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「朔望」の意味と読み方とは?ヒントは「月」

2024年5月20日

ナヤミィ

朔望って、なんと読むのかな??

フクロウ

「朔望」はね、「さくぼう」と読むんだよ。

朔望さくぼうの意味

《「朔」は1日、「望」は15日》陰暦の1日と15日。新月と満月。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

朔望さくぼうはここに注意

さく」はあまり書く機会が無いため、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

さく」の読み方が少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「朔望さくぼう」の意味は、新月と満月のことなんだね。

ナヤミィ

なんで、どちらも何日かが決まっているんだろう?

フクロウ

成り立ちなどを見ると、分かりやすいよ!


朔望さくぼう」の「さく」は他に「ついたち・きた」とも読みます。意味は、

  • ついたち。陰暦いんれきで、月の最初の日。朔日さくじつ」など
  • 北の方角。十二支の1番目がで、北であることから。「朔風さくふう」など
  • こよみ。「正朔せいさく

となっています。1日、それと北のことを意味している漢字なのですね。

ぼう」は他に「もう・のぞむ・もち・うらむ」とも読みます。意味は、

  • のぞむ。願う。「羨望せんぼう」など
  • 遠くを見る。「望楼ぼうろう」など
  • 人気。期待されること。「人望じんぼう」など
  • 満月。既望きぼう」など
  • うらむ。「怨望えんぼう

となっています。のぞむということは、手がすぐには届かない、遠くにある気がしませんか?✋

さく」は1日、「ぼう」は15日を意味しているようです。

満月の夜を「十五夜じゅうごや」とも言いますからね。

その日の月に名前を付けるように、陰暦いんれきの1日の新月の名前を「さく」、15日の満月の名前を「ぼう」と、友達のように呼ぶイメージで覚えておきましょう!

さく」は部首が「月」で、となりに「げき」となっています。

げき」にはさからうという意味があるのですが、ぎゃくということは元にもどるということでもありますよね。🔙

「月」はけた月となっているため、けた月が元に戻る、ということから1日を意味するようになったそうです。

ぼう」は部首が「月」で、他に「ぼう」と「王」になっています。

目を大きく見開き、背伸びをしている人が遠くをのぞむところから成り立ったと言われています。

大きく見開く目は、満月にも見えそうではありませんか?👀

見ている人は、王さまかも知れません。

背伸びをすれば、今より少しだけでも遠くを見れる・・・気もしますし、人気のある人の周りには人だかりができるので、背伸びをしないと見ることが難しいですよね。

フクロウ

どちらも、月に関する意味を持っていたんだね。

朔望の覚え方イメージ
これは満月、ということは・・・?

この言葉、どう使う?

  • 陰暦いんれき朔望さくぼうは、新月と満月の日のことを言っています。
  • 陰暦いんれき朔望さくぼうの日は、朝謁ちょうえつする礼があった。
  • 朔望さくぼうの1,2日後に起こる大潮おおしお朔望潮さくぼうちょうといいます。

同じ読み方の熟語👀

  • 策謀さくぼう・・・何かをたくらむこと。

朔望さくぼう」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 朔望月さくぼうげつ・・・新月から次の新月、または満月から次の満月までの平均時間のこと。
  • 朔望潮さくぼうちょう・・・大潮おおしおのことで、新月か満月の1,2日後に起こる。
ナヤミィ

特に「さく」は、月のために生まれた漢字にも思えてしまうね・・・!

フクロウ

けた月が元に戻る、という発想が面白いね!

まとめ

朔望さくぼう」は、新月と満月のことなんですね。

決まった日の月に名前を付けてあげるように、陰暦いんれき1日の新月の名前を「さく」、15日の満月の名前を「ぼう」と友達感覚で呼ぶイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?

さく」は部首が「月」で、となりに「げき」です。

げき」にはさからうという意味があります。ぎゃくは、元にもどることでもありますよね。🔙

「月」はけた月なので、けた月が元に戻ることから1日を意味するようになったそうですよ。

ぼう」は部首が「月」で、他に「ぼう」と「王」です。

目を見開き背伸びをする人が、遠くをのぞむところから成り立ったそうですよ。

大きく見開く目は、満月にも見えそうです・・・!👀

見ている人は、王さまかも。🫅

背伸びをしたら少しは遠くを見れる気もしますし、人気者の周りには人だかりができるので、背伸びをしないと見ることが難しいですからね。

王より人気がある人とは・・・。🧐

二文字

Posted by 管理人