「殄滅」の意味と読み方とは?ヒントは「何も残らない」
殄滅って、なんと読むのかな??
「殄滅」はね、「てんめつ」と読むんだよ。
殄滅の意味
[名](スル)残らず滅びること。滅び絶えること。また、残らず滅ぼすこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
殄滅はここに注意
「殄」は1級ということもあり、読むことが難しいため注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
どちらも、読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「殄滅」の意味は、1つ残らず滅びることなんだね。
意味が怖すぎるよ!漢字もほとんど見ないようなものが入っているし・・・。
実は、「滅」と似たような意味があるんだ。それは・・・。
「殄滅」の「殄」は他に「殄きる・殄くす・殄つ・殄く」とも読みます。意味は、
- つきる。絶やす。「殄滅」
- ことごとく。残らず。
となっています。どうやら、1つも残す気はないみたいですね・・・。😥
「滅」は他に「べつ・滅ぶ」とも読みます。意味は、
- なくなる、ほろびる。「滅亡」など
- 明かりが消える。「明滅」など
- 高僧の死。「入滅」など
となっています。少し怖いですね・・・!よく知られているのは、滅亡や明滅などで使われているものではないでしょうか?
例えば電球の場合、終わりが近いと点滅するイメージがあるかと思います。
そこから、さきほどまで点滅していた物も消え失せ、何1つ残ることなく、ことごとく滅んでしまうイメージで「殄滅」と覚えてはいかがでしょうか?😨
「殄」は、部首が「歹」の方になっています。
「歹」は、ばらばらの骨という意味があり、その右には「㐱」という、髪の毛が多い意味を持つ文字が並んでいます。
「殄」は残らずつきる、という意味でしたよね?🧐
そこから、元々は髪の量が多い人でも、亡くなりバラバラの骨になってしまえば、髪も残らず絶えてしまう・・・。
といったイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?
「滅」は、部首である「さんずい」に「烕」を書くのですが、この「烕」の中には一本線の下に火が書いてありますね。
「滅」には明かりが消える、という意味もあります。
つまり火🔥が消える、ということでもありますよね?ここで火が関係してきました。
「戊」の中に、一本線と火を書いてあげましょう!😀
「さんずい」があるので、もしかしたら水がかかって火が滅んでしまうのかも・・・?🧐
「滅」だけでも全部無くなってしまうイメージがあるから、「殄」も並んだら本当に1つも残らないんだろうね・・・!
この言葉、どう使う?
- 争いが止まぬまま時が過ぎ、やがて殄滅した。
「殄滅」の類語
すべて滅ぶ、という意味の言葉が似ていますね。
- 殲滅・・・すっかり滅ぼすこと。
- 撲滅・・・完全に滅ぼすこと。
- 撃滅・・・攻撃して、滅ぼすこと。
同じ読み方の熟語👀
- 点滅・・・灯りがついたり消えたりすること。
「殄」はパーツで分けたら見たことがあるものだったけど、こんな意味があったんだ・・・。
勘違いしやすいかもしれないけど、「歹」が使われている「残」も残るという意味があるだけではないんだ。
まとめ
「殄滅」は1つ残らず滅びる、ということなんですね。
電球で例えると、終わりが近くなると点滅するイメージがありませんか?
さきほどまで点滅していた物も消えてしまい、何1つ残らずにことごとく滅んでしまうイメージで覚えてはいかがでしょうか?😨
「殄」は部首が「歹」で、ばらばらの骨という意味があります。その右には「㐱」という、髪の毛が多い意味を持つ文字があります。
「殄」は残らずつきるという意味があるので、元々は髪の量が多い人でも、亡くなりバラバラの骨になってしまえば髪も残らず絶えてしまうイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?
「滅」は部首の「さんずい」に「烕」を書くのですが、この「烕」の中には一本線の下に火が書いてあります。
「滅」には明かりが消える、という意味もあることが分かりましたよね。
つまり火🔥が消える、ということでもあります。
ここで火が関係してきました。「戊」の中に、一本線と火を書いてあげましょう!😀
もしかしたら「さんずい」で水がかかり、火が滅んでしまうのかも知れませんね。🧐