「祥雲」の意味と読み方とは？ヒントは「めでたい」

2023年11月7日2024年9月25日

祥雲しょううんの意味

めでたい雲。吉兆の雲。瑞雲 (ずいうん) 。「瑞気 (ずいき) ―」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

祥雲しょううんはここに注意

どちらもそこまで難しい漢字ではありません。ですが、「祥しょう」を他の似た漢字と間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きはカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「祥雲しょううん」の「祥しょう」は他に「祥さいわい・祥きざし・さち」とも読みます。意味は、

• めでたいこと。「吉祥きちじょう」など
• めでたいことの前触れ。きざし。「発祥はっしょう」など
• 忌いみ明けの祭り。「祥月しょうつき」など

となっています。良いことが起こりそうですね。🤗

「雲うん」は他に「くも」とも読みますよね。意味は、

• 空に浮かぶ、くものこと。「雲海うんかい」など
• 高いこと。「雲客うんかく」など
• くものようなこと。「雲散うんさん」など
• 出雲いずも国。「雲州うんしゅう」

となっています。空に浮かぶ雲をあらわしていますね。

良いことが起こる前に空に浮かんでいた雲をイメージして、「祥雲しょううん」と覚えてみてはいかがでしょうか？☁️

もしかしたら、その雲は他とあまり変わらないものかも知れません。

でも、良いことがあった時に空を見上げて、そこに気になる雲があれば、それは「祥雲しょううん」と言えるのかも知れませんね・・・！✨

「祥しょう」は「ねへん」に「羊」となっています。

「ねへん」は神さまにいけにえを捧ささげるための台を意味しているため、神さまに羊を捧げ、良い思いをする。つまり幸せを意味して成り立ったと言われています。

「雲うん」は「雨」の下に「云うん」で出来ていますね。

「云うん」が、まるで雲が回転している様子を表現しているそうです。そのため、雲が回りつつ雨が降ってくるイメージで「雲うん」を覚えてみてはいかがでしょうか？🤔

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この言葉、どう使う？

• さきほど見た雲は、祥雲しょううんだったのかもしれない。
• 遠くの空に、祥雲しょううんがあらわれた。
• 祥雲しょううんは、少しずつ向こうへと遠ざかって行った。

「祥雲しょううん」の類語

めでたいことの前兆ぜんちょう、という意味の言葉が似ていますね。

• 瑞雲ずいうん・・・おめでたいことの前触れとして出てくる雲のこと。
• 瑞気ずいき・・・おめでたい雲。前触れ。
• 吉兆きっちょう・・・おめでたいことの前触れ。

同じ読み方の熟語👀

• 昌運しょううん・・・栄えゆく運のこと。
• 商運しょううん・・・商売上の運のこと。
• 勝運しょううん・・・勝負に強い運のこと。

まとめ

「祥雲しょううん」は、おめでたい雲のことなんですね。

良いことが起こる前に、空に浮かんでいた雲をイメージして覚えてみましょう！☁️

その雲は他とあまり変わらないかも知れません。

ですが、良いことがあった時に空を見上げて、そこに気になる雲があれば、それは「祥雲しょううん」なのかも知れませんね！✨

「祥しょう」の「ねへん」は神にいけにえを捧ささげるための台を意味しているため、神に羊を捧げ、良い思いをする。幸せになる、と覚えてみましょう。

「雲うん」の「云うん」は、まるで雲が回転している様子を表現しているそうですね。雲が回りつつ、雨が降ってくるイメージで覚えられそうです！🤔