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「桃李」の意味と読み方とは?ヒントは「桃と・・・」

2024年10月8日

ナヤミィ

桃李って、なんと読むのかな??

フクロウ

「桃李」はね、「とうり」と読むんだよ。

桃李とうりの意味

 桃とすもも。また、桃の花とすももの花。

 《唐の劉禹錫 (りゅううしゃく) の「満城の桃李春官 (しゅんかん) に属 (しょく) す」の詩句から》試験官が採用した門下生。自分がとりたてた人材。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

桃李とうりはここに注意

」も、じつは果物くだものなんです。

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

読み書き自体は、はあまり難しくないため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「桃李とうり」の意味は、ももとすもものことであり、他に、自分が採用した人材ということなんだね。

ナヤミィ

俳優の名前で知っていたけど、ちゃんと意味があったんだ・・・!

フクロウ

上にあげたもの以外にも、使われ方しだいで他の意味を持てるみたいだよ。


桃李とうり」の「とう」は他に「もも」とも読みますよね。意味は、

  • 木の名前。モモ。白桃はくとう」など

となっています。果物くだものである、モモのことですよね。

」は他に「すもも」とも読みます。意味は、

  • すもも。李下りか」など
  • おさめる。「行李こうり
  • 中国の唐代の詩人、李白りはく。「李杜りと」など

となっています。果物くだものである、すもものことなんですね。

単純に、ももすももをイメージして「桃李とうりと覚えておきましょう!

それに、試験官が採用した人ということは、きっと優秀な人なんでしょうね・・・!🧑‍🎓

他に、「桃李とうりものわざれども下自したおのずかみちす」という言葉から、徳の高い、みんなからしたわれる人という使い方もできます。

俳優の桃李とうりさんの名前の由来は、これと「桜梅桃李おうばいとうり」というものから来ているそうですよ。(下にも書いておきますね。)

とう」は部首である「木」に「ちょう」という、前触まえぶれを意味する漢字が並んでいます。

ちょう」は、カメの甲羅こうらにできた割れ目から成り立ったそうです。前触れをうらなうために、カメでも使っていたのでしょうか・・・。🧐

2つに割れる木の実として、「桃」が成り立ったと言われていますよ。

「桃」の語源には、いくつかの説があります。

実が赤いところから、「燃実もえみ」より転じた説。

多くの実がなることから、「もも」という説。

でも、モモの読み方が思い出せない、なんていうことはなかなか無いので大丈夫そうですよね。🍑

」は部首である「木」に、「子」となっています。

「子」を果実に見立てて、果実がたくさんなる「すもも」を意味して「が成り立ったそうですよ。

フクロウ

ももすももも美味しいからね・・・!

桃李の覚え方イメージ
美味しい物の周りには、人が集まります。

同じ読み方の熟語👀

  • 党利とうり・・・政党の利益のこと。
  • 統理とうり・・・統一しておさめること。

桃李とうり」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 桃李満門とうりまんもん・・・桃やスモモが門にちている意味で、優秀な人材が一門いちもんに集まること。
  • 桃李成蹊とうりせいけい・・・桃やスモモの木の下に、美味しさにかれて集まる人たちにより道ができるように、とくが高い人のまわりには自然と人が集まるということ。
  • 桃李門とうりもんつ・・・優秀な門下生が多くいるということ。
  • 桃李とうりものわざれども下自したおのずかみちす・・・桃やスモモは何も言わないが、花や実をしたって多くの人が集まるので、その下に自然と道ができることから、とくの高い人のもとには自然と人が集まることのたとえ。
  • 桜梅桃李おうばいとうり・・・桜、梅、桃、李のことで、それぞれの美しい花をかせるように、自分を他人と比べないようにということ。
ナヤミィ

ただの果物くだものかと思っていたけど、いろいろ使われているんだね・・・!

フクロウ

美味しさにひかかれて集まるように、優秀な人にひかかれるということなのかな。

まとめ

桃李とうり」は、ももすももであり、他に自分が採用した人材ということなんですね。

桃李とうりものわざれども下自したおのずかみちす」という言葉から、徳の高い、皆からしたわれる人という使い方もできるみたいです。

とう」は部首の「木」に「ちょう」という、前触まえぶれを意味する漢字になっていますね。

ちょう」は、カメの甲羅こうらにできた割れ目から成り立ったそうです。

うらなうために、カメを使っていたのかも。🐢

そこから、2つに割れる木の実として成り立ったと言われています。

「桃」の語源には、実が赤いから「燃実もえみ」より転じた説や、多くの実がなるから「もも」という説などがあります。🍑

とは言っても、モモは日常にある食べ物ですから、読み方が分からなくなることは無さそうですね。

」は部首の「木」に、「子」です。

「子」を果実として、果実がたくさんなる「すもも」を意味して成り立ったみたいですよ。

ももすもものような美味しい食べ物のように、良い物や人物には、人が自然と集まるんですね!

二文字

Posted by 管理人