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「輪廻」の意味と読み方とは?ヒントは「繰り返す」

2024年8月20日

ナヤミィ

輪廻って、なんと読むのかな??

フクロウ

「輪廻」はね、「りんね」と読むんだよ。

輪廻りんねの意味

[名](スル)《「りんえ」の連声》

 《(梵)saṃsāraの訳。流れる意》仏語。生ある者が迷妄に満ちた生死を絶え間なく繰り返すこと。三界・六道に生まれ変わり、死に変わりすること。インドにおいて業 (ごう) の思想と一体となって発達した考え。流転。転生。輪転。「六道に—する」

 連歌・連句で、一巻 (ひとまき) のうちに同意・同想の言葉や意味が繰り返されること。また、付句に打ち越しと似た語句・趣向を用いること。禁制とされる。

 地学現象が一定の順序で生起し、循環的に繰り返すこと。浸食輪廻など。

 執着の気持ちの強いこと。愛着。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

輪廻りんねはここに注意

そのままでは読めませんので、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

そのまま読めないとは言っても、この熟語自体はそこまで難しいものでは無いため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「輪廻りんね」の意味は、生まれ変わること、繰り返されることなんだね。

ナヤミィ

また同じ種族に生まれることができるなら、良さそうだね!

フクロウ

実はそういうわけではなく、元は人間でも他の動物に転生てんせいするのかもしれないみたい。


輪廻りんね」の「りん」は他に「わ」とも読みますよね。意味は、

  • 車のわ。「車輪しゃりん」など
  • 車のわのように、丸い形。「日輪にちりん」など
  • まわり。「輪唱りんしょう」など
  • 順番。輪読りんどく」など
  • 広大なこと。「輪奐りんかん

となっています。っかのように、丸いんですね!

「廻」は他に「かい・え・まわす・めぐる・めぐらす」と読みます。意味は、

  • まわる。「廻転かいてん」など
  • めぐる。「輪廻りんねなど

となっています。もっと簡単な漢字である「回」の書きかえ字でもあります。

車ののように、丸い円をイメージしてみてください。

その丸い円を、ひたすらまわり続けているイメージで「輪廻りんねを覚えてみましょう!

たとえ一生いっしょうめぐり終えても、またスタート地点から新たに始まるイメージです!

車輪しゃりんも、動力がある限りぐるぐると回転し続けますからね。

ただ、生まれ変わりは生前のおこないの結果によって、次にどの命になるのかが決まるそう・・・。

そう考えると、悪行あくぎょうを働かないにこしたことはありませんよね。👮

りん」は部首である「車」に、「りん」となっています。

りん」には思う、または順序じゅんじょ立てるといった意味があるとのこと。

放射ほうしゃ状に、きれいに順序立って線が並んでいる丸いタイヤをイメージして「りんを覚えてはいかがでしょうか?🚕

かい」は部首である「えんにょう」に、「回」となっています。

「えんにょう」は、伸びたり進んだりすることにかかわることをあらわしています。

そこから、道を進みつつもぐるぐると回転して、延々えんえんめぐっているイメージで「かいを覚えてみましょう!

読み方は、「りんえ」の連声れんじょうのようですね。

連声れんじょうは、二つの語が連接するときに生じる音変化のひとつとのこと。

たとえば因縁いんえん」は「いんねん」と言います。「え」が「ね」に変わっていますよね。

それと同じく、「輪廻りんえ」が変わって「りんね」と読むようになったと覚えておきましょう!🧐

フクロウ

丸い円なら、生まれ変わる以外に繰り返すイメージもしやすいはず!
それに、何度も繰り返していたら人生への愛着あいちゃくもわいてきそうだよね。

輪廻の覚え方イメージ
終わることなく、ひたすらまわり続けているのかも・・・。

この言葉、どう使う?

  • 輪廻りんねを信じる者も、大勢おおぜいいるはずだ。
  • 輪廻りんねは、いつまでもまわり続けるぞ。
  • いくら輪廻りんねしても、解放されることはけっしてない。

輪廻りんね」の類語

生まれ変わる、繰り返すという意味の言葉が似ていますね。

  • 流転るてん・・・移り変わって止まらないこと。また、生まれ変わりさまようこと。
  • 転生てんしょう・・・生まれ変わること。生活などを一変いっぺんさせること。

輪廻りんね」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 輪廻転生りんねてんしょう・・・生まれ変わり、死に変わり続けること。
  • 流転輪廻るてんりんね・・・仏教の言葉で、迷いの世界で人が生死を繰り返し、さまようこと。
  • 六道輪廻ろくどうりんね・・・この世に生きるものは、六道ろくどうの世界に生死を何度も繰り返し、さまよい続けるということ。
  • 輪廻応報りんねおうほう・・・生まれ変わっても、それまでの自分のおこないに対してのむくいを受けること。
ナヤミィ

幸せな人生なら、何度でもやりたいなと思っちゃうけど・・・。

フクロウ

信じるか信じないか、判断は自分でくださないとね。

まとめ

輪廻りんね」は生まれ変わること、繰り返されることなんですね。

車ののように丸い円を、ひたすらまわり続けているイメージで覚えておきましょう!

一生いっしょうめぐり終えても、スタート地点から新たに一周が始まるイメージです!

車輪しゃりんも、ぐるぐると回転し続けますよね。

生まれ変わりは生前のおこないにより、次にどの命になるのかが決まるそうです。

そう考えると、当たり前ですが悪さはしない方が良いですよね。👮

りん」は部首の「車」に、「りん」となっています。

りん」は思う、順序じゅんじょだてるという意味が。

放射状に順序立って線が並ぶ、丸いタイヤをイメージして覚えておきましょう!🛞

かい」は部首の「えんにょう」に「回」で、「えんにょう」は伸びたり進んだりすることにかかわることをあらわしています。

そこから、道をぐるぐる回転するように進み、ひらすらめぐっているイメージで覚えておきましょう!

読み方は「りんえ」の連声れんじょうとなっています。

連声れんじょうは、二つの語が連接するときに生じる音変化のひとつだそうですね。

たとえば「因縁いんえん」は「いんねん」で、「え」が「ね」に変わっています。

それと同じく、「輪廻りんえ」が変わって「りんね」と読むようになっていますね!🧐

二文字

Posted by 管理人