「独尊」の意味と読み方とは?ヒントは「自分が一番」
独尊って、なんと読むのかな??
「独尊」はね、「どくそん」と読むんだよ。
独尊の意味
《「天上天下唯我独尊」の略》自分ひとりが他のだれよりもすぐれて尊いとすること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
独尊はここに注意
「尊」は難しくはありませんが、少しだけややこしい漢字に見えますよね。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きが、あまり難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「独尊」の意味は、自分が他の誰よりも優れているということなんだね。
天上天下唯我独尊、って聞いたことがあるなぁ。
聞いたことがあるとすれば、それだろうね!
「独尊」の「独」は他に「とく・独り」とも読みますよね。意味は、
- ひとり。相手がいない。「独身」など
- 自分だけ。一つだけ。「独断」など
- ドイツの略。「独乙」など
となっています。一人だけではなく、ドイツのことも意味していることが分かりました!🧐
「尊」は他に「尊ぶ・尊い・みこと」とも読みます。意味は、
- たっとい。位が高い。「独尊」など
- たっとぶ。大切にする。「尊重」など
- 敬意をあらわす語。「尊顔」など
- 貴人や仏を尊んでいう。「本尊」など
となっています。良いイメージが持てそうな漢字となっていますね!✨
自分だけという「独」と位が高いという「尊」を合わせて、自分ただ一人が他の何よりも位が高く、尊い存在であるイメージで「独尊」と覚えましょう!💪
「独」は部首である「けものへん」と、「虫」になっていますね。
元々は「獨」が旧字となっており、「蜀」がイヤな感じのイモムシの象形からできたそうです。
イヤな感じのけもの(犬)から転じて、ひとりという意味を持ったそうですよ。🤔
ただ、「虫」には何かにとても熱中する人、という意味もあります。本の虫、とも言いますよね。
そこから、犬が何かに熱中していたら、いつの間にか一人になってしまっていた・・・というイメージも出来ますね!🐕
「尊」は部首である「寸」に、「酋」となっています。
「酋」は「尊」の旧字で使われていたのですが、これはお酒、そしておかしら、という意味も持っています。「酋」の上の「八」は、さかさまにして付けてあげましょう。
「寸」はここでは両手の象形となっているため、両手でおかしらにお酒を捧げている。
つまり、尊敬を意味するイメージができますね。🙏
どんな生き物が、何をしているのかイメージできると覚えやすそう!
この言葉、どう使う?
- 天上天下唯我独尊。そこを退きたまえ。
- 彼は、裏では唯我独尊な一面も持っている。
- 独尊として信仰されている。
「独尊」の類語
自分が一番優れている、という意味の言葉が似ていますね。
- 自尊・・・自分で自分が一番だと思っていること。自分を大切にして、品位を下げないようにすること。
- 矜持・・・自分が優れているとして誇っている気持ちのこと。
「独尊」の熟語・ことわざ・慣用句
- 唯我独尊・・・この世で自分より偉い者はいない、という意味。
- 天上天下唯我独尊・・・自分は世界の中で最もすぐれた者である、という意味。
能力のある人が言っているなら、否定する気持ちも起きないなぁ。
誰が唱えたと言われているのか、それも覚えてみるともっとイメージがふくらみそうだね!
まとめ
「独尊」は自分が他の誰よりも優れている、ということなんですね。
自分だけが他の誰よりも位が高く、尊い存在であるイメージで覚えましょう!💪
「独」は「獨」が旧字で、「蜀」がイヤな感じのイモムシの象形からできたそうですね。
部首の「けものへん」があるので、イヤな感じのけもの(犬)から転じて、ひとりという意味を持ったそうです。🤔
「虫」には何かにとても熱中する人、という意味もありますよね。本の虫などです。
そこから、犬が何かに熱中していたら、いつの間にか一人になっていたイメージもできます!🐕
「尊」は部首の「寸」に、「酋」ですね。
「酋」は「尊」の旧字で使われていますが、これはお酒、そしておかしらという意味も持ちます。「酋」の上の「八」は、上下逆にして付けましょう。
「寸」はここでは両手の象形となっているようです、両手でおかしらにお酒を捧げている。尊敬しているイメージが出来ますね。🙏