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「軋轢」の意味と読み方とは?ヒントは「仲が・・・」

2024年2月13日

ナヤミィ

軋轢って、なんと読むのかな??

フクロウ

「軋轢」はね、「あつれき」と読むんだよ。

軋轢あつれきの意味

《車輪がきしる意から》仲が悪くなること。「―を生じる」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

軋轢あつれきはここに注意

どちらも1級ですが、左側は同じ「車」のため、右側に注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読み書きが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「軋轢あつれき」の意味は、なかが悪くなることなんだね。

ナヤミィ

ケンカしてしまったのかな・・・?

フクロウ

お互いの間に、きしむ音のような嫌な雰囲気が流れているのかも知れないね・・・。


軋轢あつれき」の「あつ」は他に「きしる・きしむ・くわしい・こまかい」とも読みます。意味は、

  • 車輪などがこすれ合って、音を立てる。きしむ。「軋轢あつれき
  • くわしい。「軋辞あつじ

となっています。車輪などが何かとこすれて、音を立てているそうです。

下で、いったい何がこすれているのでしょうか・・・?

れき」は他に「きしる・く・ふみにじる」とも読みます。意味は、

  • 車でひく。「轢死れきし」など
  • きしむ。れ合う。「軋轢あつれき

となっています。こちらもきしむ、という意味がありますが、結果はもっと重いものになりそうです。

車で何かをいたり、タイヤに何かがこすれて嫌な音がなっているように、お互いの間に嫌な音がなっているイメージで「軋轢あつれきと覚えてみてはいかがでしょうか?🤔

あつ」は部首である「車」に、「いん」となっています。

いん」は他にも読み方がありますが、こちらの読み方だと隠す、という意味を持ちます。いんと同じですね。🕵️

車で隠れている部分、ということは車体の下辺り。

下には、タイヤが付いていますよね。

そのタイヤと何かがこすれ合い、きしむ音を立てているイメージで「あつ」を覚えてみましょう!🔊

れき」は部首である「車」に、「がく」となっています。

がく」は「楽」の旧字となっていますが、かれて楽しいはずもありませんよね・・・。

他にかなでる、という意味もあります、音楽でも使われています。

そこから、車が何かにあたった時になる音をイメージして「れき」と覚えてみましょう。

フクロウ

きっと、好ましい音では無いよね・・・。

軋轢の覚え方イメージ
ぶつかっただけで仲が悪くなるなら、最初からそこまでの仲では無かったのかも・・・。

この言葉、どう使う?

  • 昔は仲が良かったのに、今では軋轢あつれきしょうじている。
  • 家族間での軋轢あつれきに苦しみ続けた結果、今ではほとんど音信不通となっている。
  • 軋轢あつれきんでしまうのは、すべて自分勝手な私が悪いのだろうか・・・。

軋轢あつれき」の類語

仲が悪くなる、という意味の言葉が似ていますね。

  • 不和ふわ・・・仲が悪いこと。
  • 仲違なかたがい・・・仲が悪くなること。
  • 確執かくしつ・・・自分の主張をゆずらずにしょうじる不和のこと。

軋轢あつれき」の対義語

軋轢あつれき」は仲が悪くなることなのに対して、こちらは仲が良いままのことになります。

  • 円満えんまん・・・調和がとれていて穏やかなこと。
  • 懇意こんい・・・仲良くしていること。
ナヤミィ

良いムードの音楽をかけて仲直りすることもあると思うし、例え聞こえなくてもお互いの中に鳴る音は大事なんだなぁ・・・。

フクロウ

聞こえない音、というのはなかなか面白いかも知れないね。

まとめ

軋轢あつれき」は、仲が悪くなることなんですね。

タイヤに何かがこすれて嫌な音がなっているように、お互いの間に嫌な音がなっているイメージで「軋轢あつれき」と覚えてみましょう。

あつ」に使われる「いん」は他にも読み方がありますが、こちらの読み方だと隠す、という意味を持ちます。🕵️

車で隠れている部分、つまり車体の下・・・タイヤが付いています。そのタイヤと何かがこすれ合って音を立てているイメージで「あつ」を。🔊

れき」に使われる「がく」は「楽」の旧字となっていますが、楽しいの他にかなでる、という意味もあります。

車が何かにあたった時になる音で「れき」と覚えてみましょう。

仲が悪くなった、それだけであればまだ取り返しがつきます。

もしそうなってしまった場合は、良い音で塗り替えして、昔の仲を取り戻したいですね。

二文字

Posted by 管理人