「鬼謀」の意味と読み方とは?ヒントは「人では無理かも」
鬼謀って、なんと読むのかな??
「鬼謀」はね、「きぼう」と読むんだよ。
鬼謀の意味
人が思いも及ばないような、すぐれたはかりごと。「神算—」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
鬼謀はここに注意
オニで無いと思いつかないわけではありません、オニは「鬼才」のように、人間離れした才能にも使いますからね。
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはそこまで難しく無いため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「鬼謀」の意味は、人では思いつかないような、すぐれた謀りごとなんだね。
オニが企んでいるって、いったい何をする気なんだろう・・・。
きっと人では考えつかない、とてもスゴい計画なんだろうね・・・!
「鬼謀」の「鬼」は他に「おに」とも読みますよね。意味は、
- オニ。化け物。「悪鬼」など
- 死者。あの世。「鬼籍」など
- 人間わざとは思えない。「鬼才」など
- 冷酷な人間のたとえ。「鬼畜」など
となっています。鬼は怖いですからね、冷酷な人間に例えられているのも分かります。
「謀」は他に「む・謀る・はかりごと」とも読みます。意味は、
- あれこれと考える。計画する。「参謀」など
- 悪事をたくらむ。たくらみ。「陰謀」など
となっています。なんだか悪だくみをしていそうなイメージがありましたが、悪いことだけでは無いのですね。🧐
とてもただの人間が考えたとは思えない、優れた計画をイメージして「鬼謀」と覚えてみましょう!
こうしてみると悪いイメージのある言葉には見えませんよね、なんだか希望がありそうです・・・!✨
「鬼」は、人とは思えない頭部を持つ人の象形からできたそうです。きっと、ツノやキバが目立つ頭だったのでしょう。
「おに」は、姿が見えないモノという意味の「隠」が転じて読むようになったとの説があります。
見えても見えなくても、怖いですけどね・・・!
「謀」は部首である「言」に、「某」となっています。「某」は自分をへりくだって言ったり、人物名や場所などをぼかして言う時に使われます。
「某」はカンタンに言うと、神に祈っているようです。きっと難しい計画を考えているのでしょう・・・!
それに、神に祈るのですから自分のことはへりくだっていますよね。
神さまにも問いつつ、難しい計画をあれこれ考えているイメージで「謀」を覚えてみてはいかがでしょうか?🤔
難題に立ち向かうなら、確かに普通の人では考え付かないような計画が必要だ・・・!
この言葉、どう使う?
- どんな鬼謀を抱いているか、分かったものではない。
- 彼の案は神算鬼謀に見えて、実は抜け道があったのだ。
- 彼こそが、この鬼謀の持ち主である。
「鬼謀」の類語
人では考え付かないような計画、という意味の言葉が似ていますね。
- 神謀・・・神業のような、すぐれたはかりごと。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは5つだけ並べます。
- 幾望・・・ほとんど満月に近いという意味で、陰暦14日の夜。
- 匱乏・・・物が足りないこと。
- 既望・・・すでに満月を過ぎたという意味で、陰暦16日の夜。
- 企望・・・企てて、その達成を望むこと。
- 希望・・・お願い。将来に対する期待。
「鬼謀」の熟語・ことわざ・慣用句
- 神算鬼謀・・・人では考え付かない、すぐれた計画のこと。
そんなスゴいことを計画できる人なんて、そうそう出てこないよ・・・!
10年に1人。いや、もっと少ないかも知れないね・・・!
まとめ
「鬼謀」は、人では思いつかないようなすぐれた謀りごとのことなんですね。
ただの人間が考えたとは思えないほど、優れた計画をイメージして覚えてみましょう!
「鬼」は、人とは思えない頭部を持つ人の象形からできたみたいです。
オニですからね、ツノの1つや2つはありますよ。👹
姿が見えないモノ、という意味の「隠」が転じて「おに」と読むようになった説がありますが・・・見えても見えていなくても、怖いものは怖いですよね。
「謀」は部首の「言」に、「某」です。
「某」は自分をへりくだったり、人物名や場所などをぼかして言う時に使われるとのこと。
「某」はカンタンに書くと、神に祈っているみたいです。それほど難しい計画なのでしょう。
神に祈るのですから、自分のことはへりくだっていますね。
神さまにも問い、難しい計画を考えているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🤔