「米櫃」の意味と読み方とは?ヒントは「箱」
米櫃って、なんと読むのかな??
「米櫃」はね、「こめびつ」と読むんだよ。
米櫃の意味
1 白米を入れて保存しておく箱。
2 生計のもととなるもの。生活費の稼ぎ手。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
米櫃はここに注意
「櫃」が1級のため、注意が必要です。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
「櫃」は普通濁点が付きません・・・が、「こめびつ」という言葉自体は聞いたことがあるのではないでしょうか。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「米櫃」の意味は、お米を入れて保存するための箱のことなんだね。
聞いたことがあったよ!プラスチックのもあるよね?
そうだね、ただ時代や場所によっては、入れものが桶だったりもするそうだよ。
「米櫃」の「米」は他に「べい・まい・め・よね・めーとる」とも読みますよね。意味は、
- おこめ。「米穀」など
- 長さの単位。「平米」など
- アメリカの略。「日米」など
となっています。食べ物のお米以外にも、頻繁に使われる意味を持っていますよね。
「櫃」は他に「き・ひつ・はこ」と読みます。意味は、
- はこ。蓋のついたはこ。「米櫃」
となっています。蓋のついた箱を意味しているんですね。🧐
蓋つきの、保存に向いている箱に入っているお米をイメージして「米櫃」と覚えておきましょう!
「米」は、穂先に穀物の実が生っているイメージで覚えて見ましょう。横線が穂先、上下の点が穀物をあらわしているそうです。🌾
ちなみに、「米」は分解すると「八十八」となっているように見えませんか?88歳を意味する米寿も、そこから来ているみたいですよ。🤗
「櫃」は「木」に「匱」となっています。「匱」には箱、他に空っぽ、という意味があります。空の箱であれば、お米の他に何をいれても何も問題は無いですよね。漢字自体は、木で作られた、右側が空いている箱の中に、「貴」が入っているイメージで覚えて見ましょう!
「櫃」も、箱の中身が「米」ならもっと覚えやすかったんだけどね。空いてるから、貴方自身が入ってみるのも良いかも・・・?
この言葉、どう使う?
- ちょうど米櫃が空になったものだから、助かった。
- ちょっと、米櫃の中身がまだあるか、見てきてもらえるかい?
- 米櫃の中に隠し物をした。そのうち出てきた時にでも、見つかってくれるだろう。
「米櫃」の類語
お米が入った入れもの、という意味の言葉が似ていますね。
- 米俵・・・ワラを編んで作られた、お米を入れる俵のこと。
- 米袋・・・お米を入れるための袋。
大家族ならお米もまとめ買いするだろうから、保存するための入れものは必須だよね!
お洋服でも、保存するための入れものは当然存在するし、何にでも保存容器は必要だと思うな。
まとめ
「米櫃」はお米を入れて保存するための箱、ということなんですね。
フタが付いている箱に、お米を入れて保存しているイメージで覚えておきましょう!
「米」は、穂先に穀物の実が生っているイメージを。横線が穂先で、上下の点が穀物ですね。
「櫃」の「匱」には箱、他に空っぽ、という意味があります。空の箱なら、色々しまえます!木で作られた、右側が空いている箱の中に、「貴」が入っているイメージをしてみましょうね。😆
お米を保存するのはとてもいい事ですが、防虫対策もしっかりおこないましょう!
ちなみに、名古屋の名物料理でもあるひつまぶしにも、この漢字が使われていますよ。櫃まぶし、です。🤤
こちらはいかがでしょうか?
保存するだけでなく、残りの量が一目で分かったり、カンタンに計量することが出来ればもっと良いですよね。
実は、既にこういった物はあるんです。
お米を炊くときに、すりきり一杯でカップに入れるよりも、はるかに楽になりますね!🤗
買う時は、ちゃんと洗える物にしておきましょう!
保存するだけだと、物足りないよね。