「ほうこう」と読むんだよ。

放曠ほうこうの意味

物事にこだわらず、心のおもむくままに振る舞うこと。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

放曠ほうこうはここに注意

こう」は1級の漢字となっています。注意して覚えましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

書くことが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「放曠ほうこう」の意味は、こだわらないで、やりたいように振る舞うことなんだね。

ナヤミィ

自由気まま、ということかな?

フクロウ

近いよ。おおらかな気持ちなんだろうね。


放曠ほうこう」の「ほう」は他に「はなす・ほうる・ゆるす・ほしいまま・まかす・く・る・く」とも読みます。多いですね。意味は、

  • 放す。「解放」など
  • 放つ。「追放」など
  • 思うままにする。放言ほうげん」など
  • なげる。「放棄ほうき」など

となっています。「ほうる」は「ほう」というほうり投げる、という意味を持つ意味の文字の代用字とすることがありますよ。

こう」は他に「あきらか・ひろい・むなしい」とも読みます。意味は、

  • あきらか。
  • ひろい。「曠野こうや」など
  • むなしい。「曠日こうじつ
  • ひさしい。「曠世こうせい
  • 心がひろい。曠達こうたつ

となっています。たとえ広くても、何もなければむなしさを感じますよね・・・。

こう」にあるようなその広い心で、何にもこだわらずに思うがままにするとして「放曠ほうこうと覚えてみましょう!

ほう」は農具のすきの象形で左右に広がる意味と、木の枝などを手に持つ象形から成り立ったそうです。

こう」は部首である「日」に、「こう」となっています。

こう」には広い、という意味があります。ちなみに、何となく「黄」に似ているものが使われていますよね・・・?🤔

それもそのはず、使われているものは「黄」の旧字である「こうとなっています。とても似ていますね・・・!

「黃」の上のパーツが「黄」と比べると離れていますので、注意しましょう!

ちなみに、こう」自体もある漢字の旧字となっています。

それは、「こう」です。広いという意味を持っているので、同じですよね。🤗

音読みも同じく「こう」となっているので、覚えやすいです!

「日」は太陽の光をあらわしているため、太陽の下に広がるような、とっても広い空間をイメージして「こう」を覚えてみましょう!

あまり広すぎても、他に何も無ければむなしいだけですが・・・!

フクロウ

どのくらい広いのかを、イメージしてみよう。

放曠の覚え方イメージ
ネコと過ごしていると、本当に自由気ままに見えます。

放曠ほうこう」の類語

こだわらず、自由に振る舞うという意味の言葉が似ていますね。

  • 勝手かって・・・他人は気にせず、自分に都合のいいように振る舞うこと。
  • 気随きずい・・・自分の思った通り、気ままに振る舞うこと。
  • 奔放ほんぽう・・・常識にとらわれず、自分の思い通りに振る舞うこと。

同じ読み方の熟語👀

  • 咆哮ほうこう・・・ケモノなどがえさけぶこと。
  • 方向ほうこう・・・物の向き。進む向き。
  • 芳香ほうこう・・・いい香り。
  • 彷徨ほうこう・・・さまようこと。
  • 奉公ほうこう・・・雇われて、その家の家事などに従事じゅうじすること。
  • 放光ほうこう・・・光を放つこと。
  • 奉行ほうこう・・・命令で執行しっこうすること。
  • 放校ほうこう・・・校則違反の生徒を、学校から取り除くこと。
  • 封候ほうこう・・・諸侯に封じる。
  • 砲口ほうこう・・・砲身の弾が出る部分。
  • 砲腔ほうこう・・・砲身の中の空っぽの部分。
  • 砲熕ほうこう・・・大砲のこと。
  • 報効ほうこう・・・功を立て、恩返しをすること。

放曠ほうこう」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 随縁放曠ずいえんほうこう・・・何にもしばられずに、自由気ままに振る舞うこと。
ナヤミィ

僕も、もっと自由気ままに生きたいな!

フクロウ

結構自由にやっているように見えるよ・・・?

まとめ

放曠ほうこう」はこだわらず、やりたいように振る舞うということなんですね。

こう」にあるようなその広い心を持って、何にもしばられず、こだわらず、自分のやりたいように振る舞う。

それができれば苦労はしないのですが・・・。😅

まずは、心に余裕を持つことから始めないといけませんね・・・!

ほう」は農具のすきの象形、そして木の枝などを手に持つ象形からとのこと。

こう」の「こう」には広い、という意味があります。

そこに太陽の光をあらわしている「日」を入れて、太陽の下に広がるとても広い空間をイメージして覚えてみましょう!

二文字

Posted by 管理人