「天泣」の意味と読み方とは?ヒントは「晴れの雨」
天泣って、なんと読むのかな??
「天泣」はね、「てんきゅう」と読むんだよ。
天泣の意味
雲がないのに降る雨。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
天泣はここに注意
「泣」の読み方に、念のため注意をしておきましょう。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはとてもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「天泣」の意味は、雲が無いのに降る雨のことなんだね。
天気雨のことかな。
そうだね。雲が無いのに雨だけが降るから、まるで天が泣いているかのようにも見えるよ!
「天泣」の「天」は他に「あめ・あま・そら」とも読みます。意味は、
- そら。「天空」など
- 空模様。「天気」など
- 自然。「天災」など
- 生まれつき。「天才」など
- 高いところ。「天井」など
- 信仰の対象。神。「天佑」など
- 神の住むところ。「天国」など
- 天皇のこと。「天顔」など
となっています。たくさんありますね。🤔
空のように、高いところの意味もあることが分かりました。
「泣」は他に「泣く」とも読みますよね。意味は、
- なみだ。なみだを流す。「号泣」など
となっています。涙を流すことですよね。
雲が無い、ということは天が丸見えですよね。その天から直接雨が降っているように見える。
つまり、雲ではなく天が泣いているように見えるイメージで「天泣」と覚えてはいかがでしょうか?🌞💧
「天」は、人を正面から見て、頭を大きく強調したものから成り立ちました。
人の頭、それよりもさらに高いところにあるところ、つまり天ですよね。
「泣」は部首である「さんずい」に、「立」となっています。
「立」は立っている人からきています。そんな人が流す水、なみだを意味して「泣」が成り立ったそうです。😢
雲がないと、天が泣いているのが丸見えになってしまうね。
この言葉、どう使う?
- 天泣が突然降りだした。
- 地上に、天泣の雨が降りそそぐ。
- 雲ひとつない空から、天泣の雨が降る。
「天泣」の類語
晴れている時の雨、という意味の言葉が似ていますね。
- 天気雨・・・晴れなのに、雨が降っていること。
- 日照雨・・・日が照っているのに雨が降ること。
- 狐の嫁入り・・・日が照っているのに、急に雨が降ること。
同じ読み方の熟語👀
- 天弓・・・虹のこと。
- 天球・・・地球上の観測者を中心とする、半径無限大の仮想の球面のこと。
- 天穹・・・大空のこと。
- 典厩・・・典厩令の略。
- 天宮・・・ティアンゴンという、中華人民共和国の宇宙ステーション実験機の名前。
天気雨の時だと、虹が見つけやすいみたいだね・・・!
そうみたい、ということは雲がない天泣の時も・・・?
まとめ
「天泣」は、雲がないのに降る雨のことなんですね。
雲が出ていない、丸見えの天から直接雨が降っているように見える。
雲ではなく、天が泣いているイメージで覚えておきましょう!🌞💧
「天」は、人を正面から見て頭を強調したものから成り立ったそうです。
人の頭よりもさらに高いところ、つまり天をイメージできますよね。
「泣」は部首の「さんずい」に、「立」です。
「立」は立っている人。その人が流す水、なみだを意味して覚えておきましょう。😢