「靉靆」の意味と読み方とは?ヒントは「雲」
靉靆って、なんと読むのかな??
「靉靆」はね、「あいたい」と読むんだよ。
靉靆の意味
[ト・タル][文][形動タリ]
1 雲や霞 (かすみ) などがたなびいているさま。
「真直 (まっすぐ) に立ち上る香の煙、―と棚引き薫じて」〈木下尚江・良人の自白〉
2 気持ちや表情などの晴れ晴れしないさま。陰気なさま。
「主人側の男たちは―として笑った」〈岡本かの子・河明り〉
[名]眼鏡。
「めがねを―と云ふ」〈養生訓・五〉
出典 デジタル大辞泉(小学館)
靉靆はここに注意
どちらの漢字も1級となっています。画数が多いので、注意して覚えましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
読み書きが少し難しいため。ただ、良く見てみると・・・?
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「靉靆」の意味は、雲などがたなびいていること、気分が晴れ晴れとしないことなんだね。
何だか、会いたいって言っているように見えるなぁ。
言いやすいから、覚えやすいかも・・・?眼鏡のことも意味しているのは、面白いね!
「靉靆」の「靉」の意味は、
- 雲がたなびくさま。「靉靆」
となっています。漢字に雲がはいっていますから、少しは覚えやすそうですね!
「靆」の意味は、
- 雲のたなびくさま。「靉靆」
となっています。こちらにも、雲がたなびくという意味があるんですね。🧐
「靉」は「雲」に「愛」となっていますね。雲のことを切なくなるほどに愛でているイメージでこちらの「靉」を覚えてみましょう!
「靆」は「雲」に「逮」となっていますね。
雲を捕まえるために追いかけるイメージで「靆」を覚えてみましょう!「逮」ですが、こちらは「しんにょう」の点が1つ多いことを見逃さないようにしましょう。
どちらにも「雲がたなびく」という意味があることは分かりましたが・・・。
上に記載したとおりのそれぞれの漢字の意味を見ると、愛する雲を捕まえるために追いかけるイメージが出来上がります!😍
そこから、愛する雲を追いかけているため、雲の移動した跡が軌跡として残り、ただよっているイメージで①の雲や霞がたなびいているようすの「靉靆」を。
また、上のように雲や煙がただよっているため、空が晴れないイメージで②の気持ちが晴れ晴れとしないことを。
雲や煙がただよっているかのように視界がはっきりとしないところから、はっきりとさせるために用いる③の「眼鏡」を連想することができます!
何故、雲や霞がたなびいているか、イメージ出来たかな?
この言葉、どう使う?
- 物陰にいる男性は、靉靆として笑った。
- なんとも言えない気持ちが、胸の中を靉靆としてただよっている。
- こちらにあるメガネのことを、靉靆とも言います。
同じ読み方の熟語👀
- 相対・・・対等なこと。
最初は何だか難しそうだなと思ったけど、使われている漢字をよく見たら、知っているもので構成されているね!
落ち着いてみると、実は覚えやすかったりするんだよね。
まとめ
「靉靆」は雲などがたなびいていること、気分が晴れ晴れとしないということなんですね。
「靉」は、雲のことを切なくなるほどに愛でているイメージで。
「靆」は、雲を捕まえるために追いかけるイメージで覚えてみましょう!
愛する雲を追いかけるため、雲の移動した跡が軌跡として残り、それがただよっているイメージで①の雲や霞がたなびいている様子がイメージ出来ます!
「靉」と「靆」、どちらもイメージで覚えておけば、そこから雲などがたなびいたり、気分が晴れなかったりする状態をさらにイメージしやすくなります。
眼鏡に関しては、上のような状態からさらに連想する必要があるため、少し難しいかも知れません。🧐