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「霜天」の意味と読み方とは?ヒントは「霜が降りるころ」

2024年8月26日

ナヤミィ

霜天って、なんと読むのかな??

フクロウ

「霜天」はね、「そうてん」と読むんだよ。

霜天そうてんの意味

霜の降りた冬の明け方の空。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

霜天そうてんはここに注意

そう」の読み方に、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書きがあまり難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「霜天そうてん」の意味は、しもりるぐらい寒い、冬の明け方の空のことなんだね。

ナヤミィ

朝じゃなくってもしもが降りているところはあると思うけど、何で朝なんだろう?

フクロウ

一番気温が下がる時間帯が、明け方だからだね!


霜天そうてん」の「そう」は他に「しも」とも読みます。意味は、

  • しも。降霜こうそう」など
  • しものように白いもの。また、きびしいもののたとえ。「霜鬢そうびん」など
  • 年月。「星霜せいそう

となっています。しもと言えば寒さ、寒さと言えば白い雪ですよね。

てん」は他に「あめ・あま・そら」とも読みますよね。意味は、

  • そら。天空てんくう」など
  • 空模様。「天気」など
  • 自然。「天災てんさい」など
  • 生まれつき。「天才」など
  • 高いところ。「天井てんじょう」など
  • 信仰の対象。神。「天佑てんゆう」など
  • 神の住むところ。「天国」など
  • 天皇のこと。「天顔てんがん」など

となっています。たくさんありますね。🤔

しもが一番できやすいのは、一番寒くなる冬の明け方。

冬ですから、明け方の朝と言ってもまだ少し暗いですよね。その時間帯の空をイメージして「霜天そうてんと覚えてみましょう!

そう」は部首である「雨」の下に、「そう」となっています。

そして「そう」にはたがいに、助けるといった意味もありますよね。

しもは空気中の水分がこおったものですから、「雨」の助けも得て寒くなり、水分も増えたのでそれがしもになったイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🥶

てん」は、人を正面から見て、頭を大きく強調したものから成り立ちました。

人の頭、それよりもさらに高いところにあるところ、つまり天ですよね。

フクロウ

寒すぎて、早起きしてもあまり外に出たくない時間だね・・・!

霜天の覚え方イメージ
冬の朝、あまり外に出たくなりませんよね。

この言葉、どう使う?

  • あまりの寒さに、霜天そうてんを見ることもなく布団ふとんに戻ってしまった。
  • 霜天そうてんを見るために外に出たのに、最初に見えたものは自分の吐息といきだった。
  • 昨日までは雪があまりつもっていなかったのに、霜天そうてんを見ようとしたら先に積った雪が目に入った。

同じ読み方の熟語👀

  • 早天そうてん・・・早朝そうちょうのこと。
  • 争点そうてん・・・争いの元になっている点のこと。
  • 装塡そうてん・・・特に、鉄砲に弾をめこむこと。
  • 総点そうてん・・・総得点のこと。
  • 蒼天そうてん・・・青空のこと。春の空のこと。天帝てんていのこと。
  • 操典そうてん・・・旧日本陸軍が作った、各兵種の教育と戦闘についての典拠書てんきょしょ

霜天そうてん」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 月落つきお烏啼からすないて霜天しもてんつ・・・月が西に傾いて落ち、カラスが鳴き、霜が夜空に満ちている。夜半の情景をうたう言葉。(こちらだと、しもてんなんですね)
ナヤミィ

そういえば、窓ガラスにもできていることがあるよね。

フクロウ

そうだね、対策には断熱ガラスが良いみたいだよ!

まとめ

霜天そうてん」は、しもりるぐらい寒い、冬の明け方の空のことなんですね。

しもが一番できやすいのは、一番寒くなる冬の明け方です。

正直、あまり外に出たくない時間ですね!でも、空なので家の中からでも見ることはできます!😁

明け方ですが、冬のまだ少し暗い時間帯の空をイメージして覚えておきましょう!

そう」は部首の「雨」の下に「そう」で、「そう」にはたがいに、助けるといった意味もあります。

しもは空気中の水分がこおったものなので、「雨」の助けでもっと寒くなり、雨で水分も増えたのでそれがしもになってしまったイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🥶

てん」は人を正面から見て、頭を強調したものから成り立ちました。

人の頭よりもさらに高いところにある、ということは天ですよね。

二文字

Posted by 管理人