「京師」の意味と読み方とは?ヒントは「集まる場所」
京師って、なんと読むのかな??
「京師」はね、「けいし」と読むんだよ。
京師の意味
《「京」は大、「師」は衆で、多くの人たちの集まる所の意》みやこ。帝都。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
京師はここに注意
「京」の読み間違いに、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
漢字自体はとてもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「京師」の意味は、人が多く集まる場所のことなんだね。
そういえば、東京や京都にも「京」が使われているなぁ・・・!
どちらも、観光なども含めて人が多く集まるよね!
「京師」の「京」は他に「きょう・きん・みやこ」とも読みます。意味は、
- 首都。みやこ。「帝京」など
- 京都のこと。「京人形」など
- 東京のこと。「上京」など
- 数の単位で、兆の一万倍。
となっています。数の意味でも多いので、多くの人が住んでいる場所のイメージにも繋がりそうですね。
「師」は他に「みやこ・いくさ」とも読みます。意味は、
- 教える人。先生。「師匠」など
- 多くの人が集まるところ。みやこ。「京師」
- 軍隊。「師団」など
- 専門的な技術をもつ人。「医師」など
となっています。教えるなら人が多いところ。それに、技術もあったほうがいいですからね。
「京」にも首都の意味はありますが、他にとても大きい数の単位の意味も持っています。
そして「師」にもたくさんの人が集まる場所、という意味があることが分かっていますよね。
それぐらい多くの人が集まっている場所、国の中央とも言える都市でもある首都をイメージして「京師」を覚えてみましょう!
「京」は、高い丘の上に立つ家の象形から成り立ったそうです。
みやこ、つまり大事なところならなるべく良い場所にあるのが望ましいですよね。😉
ちなみに、部首は上にある「亠」の「なべぶた」になっていますよ。
「師」の部首は、「はばへん」となっています。
右側の「帀」は広くいきわたるという意味を、左側の文字は丘を意味しています。高い丘の上で、色んな人に広く教えをいきわたらせる人である、先生がいるイメージもできますね。👨🏫
他に、神さまにそなえる肉と刃物の象形から、転じて軍隊を意味するこの漢字が成り立ったとも言われています。
「師」は、教える人以外にも意味があることを覚えておきたいね。
この言葉、どう使う?
- 京師が標的にされているみたいだ。
- 旅行ということで、京師へ行くことになった。
- 京師に帰還した。やはり人が多いところは苦手みたいだ。
「京師」の類語
人が多く集まるところ、帝都という意味の言葉が似ていますね。
- 首府・・・国の中央政府のあるところ。
- 帝京・・・天子のいるところ。帝都。
- メトロポリス・・・首都や大都市のこと。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは5つだけ並べます。
- 恵賜・・・金品を目下の人にあげること。また、目上の人からもらったもの。
- 軽視・・・軽く見ること。
- 継子・・・配偶者の子、自分の実子ではない子。
- 瓊枝・・・玉で飾る美しい枝、または玉がなるという珍しい木のこと。他に、皇族の子孫のたとえ。
- 鶏子・・・ニワトリの卵。ニワトリのひな。
やっぱり人が多くないと、大都市とは言えないよね!
それに、大都市なら教える立場の人も多くいる気がするよ!
まとめ
「京師」は人が多く集まる場所で、みやこということなんですね。
「京」に首都の意味はありますが、とても大きい数の単位の意味も持ちます。
そして「師」にもたくさんの人が集まる場所、という意味があるんですね。
たくさんの人が集まっている場所、国の中心の都市でもある首都をイメージして覚えておきましょう!
「京」は、高い丘の上に立つ家の象形から。
みやこのような大事なところなら、なるべく良い場所にある方が安心ですよね。😉
部首は、「亠」の「なべぶた」になっていますよ。
「師」の部首は「はばへん」です。
右側の「帀」は広くいきわたるという意味、左側の文字は丘を意味。
高い丘の上で、多くの人に教えを広くいきわたらせる人、つまり先生がいるイメージもできます。
他に、神さまにそなえる肉と刃物の象形が転じて、軍隊を意味して成り立ったとも言われていますよ。