「紅焔」の意味と読み方とは?ヒントは「炎」
紅焔って、なんと読むのかな??
「紅焔」はね、「こうえん」と読むんだよ。
紅焔の意味
1 くれないの炎。
2 太陽の彩層からコロナの中に立ち上る炎状のガス。皆既日食のときは望遠鏡で、平時は分光望遠鏡で見ることができる。形や大きさはさまざまで、寿命は数分から数か月に及ぶものまである。プロミネンス。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
紅焔はここに注意
「紅炎」でも間違いではないので、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
「焰」が分かれば、読むことは難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「紅焔」の意味は、くれないの炎であり、太陽の彩層の一部がコロナ中に出てきた、プロミネンスのことなんだね。
くれないの炎っていうのは・・・?
くれないは鮮やかな赤色。口紅にも使われているよね!
「紅焔」の「紅」は他に「く・ぐ・べに・くれない・紅い・もみ」とも読みます。意味は、
- あざやかな赤。「紅葉」など
- べに。化粧用のべに。「紅粉」
- 女性のことに関する。「紅涙」など
となっています。女性に関しても使われているようです。例えば女子トイレなどは、赤色になっていますよね。
「焔」は他に「ほのお・ほむら・焰える」とも読みます。意味は、
- ほのお。「紅焔」など
- もえる。
となっています。炎が書きかえ字のようです。
そして、どうやら標準なのは「焰」の方となっているみたいです。
真っ赤な口紅のような色の炎をイメージして「紅焔」と覚えてみましょう!
「紅」は「糸」に「工」となっています。これだけ見ると作ることに関係していそうですが、ここでは「烘」というかがり火を意味するものと同じ意味を持つことになったそうです。
かがり火、つまり炎ですから赤いですもんね。
「焔」は「火」に「旧」と「⺈」というパーツがくっついているようです。
ここで標準である「焰」を見てみると、こちらでは「臽」が使われています。「臽」は穴、そして落ちるという意味を持っているようです。
そこから、穴に落ちて焰えている火をイメージして「焔」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
プロミネンスだなんて、ずいぶんとかっこよさそうな意味もあるんだね!
この言葉、どう使う?
- 望遠鏡などで紅焔を観察することが可能です。
- 紅焔の大きさや形はさまざまです。
同じ読み方の熟語👀
数が多いため、5つだけ並べます。
- 巧演・・・じょうずに演奏、演技をすること。
- 好演・・・すばらしい演技、演奏。
- 講演・・・たくさんの人に向かって話をすること。
- 高遠・・・高く、遠いこと。考えが深く、計り知れないこと。
- 香煙・・・香をたく煙のこと。
なんだか聞いているだけで、とっても熱そうだね・・・!
「紅」自体には、燃えている意味は無いようなんだけどね。やはり色のせいかな・・・?
まとめ
「紅焔」はくれないの炎であり、太陽の彩層の一部がコロナ中に出てきたプロミネンスのことなんですね。
真っ赤な口紅のような色の炎をイメージして覚えましょう!
「紅」はここでは「烘」という、かがり火を意味するものと同じ意味を持つことになったそうですね。
かがり火は炎ですから、赤いですよね。
「焔」は標準である「焰」を見ると、「臽」が使われています。
「臽」は穴、落ちるという意味を持っているようです。🤔
穴に落ち、焰えている火をイメージして覚えてみるのもありですよね。😆