「花鶏」の意味と読み方とは?ヒントは「鳥」
花鶏って、なんと読むのかな??
「花鶏」はね、「あとり」と読むんだよ。
花鶏の意味
スズメ目アトリ科の鳥。スズメよりやや大きい。頭部と背は黒く、胸とわきは黄褐色、腹は白い。日本には秋から冬にかけて渡来する。アトリ科にはヒワ・マシコやカワラヒワ・ウソなども含まれる。《季 秋》「小苦きもあはれに木曽の—かな/青々」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
花鶏はここに注意
そのままでは読めないため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
読み書きが難しめなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「花鶏」の意味は、スズメ目アトリ科の鳥のことなんだね。
「はなどり」とかかな?と思ったけど、全然違う・・・。
難しいよね。アトリは他に「獦子鳥」と書いても良いんだよ!
「花鶏」の「花」は他に「か・け・はな」と読みますよね。意味は、
- はなのこと。「綵花」など
- はなのように美しいもの。「花顔」など
となっています。花のように美しい、というものにも使えます。
「鶏」は他に「けい・にわとり」とも読みますよね。意味は、
- ニワトリ。「鶏冠」など
となっています。「鶏冠」は、ニワトリの頭の上にある冠のような物ですよね。
「花鶏」は日本では冬鳥として、多い時で数万羽以上の集団で見られることもあるそうです。
そのせいなのでしょうか。調べてみたところ、大群というところから「集鳥」と呼ばれたものが転じたもの、という説があります。「つ」が抜かれていますね。
「花鶏」は、胸辺りが特にオレンジ色に見えます。
こんな綺麗な鳥の大群が枯れた冬の木に止まれば、その姿はまるで「花」が咲いているようにも見えると思いませんか?
この、木に止まった姿が花のように見える鳥をイメージして「花鶏」と覚えてみてはいかがでしょうか。🐦
使われているのはただの「鳥」ではなく、「鶏」なんですけどね・・・!
「花」は部首である「くさかんむり」に、「化」となっています。
「化」には新しいものになる、と言った意味もありますよね。
そこから、草から新しいものに変化するとして「花」と覚えてみても良さそうです。
「鶏」は「渓」の右側と、部首である「鳥」を並べてあります。
そして「鶏」の左側ですが、この下の部分は「夫」で人をあらわしており、その上に「爪」が書かれている漢字になっています。
実際の成り立ちとは少し違いますが、人が鳥の爪につかまれているように見えますね。😂
枯れた木に綺麗な鳥が止まっていたら、確かに花が咲いたように見えるかも・・・!
この言葉、どう使う?
- 少し遠くの木に、花鶏が止まっているのが分かる。
- 花鶏は、秋にシベリア方面から日本にやってくるんだよ。
- 花鶏はヨーロッパ、アジア大陸北部の森林地帯で繁殖します。
花に見える鳥、か。冬ならもっとそう見えるだろうね・・・!
読み方のためにも、たくさん集まって来る。という点を忘れないようにしたい!
まとめ
「花鶏」は、スズメ目アトリ科の鳥のことなんですね。
日本では冬鳥として、多い時で数万羽以上の集団で見られることもあります。
そこから来ているのか、大群なので「集鳥」と呼ばれたものが転じたもの、という説があります。
そのままでは読めませんでしたからね・・・!
「花鶏」は、胸辺りが特にオレンジ色。
こんな綺麗な色をした鳥の大群が、枯れた冬の木に止まる。
その姿はまるで「花」が咲いているようにも見えそうですよね・・・!
なので、木に止まった姿が花のように見える鳥をイメージして覚えてみてはいかがでしょうか。🐦
「花」は部首の「くさかんむり」に「化」で、「化」には新しいものになる。と言った意味もあります。
なので、草から新しいものに変化するとして覚えてみても良さそうですよね。
「鶏」は「渓」の右側と、部首の「鳥」です。
「鶏」の左側の下の部分は「夫」で人をあらわして、その上に「爪」が書かれている漢字になっているようで。
実際の成り立ちとは少し違いますが、人が鳥の爪につかまれているようにも見えそうですよね!