「蛾眉」の意味と読み方とは?ヒントは「美しいまゆ」
蛾眉って、なんと読むのかな??
「蛾眉」はね、「がび」と読むんだよ。
蛾眉の意味
蛾の触角のように細く弧を描いた美しいまゆ。転じて、美人。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
蛾眉はここに注意
じつは「蛾」は、虫以外にも意味があるんです。
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが、少しだけ難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「蛾眉」の意味は、蛾の触覚みたいな細い弧を描いた形の美しい眉が転じて、美人のことなんだね。
眉の形がととのった人は確かに綺麗だけど、どうしても虫を連想しちゃうなぁ・・・。
覚えやすくするためだからね、仕方ないよ。
「蛾眉」の「蛾」は他に「ぎ・まゆげ・あり」とも読みます。意味は、
- 虫の蛾のこと。鱗翅類の昆虫のうち、チョウ以外の総称。「毒蛾」など
- まゆげ。「蛾翠」など
となっています。まゆげの意味も持っていることが分かりました。🧐
「眉」は他に「み・まゆ・ふち・眉り」とも読みます。意味は、
- まゆ。まゆげ。「焦眉」など
- へり。ふち。
- としより。「眉寿」
となっています。僕たちの目の上にありますよね。
蛾の触角のように細い弧を描いた、美しい形の眉を持つ美人さんをイメージして「蛾眉」と覚えておきましょう。
蛾と言われるとあまり美しく見えない方も多いと思われますが、絹の生産のための蚕もカイコガという種類の蛾なので、蚕の触覚・・・と言った方が美人なイメージができそうです。
「蚕 かわいい」
で検索される方もいますからね。
モフモフなので、確かにかわいいと感じる方も多そうです。
「蛾」は部首である「虫」と、「我」になっています。ただ、「我」には「が」の読み方だけで、他に蛾の見た目などに由来するわけではないとされているようです。
そのため、イメージで覚えるなら我の強い虫、ということになりますね。
日本だと室町時代ころから見られる名前で、それより昔は「ひむし」「ひひる」などと呼ばれていたそうです。🧐
「眉」の部首は、「目」となっていますよ。
目の上に毛がある象形から、眉を意味してこの漢字が成り立ちました。
眉を自分で描いている人もいるから、どんな眉が綺麗に見えるのか・・・。
知っている人は多いんだろうね。
この言葉、どう使う?
- 蛾眉の下のひとみから、強い意志が伝わってくる。
- 蛾眉の姉の顔を、見てみたいものだね。
- 蛾眉って言われるの、じつはちょっとイヤなんだよね。
「蛾眉」の類語
美しい人、という意味の言葉が似ていますね。
- 佳人・・・美しい女性のこと。
- 麗人・・・美人のこと。
- 別嬪・・・美しい女性。
同じ読み方の熟語👀
- 画眉・・・まゆ墨という、化粧品でまゆをかくこと。
- 娥眉・・・蛾眉と同じ。
「蛾眉」の熟語・ことわざ・慣用句
- 宛転蛾眉・・・三日月のように美しく、蛾の触覚のように細く長い眉から、美人をあらわす。
あくまでも形から来ている、ということなら覚えておけそうかな。
「蛾」はキライな人も多いからね。虫のとなりに我を書くだけだから、覚えやすくはあるよ!
まとめ
「蛾眉」は、蛾の触覚のような細い弧を描いた形の美しい眉が転じて、美人のことなんですね。
蛾なので美しく見えないという方も多そうですが、絹の生産のための蚕もカイコガという種類の蛾のため、蚕の触覚の方が美人なイメージができそうですよね。
下のように、
蚕 かわいい
で検索される方もいるくらい、モフモフでかわいい!と感じる方も多いようなので。
「蛾」は部首の「虫」と、「我」です。
ただ、「我」は「が」の読み方だけで、他に蛾の見た目などに由来する訳ではないみたいですね。
イメージで覚えるのであれば、我の強い虫、ということになります。
虫のとなりに我を書くだけなので、そこまで難しくはありませんよね。
日本では室町時代あたりから見られる名前で、それより以前は「ひむし」「ひひる」などと呼ばれていたみたいですよ。🧐
「眉」の部首は、「目」となっています。
目の上に毛がある象形で、眉を意味して成り立ちました。
こちらはいかがでしょうか?
美しい眉を描くためには、このようなアイブロウを使いますよね。
今よりも美しい眉をめざして、描いてみましょう!
眉の形を気にしている人は、みんな持っているよね。