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「盥漱」の意味と読み方とは?ヒントは「清める」

2023年11月2日

ナヤミィ

盥漱って、なんと読むのかな??

フクロウ

「盥漱」はね、「かんそう」と読むんだよ。

盥漱かんそうの意味

[名](スル)手を洗い、口をすすぐこと。身を清めること。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

盥漱かんそうはここに注意

どちらも1級の漢字となっています、間違えないように注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★★☆

読み書きが難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「盥漱かんそう」の意味は、身を清めるということなんだね。

ナヤミィ

う~ん、漢字を見ても、あまりそういったふうには見えないなぁ・・・。

フクロウ

確かに、そうかもしれないね。


盥漱かんそう」の「かん」は他に「たらい・すすぐ・そそぐ」とも読みます。意味は、

  • すすぐ。あらう。「盥漱かんそうなど
  • たらい。

となっています。お皿(たらい)にある水を、両手ですくっているところから出来た字のようです🧐

そう」は他に「すすぐ・くちすすぐ・うがい」とも読みます。意味は、

  • 口をすすぐ。うがいをする。含漱がんそう」など

となっています。有名な方のお名前にもはいっていますよね!夏目漱石なつめそうせきさんです!

たらいの中にある水を両手ですくい、手を洗う「かん」とうがいをして口の中を綺麗にする「そう」を合わせて、身を清めている「盥漱かんそうと覚えてみましょう!

かん」は「⺽(うす)」の間に「水」が入っており、その下に「皿」となっています。「⺽(うす)」を両手と考えると、下のお皿から水を両手ですくっているイメージが出来上がりますね!😆

そう」は「さんずい」に「そく」と「けつ」となっていますね。

そく」はたばねて1つにする、「けつ」は何か足りなかったり、あくびをする意味もありますが・・・。🤔

あくびをするように口を開けて、口の中に水をふくみ1まとめにし、すすいでいるイメージで「そうと覚えてみてはいかがでしょうか?

フクロウ

手と口、どちらも清めておこうね。

盥漱の覚え方イメージ
まずは、身を清めてから・・・。

盥漱かんそう」の類語

身を清める、という意味の言葉が似ていますね。

  • みそぎ・・・川などで体を清めること。
  • 手水ちょうず・・・手や顔など、水で洗うこと。他に、トイレの意味も。

同じ読み方の熟語👀

  • 汗瘡かんそう・・・あせものこと。
  • 完走かんそう・・・最後まで走ること。最後までやりきること。
  • 官奏かんそう・・・太政官だいじょうかんから天皇にいうこと。
  • 官僧かんそう・・・公に出家を認められた僧のこと。
  • 乾草かんそう・・・ほしくさのこと。
  • 乾燥かんそう・・・かわくこと。
  • 寒草かんそう・・・冬の枯れた草。
  • 換装かんそう・・・部品などを他のものに取り換えること。
  • 間奏かんそう・・・曲の途中に入る、楽器のみの部分。
  • 閑窓かんそう・・・静かな窓。ひっそりとした住まいのこと。
  • 感想かんそう・・・感じたこと。
  • 歓送かんそう・・・出発する人に対して、はげまして送り出すこと。
  • 監倉かんそう・・・牢屋ろうやのこと。
  • 翰藻かんそう・・・詩や文。
  • 諫争かんそう・・・争いをおこしてでも、上の人をいさめること。
  • 還送かんそう・・・送り返す。
  • 観相かんそう・・・その人の人相をみること。
  • 観想かんそう・・・特定の何かに対して、集中して観察すること。
  • 疳瘡かんそう・・・梅毒によってただれた陰部。
ナヤミィ

手洗いうがいをするのは、どこに行っても大事なんだね!

フクロウ

手は握手あくしゅで使うし、口は会話で使うからね。どちらも、失礼のないように綺麗きれいにしておこう!

まとめ

盥漱かんそう」は身を清める、ということなんですね。

お清めをするにも、色んな言い方があるみたいです。🤔

たらいの中にある水を両手ですくい、手を洗う「かん」。

うがいをして口の中を綺麗にする「そう」を合わせて覚えてみましょう!

かん」は「⺽(うす)」を両手と考えると、下のお皿から水を両手ですくっているイメージが出来上がります。

そう」の「けつ」はあくびをする意味もあるため、あくびをするように口を開けて、口の中に水をふくみひとまとめにし、すすいでいるイメージで覚えてみましょう!

それぞれの漢字、どの部位をどうすることによって洗っているのか?

ということをイメージして、忘れないようにしましょう!🤗

二文字

Posted by 管理人