「霜天」の意味と読み方とは?ヒントは「霜が降りるころ」
霜天って、なんと読むのかな??
「霜天」はね、「そうてん」と読むんだよ。
霜天の意味
霜の降りた冬の明け方の空。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
霜天はここに注意
「霜」の読み方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがあまり難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「霜天」の意味は、霜が降りるぐらい寒い、冬の明け方の空のことなんだね。
朝じゃなくっても霜が降りているところはあると思うけど、何で朝なんだろう?
一番気温が下がる時間帯が、明け方だからだね!
「霜天」の「霜」は他に「しも」とも読みます。意味は、
- しも。「降霜」など
- しものように白いもの。また、厳しいもののたとえ。「霜鬢」など
- 年月。「星霜」
となっています。霜と言えば寒さ、寒さと言えば白い雪ですよね。
「天」は他に「あめ・あま・そら」とも読みますよね。意味は、
- そら。「天空」など
- 空模様。「天気」など
- 自然。「天災」など
- 生まれつき。「天才」など
- 高いところ。「天井」など
- 信仰の対象。神。「天佑」など
- 神の住むところ。「天国」など
- 天皇のこと。「天顔」など
となっています。たくさんありますね。🤔
霜が一番できやすいのは、一番寒くなる冬の明け方。
冬ですから、明け方の朝と言ってもまだ少し暗いですよね。その時間帯の空をイメージして「霜天」と覚えてみましょう!
「霜」は部首である「雨」の下に、「相」となっています。
そして「相」には互いに、助けるといった意味もありますよね。
霜は空気中の水分が凍ったものですから、「雨」の助けも得て寒くなり、水分も増えたのでそれが霜になったイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🥶
「天」は、人を正面から見て、頭を大きく強調したものから成り立ちました。
人の頭、それよりもさらに高いところにあるところ、つまり天ですよね。
寒すぎて、早起きしてもあまり外に出たくない時間だね・・・!
この言葉、どう使う?
- あまりの寒さに、霜天を見ることもなく布団に戻ってしまった。
- 霜天を見るために外に出たのに、最初に見えたものは自分の吐息だった。
- 昨日までは雪があまり積っていなかったのに、霜天を見ようとしたら先に積った雪が目に入った。
同じ読み方の熟語👀
- 早天・・・早朝のこと。
- 争点・・・争いの元になっている点のこと。
- 装塡・・・特に、鉄砲に弾を詰めこむこと。
- 総点・・・総得点のこと。
- 蒼天・・・青空のこと。春の空のこと。天帝のこと。
- 操典・・・旧日本陸軍が作った、各兵種の教育と戦闘についての典拠書。
「霜天」の熟語・ことわざ・慣用句
- 月落ち烏啼いて霜天に満つ・・・月が西に傾いて落ち、カラスが鳴き、霜が夜空に満ちている。夜半の情景をうたう言葉。(こちらだと、しもてんなんですね)
そういえば、窓ガラスにもできていることがあるよね。
そうだね、対策には断熱ガラスが良いみたいだよ!
まとめ
「霜天」は、霜が降りるぐらい寒い、冬の明け方の空のことなんですね。
霜が一番できやすいのは、一番寒くなる冬の明け方です。
正直、あまり外に出たくない時間ですね!でも、空なので家の中からでも見ることはできます!😁
明け方ですが、冬のまだ少し暗い時間帯の空をイメージして覚えておきましょう!
「霜」は部首の「雨」の下に「相」で、「相」には互いに、助けるといった意味もあります。
霜は空気中の水分が凍ったものなので、「雨」の助けでもっと寒くなり、雨で水分も増えたのでそれが霜になってしまったイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🥶
「天」は人を正面から見て、頭を強調したものから成り立ちました。
人の頭よりもさらに高いところにある、ということは天ですよね。