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「峻別」の意味と読み方とは?ヒントは「わける」

2024年11月11日

ナヤミィ

峻別って、なんと読むのかな??

フクロウ

「峻別」はね、「しゅんべつ」と読むんだよ。

峻別しゅんべつの意味

[名](スル)厳しくはっきりと区別すること。また、その区別。「公私を―する」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

峻別しゅんべつはここに注意

しゅん」の部首の書き間違いに、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きがそこまで難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「峻別しゅんべつ」の意味は、はっきりと区別することなんだね。

ナヤミィ

はっきり、って・・・。そこまで厳しくする必要があるのかな?

フクロウ

実は片方の漢字に、そういった意味があるんだ。


峻別しゅんべつ」の「しゅん」は他に「けわしい・たかい・きびしい・おおきい」とも読みます。意味は、

  • 山が高く、けわしい。「峻険しゅんけん」など
  • 厳しい。峻拒しゅんきょ」など
  • おおきい。りっぱ。「峻徳しゅんとく

となっています。厳しい、という意味がありますね。確かに、大きくて高い山を登るのはとても厳しいことでしょう・・・。😅

べつ」は他に「べち・わかれる・ける・わかつ」とも読みます。意味は、

  • わかれる。一緒にいたものと離れる。「送別そうべつ」など
  • わける。違い。性別せいべつ」など
  • 違う。ほかの。「別途べっと」など
  • とりわけ。特に他と違う。「格別かくべつ」など

となっています。違いがあるためにわける、または離れていくといった意味がありますよね。

高く、けわしい山を登ることはとってもきびしいですよね。

そのくらいのきびしさで、はっきりと区別してしまうイメージで「峻別しゅんべつと覚えてはいかがでしょうか?🧐

しゅん」は部首の「山」に「しゅん」となっています。

しゅん」にはゆっくりと歩く様子、またはおごりたかぶるという意味があるとのこと。

自分はすごいんだと思いあがって、ゆっくりのしのしと歩いているのかも知れません・・・!🤔

そのような自称じしょうすごい人、つまり他よりも抜きんでているという意味に「山」を足して、他よりも抜きんでている山をイメージして「しゅん」と覚えてみましょう!⛰️

べつ」は「りっとう」が使われています。

左側は、どうやら頭部と人の骨の象形となっている様子・・・。

この骨からりっとうを使い、分けるイメージで「別」と覚えておきましょう!

フクロウ

何できびしいのか、イメージできたかな?

峻別の覚え方イメージ
断捨離だんしゃりも、厳しくしないとなかなか進まないことってありますよね。

この言葉、どう使う?

  • 峻別しゅんべつこころみたはいいものの、境界線があいまいでうまく分けきることができないことに、今更だが気づいた。
  • 従業員のためにも、仕事とプライベートは峻別しゅんべつするべきだ!
  • 事実と意見を峻別しゅんべつすることを、第一に考えてほしい。

峻別しゅんべつ」の類語

はっきりと区別する、という意味の言葉が似ていますね。

  • 区別くべつ・・・違いがあるものを判断して分けること。
  • 弁別べんべつ・・・違いをはっきりと見分けること。

峻別しゅんべつ」の対義語

峻別しゅんべつ」ははっきりと区別することなのに対して、こちらは1つとして扱うことになります。

  • 混同こんどう・・・本来は分けるものを、同じものとして扱うこと。また、混ざって1つになること。
ナヤミィ

どのくらい厳しいかは、分かったよ!

フクロウ

物によっては、厳しく区別しないと危ないものもあるはずだからね。ゴミも、捨てる時はきちんと分けよう!

まとめ

峻別しゅんべつ」ははっきりと区別する、ということなんですね。

高い山を登ることが厳しいのと同じように、厳しさを持って、はっきりと分けるイメージで覚えておきましょう!

しゅん」の「しゅん」にはゆっくりと歩く様子、またはおごりたかぶるという意味があるため、他よりも抜きんでている山をイメージして「しゅん」と覚えてみましょう!

べつ」の左側は、頭部と人の骨の象形となっているようですので、りっとうを使い切り分けるイメージで「別」と覚えるのはいかがでしょうか。

区別するべきことはきっちりしないと、後で問題が発生してしまうかもしれません。

最初に決めておきたいですね!🧐

二文字

Posted by 管理人