「仄聞」の意味と読み方とは?ヒントは「口コミ」
仄聞って、なんと読むのかな??
「仄聞」はね、「そくぶん」と読むんだよ。
仄聞の意味
[名](スル)少し耳にはいること。人づてやうわさなどで聞くこと。「―したところでは」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
仄聞はここに注意
「仄」は「灰」ではありませんので、似ていますが間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読むことが少しだけ難しいですが、書くことはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「仄聞」の意味は、他の人から聞くことなんだね。
間接的に聞くっていうことか・・・。
そう。それだと情報量も少ないだろうから、耳に入るのは少しだけになるよね!
「仄聞」の「仄」は他に「しょく・しき・仄めかす・仄く・仄ら・仄つ・仄しい」とも読みます。意味は、
- ほのか。かすかに。「仄聞」
- かたむく。かたよる。「仄日」など
- かたわら。
- そばだつ。
- いやしい。
- 漢字の四声のうち、上声・去声・入声のこと。「仄韻」など
となっています。どうやら、読み方がたくさんあるみたいですね・・・!🤔
「聞」は他に「もん・聞く」とも読みますよね。意味は、
- きく。きこえる。「伝聞」など
- うわさ。「風聞」など
- においをかぐ。「聞香」
となっています。早くに習うため問題は無さそうですが、うわさという意味もありますよね!
ほかの人からの噂ばなしのように、かすかな情報量だけが耳に入ってくる。
噂だけの、話の側面だけしか分からないようなかたよった情報だけが入ってくるイメージで「仄聞」と覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「仄」は、「厂」の中に「人」となっています。
「厂」は崖や、人が住める岩穴という意味があります。崖にいる人が、傾いていくお日様を見ているイメージも面白そうですね。😆
ただ、人の上には崖があるので、仄かに暗そう・・・。書くことはとてもカンタンです!
「聞」は「門」の中に、部首である「耳」となっていますね。
門と言えば入口です、この門をたずねて、耳を使って聞いてみる、として「聞」を覚えてみましょう!👂
今回の「仄」はほのか、という意味が使われているようだね!
この言葉、どう使う?
- 私が仄聞したところによると、君の評価はとても高いようだが・・・。
- 隣のテーブルの話を仄聞してみた。
- よくこう言ったことを仄聞した、と言われる方がいますが、事実とは異なります。
「仄聞」の類語
少しだけ聞く、誰かから聞く、という意味の言葉が似ていますね。
- 伝聞・・・人から伝え聞くこと。
- 人伝・・・他の人を通して聞いたり、伝えたりすること。
- 言伝・・・間接的に聞くこと。
同じ読み方の熟語👀
- 側聞・・・仄聞と同じ。
間接的にだから、もしかしたら話の側面しか伝わっていないのかも知れないなぁ・・・。
仄聞を、そのまま鵜呑みにしてはいけないよね。
まとめ
「仄聞」は、他の人から聞くことなんですね。
噂だけの、話の側面だけしか分からないような情報が入ってくるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「仄」の「厂」は崖や人が住める岩穴、という意味があります。
崖にいる人が、傾いていく日を見ているイメージも良さそうです。😆
人の上には崖があるので、ちょっと暗そうですけどね・・・。
「聞」は「門」の中に、部首の「耳」となっています。
門と言えば入口。この門をたずね、耳で聞いてみるとして覚えてみましょう!👂