「蜜柑」の意味と読み方とは?ヒントは「オレンジ色」
蜜柑って、なんと読むのかな??
「蜜柑」はね、「みかん」と読むんだよ。
蜜柑の意味
1 ミカン科ミカン属の常緑小高木。また、その実。暖地に産し、葉は長楕円形。初夏、白色の小さな5弁花をつけ、黄橙色の実を結ぶ。果樹として広く栽培され、ウンシュウミカン・キシュウミカンなど多くの品種がある。たちばな。こみかん。《季 冬 花=夏》「—の香染みたる指を洗はずに/誓子」
2 ミカン科の双子葉植物の総称。約2000種が温帯から亜熱帯に分布し、主に木本で、樹皮や葉に油腺をもつ。ミカン・キンカン・カラタチなどの属が含まれる。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
蜜柑はここに注意
「蜜」の読み方に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
意味自体はカンタンですが、漢字が少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「蜜柑」の意味は、果物のミカンのことなんだね。
なるほど、「蜜」をそのまま読んだらダメなんだ・・・。
けっこう昔に、みつかんからみかんへ発音が変わったみたいだよ。
「蜜柑」の「蜜」は他に「みつ・びつ」とも読みます。意味は、
- はちみつ。「餡蜜」など
- はちみつのように甘い。「蜜月」など
となっています。はちみつは、とても甘いですよね。
そのまま食べても、ヨーグルトなどにかけて食べても、ドリンクに混ぜても美味しくなります。
「柑」は他に「みかん・こうじ」とも読みます。意味は、
- みかん。こうじ。「蜜柑」など
となっています。冬にコタツに入って食べたくなる、あの食べ物ですよね。🍊
はちみつのように甘い、オレンジ色の果物をイメージして「蜜柑」と覚えておきましょう!
「蜜」は「宀」の下に「必」、その下に部首である「虫」となっています。
「宀」と「必」は閉じる意味を、部首の「虫」はそのまま虫を意味しているとのこと。
ここから、虫であるハチが巣に閉じ込めたみつを意味して「蜜」が成り立ったと言われていますよ。🐝
「柑」は部首である「木」に「甘」となっています。
「甘」は甘い、ですよね。
甘い実のなる木から、実「甘」をイメージして「柑」を覚えても面白そうです。
日本だと、ウンシュウミカンが一般的にみかんと言われているみたい。
この言葉、どう使う?
- 蜜柑を剥いてもらった。
- 僕は、蜜柑が大好物なんだ!
- コタツに入って、蜜柑でも食べよう。
同じ読み方の言葉👀
- 柑・・・みかん。こうじ。
- 未刊・・・本がまだ刊行されていないこと。
- 未完・・・まだできあがっていないこと。
- 味官・・・味覚をつかさどる器官のこと。
「蜜柑」の熟語・ことわざ・慣用句
- 蜜柑色・・・ミカンのような色。
- 蜜柑籠・・・ミカンを盛る籠のこと。また、この籠が多く用いられたことから、捨て子。
- 蜜柑酒・・・ミカンの果汁を発酵させて造られたお酒。また、ミカンの実を焼酎に漬けたお酒。
- 蜜柑状果・・・ミカンやオレンジなど。
甘いとは言っても、食べて見たらすっぱいこともあった気が・・・。
揉んで刺激を与えてあげたり、40度のお湯で15分前後温めてあげると甘く感じやすくなるみたいだよ。
まとめ
「蜜柑」は、果物のミカンのことなんですね。
ハチが集めてくるはちみつのように甘い、オレンジ色の果物をイメージして覚えておきましょう!
「蜜」は「宀」と「必」、その下に部首の「虫」です。
「宀」と「必」は閉じる意味を持ち、そこから虫のハチが巣に閉じ込めたミツを意味して成り立ったそうです。🐝
「柑」は部首の「木」に「甘」で、「甘」は甘いですよね。
甘い実のなる木として、実「甘」をイメージして覚えても良いのではないでしょうか。🍊
こちらはいかがでしょうか?
食べる蜜柑はスーパーなどでもよく売っていますからね、ここではジュースをご紹介します。
こちらのジュース、使われているのはみかんであり、オレンジではありません。
そのためオレンジよりは苦みが少なく、より甘味のあるジュースとなっています!🍊
オレンジジュースなら、なっちゃんとかがあるけどね。