サンプル

「梅桃」の意味と読み方とは?ヒントは「バラ科」

2024年7月2日

ナヤミィ

梅桃って、なんと読むのかな??

フクロウ

「梅桃」はね、「ゆすらうめ」と読むんだよ。

梅桃ゆすらうめの意味

バラ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は互生し、倒卵形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。4月ごろ、葉より早く、白または淡紅色の5弁花が開く。実は丸く、6月ごろ赤く熟し、食べられる。中国の原産で、庭などに植える。《 実=夏 花=春》「くちすすぐ古き井筒の—/久女」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

梅桃ゆすらうめはここに注意

読む順番に注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読むことが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「梅桃ゆすらうめ」の意味は、さくらんぼに似た赤い小さな実をつける、バラ科の果樹のことなんだね。

ナヤミィ

うめもも、な訳なかったか・・・。でも、梅と桃が関係あるんだよね?

フクロウ

そうだね。梅も桃も、どちらもバラ科なんだよ。


梅桃ゆすらうめ」の「梅」は他に「うめ・ばい」と読みますよね。意味は、

  • うめ。うめの木。梅花ばいか」など
  • ウメがじゅくすころ。梅雨つゆ。「梅霖ばいりん」など
  • 性病の1つ。「梅毒ばいどく」など

となっています。ウメの収穫しゅうかくは、梅雨つゆの季節におこなわれるんですね。

「桃」は他に「とう・もも」と読みますよね。意味は、

  • 木の名前。モモ。桃李とうり」など

となっています。果物である、モモのことですよね。

ユスラウメの果実はほぼ丸ですが、ちょっとした縦割れがあるそう。

梅の果実には片側に浅いみぞがあり、桃もみぞ、というか縦割れがありますよね。

このように、梅と桃に似ている果実をつける木をイメージして「梅桃ゆすらうめと覚えてみてはいかがでしょうか?

「ユスラウメ」自体の語源は、2つの説を見つけました。

1つ目は、木をゆすって果実を取っていた説。

2つ目は、朝鮮語の「移徒楽」という言葉がなまり、「ゆすら」に。梅の花に似ていることから「うめ」になった説。

覚えやすいのは木をゆすっていた説でしょうか。ただ、「梅」が後ろの方に来ている点には要注意です!🧐

「梅」は部首である「木」に、「まい」となっています。

まい」にはつねに、という意味がありますが、これは髪飾りを付けて髪をう女性の象形からきているようです。女性は、つねに髪の手入れが必要ですもんね。(もちろん人によります。)

手入れをしている、つまり美しい。そこから、美しい木で「梅」を覚えてみましょう!

「桃」は「木」に「ちょう」という前触まえぶれを意味する漢字が並んでいます。

ちょう」は、カメの甲羅こうらにできた割れ目から成り立ったそうです。前触れをうらなうために、カメでも使っていたのでしょうか・・・。🧐

2つに割れる木の実として「桃」が成り立ったと言われています。

「桃」の語源にはいくつかの説があります。

実が赤いところから、「燃実もえみ」より転じた説。

多くの実がなることから、「もも」という説。

でも正直なところ、モモの読み方が思い出せない、なんていうことはなかなか無いですよね。

「桃」は「モモ」、それで良いんです。🍑

フクロウ

漢字の順番のせいで、ややこしくなっているね・・・!

梅桃の覚え方イメージ
よ~く見ると、モモのように割れ目がありますよね。

この言葉、どう使う?

  • 家族のために、梅桃ゆすらうめを取りに行っていたんだ。
  • 梅桃ゆすらうめの樹が、赤い実をつけている。
  • 梅桃ゆすらうめを食べさせてやったら、喜ぶだろうか・・・。

同じ読み方の熟語👀

  • 山桜桃ゆすらうめ・・・梅桃ゆすらうめと同じ。
ナヤミィ

一応、どこかしら似ている点のある物の漢字として使っているのかな…。

フクロウ

ちなみに、サクラを意味する漢字の「櫻」は、もともとユスラウメのことを意味していたんだ。

まとめ

梅桃ゆすらうめ」は、さくらんぼに似た赤い小さな実をつける、バラ科の果樹のことなんですね。

ユスラウメの果実はほぼ丸ですが、ちょっとした縦割れがあります。

梅の果実には片側に浅いみぞがあり、桃は縦割れがありますよね。

このように、梅と桃に似ている形の果実をつける木をイメージして覚えてみてはいかがでしょうか?

「ユスラウメ」自体の語源は2つ見つけましたが、覚えやすいのは木をゆすって果実を取っていた説になりそうです。

ただ、「梅」が「桃」の後ろの方に来ている点には注意が必要!🧐

「梅」は部首の「木」に、「まい」です。

まい」にはつねに、という意味がありますが、これは髪飾りを付けて髪をう女性の象形からとのこと。

人にもよりますが、女性は、つねにと言ってもいいほど髪の手入れをしますよね。

手入れをしているから美しい。そこから、美しい木をイメージして覚えてみても良さそうです。

「桃」は「木」に「ちょう」という、前触まえぶれを意味する漢字が並びます。

ちょう」は、カメの甲羅こうらにできた割れ目から成り立ったとのこと。うらないに、カメを使っていたのかも・・・。

2つに割れる木の実で成り立ったみたいですね。

「桃」の語源には、実が赤いところから「燃実もえみ」より転じた説や、多くの実がなることから「もも」という説があります。

ですが、モモの読み方が思い出せない・・・、ということはなかなか無いはず。

僕らの中では「桃」は「モモ」ですからね。🍑


こちらはいかがでしょうか?

樹はあまり大きくならないため、庭木におすすめです。

6月頃には実が楽しめます。

味は、酸味が少なく、サクランボに似ていますよ!😁

フクロウ
フクロウ

食べられるなら、育ててみるのもアリだよね。


二文字

Posted by 管理人